校長室より

校長室より

【校長室よりNo.83】音楽の力:校内に響くハーモニーの意味するもの

いよいよ明日が「ひがしの祭」です。運動会を終えて、十分な準備期間がない中での学校祭・合唱コンクールですが、生徒たちと担任・担当が一つになり、少ない時間を有効に使いながら練習・準備を進めてきました。今朝は、本番前日の合唱練習で、あちらこちらから素敵な歌声が聞こえてきました。明日は、各家庭1名に限定させていただいた上での公開となりますが、十分な感染予防をした上での御来校をお待ちしております。生徒たちは、心を一つにした素敵な唄を歌い上げてくれると信じています。

【校長室よりNo.82】生徒による主体的な学び(ICTの活用)

全ての先生方の授業を参観し、指導方法等について先生方と、生徒にとってよりよい授業になるよう話し合いを重ねています。授業参観のポイントは、「生徒が次の授業が楽しみになるような、ドラマティックな授業」を合い言葉に話し合いを進めています。下の写真は、3年生の社会科の授業ですが、生徒たちはタブレットをスムーズに使いこなし、調べたことをもとに、自分の考えをまとめ、友達と共有したり議論したりしていました。効果的なICTの活用が、生徒たちの主体的な学びをより促進させる授業を、試行錯誤しながら全教科で進めています。

【校長室よりNo.81】一心不乱(東日本吹奏楽コンクール)

10月9日に北海道・札幌において、東日本吹奏楽コンクールが開催されました。各都道府県そして各地域の代表として出場した各学校の演奏は、それぞれが特徴があり、聴く人を魅了する演奏ばかりでした。その中でも、真岡東中の演奏は、会場が凍り付いたかのような緊張感のある演奏でした。会場で生徒たちの必死に演奏する姿を見届けようと、札幌まで行ったのですが、演奏が始まるやいなや、涙が溢れてきて、生徒一人ひとりの顔をまともに見ることができませんでした。しかし、耳は研ぎ澄まし、「一心不乱」に演奏する音を堪能してきました。感性や価値観が異なる20名は、「一心不乱」を合い言葉に、限られた時間の中で練習に励んできました。そして、全員で獲得した金賞。これまでの努力に心から敬意を表します。

 

【校長室よりNo.80】寄り添った指導

本日より2学期の中間テストが始まりました。本来は、生徒下校後に職員会議を予定しておりましたが、職員会議の開始時刻を遅らせて、「質問タイム」と称して、生徒からの質問を各教科の教職員が受ける設定を実施しました。残って質問をする生徒は決して多くはありませんでしたが、少人数で寄り添った指導を受けていました。この取り組みが、恒例化し、より多くの生徒が質問のために残り、教師が大忙しになる日が来ることを楽しみにしています。

【校長室よりNo.79】幸せな時間・空間

台風一過の晴天に恵まれ、二度延期した運動会を無事に終えることができました。昨日の台風の影響で、前日の準備がほとんどできない状態で、当日の朝を迎えました。しかし、「東中パパさん学校応援隊」の方々に準備のお手伝いをお願いしたところ、多くのお父さん方が朝早くから御来校くださり、会場設営等の準備を手伝って下さいました。開会式で、「生徒も、保護者も、教師も幸せだったといえる有意義な運動会にしましょう。」と話しましたが、まさに「幸せな時間・空間」でした。終了後も多くの保護者の方々がテントの片付けを手伝って下さり、あっという間に終えることができました。「地域とともにある東中」を確信した令和3年度の秋季運動会でした。

【校長室よりNo.78】東日本吹奏楽コンクールに向けて

本日の朝刊にも記事として取り上げられておりますが、本校の吹奏楽部が、過日の東関東吹奏楽コンクールで見事金賞に輝き、10月9日に北海道・札幌で実施される東日本吹奏楽コンクールに出場することになりました。それを受け、昨日は真岡市長さんから、激励金と激励のお言葉をいただきました。全国1を目指す本校吹奏楽部の音楽は、聴く人全ての心を感動させてくれる素晴らしいものです。

