校長室より

強い気持ちとチームワーク(校長室より No.9)

本日、6月1日(木)に選手壮行会を行いました。
運動部の3年生にとって夏の総体は、勝てば県・関東・全国へとつながる重要な大会であると同時に、負ければ引退という厳しい大会でもあります。
そんな厳しい大会に挑む3年生に、以下の2つを話しました。


1つ目は、試合に臨む心とき構え。
試合において最後に勝敗を分けるのは、技術でも戦術でもなく「強い気持ち」である。
相当の実力差がある場合を除き、10回試合をして1回でも勝てる相手であれば、本番の気持ち次第で互角の勝負に持ち込むことができる。
今まで一切手を抜くことなく練習に励み、努力を重ねてきたことと思う。
大会本番では、努力した自分を信じて「強い気持ち」で試合に臨み、気持ちで相手を上回り、持てる力を存分に発揮してほしい。

2つ目は、仲間との絆、「チームワーク」。
自分がこれと決めた部活動で頑張った3年間。
ときには練習がきつくて、くじけそうになることもあったはず。
そんなときに、一緒に頑張ろうと励ましてくれた仲間。
自分のミスで試合に負けて、落ち込んだときもあったかもしれない。
そんなときに、寄り添い元気付けてくれた仲間。
そんな、大切な仲間との絆、「チームワーク」を信じて試合に臨んでほしい。
試合中の厳しい場面ほど、「チームワーク」が力を発揮する。


「強い気持ち」と「チームワーク」、この2つで夏の総体に挑み、最後まで諦めることなく戦い抜いてください。
本校には、「心意気」というすばらしい言葉があります。
本気の思いは、必ず叶います。
「やってやるぞ」という強い気持ち「心意気」の下、県大会出場、関東大会出場などの目標を達成し、苦楽をともにした仲間と一日でも長く一緒にプレーできるように頑張りましょう。
皆さんの活躍を信じ、応援しています。
文化部の生徒の皆さんや校外のクラブで活動している生徒も、それぞれの目標に向けて頑張ってください。
最後に、色紙には「強い気持ち」が大切ということで、「闘志」と書かせていただきました。
皆さんの健闘を期待しています。