【校長室よりNo.77】運動会に向けて

いよいよ今週の土曜日が運動会となります。度重なる延期で、生徒たちも戸惑い、保護者の皆様にもご迷惑をおかけしたことと思います。しかし、生徒たちは本当に少ない練習時間ですが、「主体的」に話し合って、クラスの勝利を目指して一生懸命取り組んでおります。緊急事態宣言が解除されれば、予定通り、保護者2名の参観を認めさせていただき、生徒たちが頑張る様子をご覧いただきたいと思っております。十分な感染予防策を講じた上での参観にご協力ください。

【校長室よりNo.76】見方を変えれば(リフレーミング)

写真は、昇降口付近の廊下に掲示してある、「リフレーミング・カード」です。カードには、一般的に短所と捉えがちな言葉が書かれておりますが、裏返すと、その短所とも捉えがちな言葉を長所に変えたものが書かれています。リフレーミングとは、物事を見る枠組みを変えることを意味します。要するに、短所とも捉えがちな人の行動や性格も、見る角度を変えれば長所とも捉えることができ、「互いを認め合う社会」に向かうことができるのだろうと思います。廊下を通る生徒たちは、時折、リフレーミングカードを裏返し、自分自身の中にある枠組みを確認しているようです。

【校長室よりNo.75】配慮と感謝

本日から、全員登校が始まりました。久しぶりに友達に会うことができた生徒たちは、とても素敵な笑顔で再会を喜んでいました。そして、久しぶりのフルメニューでの給食でしたが、感染予防に配慮し、全員が前を向いての「黙食」を確実に実施してくれていました。そんな中でも、数人の生徒に話を聞くと、「やっぱり、学校の給食はおいしいです。」「改めて、いろいろなものが食べられることに感謝しなけれなりません。」と話してくれました。

【校長室よりNo.74】登下校の安全確保

全国的に、小中学生の登下校中の事故が後を絶ちません。真岡東中では、交通安全担当を中心に、生徒から登下校路の危険箇所を調査し、その危険箇所を説明するを各学年の廊下に掲示しております。かけがえのないたった一つの命を守るためにも、ご家庭でも登下校路の安全について、話題にしていただければと思います。(御来校の際には、掲示をご覧いただき、危険箇所をご確認ください。)

【校長室よりNo.73】秩序ある生徒の行動に感謝です

分散登校が始まって7日目。感染への配慮が求められる中での授業ですが、教師の配慮はもちろんのこと、生徒たちも主体的に感染予防に配慮した学校生活を送ってくれております。現在の感染拡大を抑えることはもちろんのことですが、生徒たちには、今の経験を生かして、自分の力で自分の健康を守る資質が求められます。そういった意味からも、主体的に秩序ある行動をとっている生徒たちは、生涯役立つ資質を身につけたのだろうと思います。(部活動もなく、運動不足気味の生徒たちですが、体育の授業ではソーシャルディスタンスをとって、体力向上をはかっています。)

 

【校長室よりNo.72】細心の感染予防の中で

9月2日は、分散登校二日目でした。雨降る中の登校でしたが、生徒たちは元気に登校してくれました。昇降口では、各学年主任が朝の挨拶をしながら、全ての生徒の手指消毒を行い、サーマルカメラで体温チェックを行っています。授業も、互い違いに座席をとり、ソーシャルディスタンスを保持して進めております。細心の感染予防の中で実施されている分散登校ですが、何よりも生徒たちが主体的に感染を予防する行動をとってくれていることに感謝します。

【校長室よりNo.71】生徒の笑顔がこだまする(分散登校初日)

42日間にわたる夏休みを終え、本日から第二学期が始まりました。残念ながら分散登校という形で、全生徒がそろうことはありませんでしたが、生徒の笑顔がこだまする学校は、私たち教職員の心をわくわくさせてくれました。

(授業も給食も、感染への配慮がされた中で行われました。)

【校長室よりNo.70】地域とともに・・・

7/19は、全校美化(いわゆる大掃除)が実施されました。それに際して、保護者の方々に清掃指導・助言をお願いしたところ、祖父母の方を含め7名の方が御来校くださり、生徒に指導をしながら、一緒に清掃活動をしてくださいました。生徒たちは保護者の方々から清掃のご指導をいただくことは初めてなので、戸惑っておりましたが、素直に助言を受けて一生懸命に取り組んでおりました。地域と一体となった取り組みが徐々に浸透し、温かい空気が漂う真岡東中でした。

【校長室より N69】命を守る術

7/12から体育科で水泳の授業が始まりました。初日の生徒の泳力状況を確認すると、25mを泳ぎ切れない生徒が多数いることが判明。急遽、校長が個別指導に当たることにしました。早く泳げなくとも、水泳は自分の命を守る術でもあります。生まれて初めて自分の力で25mを泳ぎ切った生徒と、喜びを分かち合いました。

【校長室より N68】郡市総体を終えて

本日で、4日間にわたる郡市総体が終了となります。3年生にとっては、最後の大会となったわけですが、それぞれの部が、2年半にわたる練習の成果を発揮すべく、必死に競技に取り組んでくれました。4日間かけて全ての部の応援に回りましたが、友達と励まし合いながら競技する微笑ましい姿を見ては顔がほころび、敗北して涙を流す姿を見ては、もらい泣きし。東中生徒の頑張る姿、温かい姿を間近で見ることができ、幸せな4日間となりました。

 

【校長室より No.67】古に学ぶ

修学旅行で会津からアップしております。白虎隊を育てた日新館の入り口に【什の教え】があります。時代にそぐわないと思われる内容もありますが、日本古来の厳格な教えから学ぶことも多いと感じました。

【校長室より No.66】丁寧に育てれば・・・

本校では、勤労体験・緑化活動のために、野菜や花の苗を種から育てています。ここ数日、清掃の時間に生徒数人にお手伝いをいただき、マリーゴールドとサルビアの苗を植え替えしました。生徒たちは、それはそれは丁寧に植え替えをしてくれ、そのおかげで、種から育てたとは思えないほど、元気に育っています。作業をしながら、生徒たちとの雑談の中で、「こんなに丁寧に仕事をしてくれる生徒とはめったに出会えないよ。」「花も人間も、丁寧に育てると元気に育つんだよね。」と談笑しました。なんとも、温かい時間でした。

【校長室より No.65】新しい学力

本日は、1年生が真岡市総合学力調査、2年生がとちぎっ子学習状況調査、3年生が全国学力・学習状況調査が実施されました。どの学年の生徒も、真剣にテストに臨んでおりました。これらの調査は、生徒たちの学習状況や習熟度、さらには思考力や表現力など、総合的な学力を調査するものです。ただ単に、暗記をしていたり、計算ができたりするだけでは対応できない問題も多々あります。これからは、「何を知っているか・何ができるか」「知っていることをどう使うか」「どのように社会や世界と関わり、よりよい人生を送るか」といった視点での、総合的な学力が求められます。高校入試や大学入試なども、出題形式が変わることが予想されます。本校でも、そういった「新しい学力」に視点を当てた取り組みを、各教科ごとに取り組んでおります。

【校長室より No.64】いじめの撲滅に向けて

本日、生徒会の生活安全委員会の主催による、「いじめ防止サミット」が開催されました。冒頭に、生活安全委員長よりいじめが起こる構造や、いじめが法的に許されない理由などを説明しました。その後、各学級の代表が、各クラスで話し合って決めたいじめをなくすための具体的な方法などを発表しました。どのクラスの発表内容も素晴らしく、いじめ撲滅に向けて真剣に考え、話し合ったことが伺えました。このあと、本日のサミットを受け、各クラスでいじめ撲滅のためのスローガンを決めることとなります。先日の保護者会でもお話しましたように、東中は本気でいじめ撲滅に向けた取り組みを行います。