校長室より

2021年12月の記事一覧

【校長室よりNo.94】校舎を照らす夕日が語ること

本日、無事に令和3年度の二学期を終了しましました。これまでの校長室よりでお知らせしましたとおり、東中の生徒たちは、本当によく頑張ってくれました。友達に温かく接してくれました。学校としては、2021年の終わりを迎える今日、生徒たちが帰った後の学校は、素敵な夕日に照らされていました。まるで、生徒たちの人としての温かさを感じさせてくれる、透き通った空気の中の夕日でした。

 

【校長室よりNo.93】スウィートポテトの意味

昨日と本日に分けて、生徒全員に手作りのスウィートポテトを配布しました。このスウィートポテトの材料となるサツマイモは、学校で借りている畑で育てたものです。本日の終業式でも、生徒に話したように、この2学期。三大行事と言われる行事を通して、生徒たちは各クラスの団結や一生懸命に取り組むことの素晴らしさ、そして何よりも人としての温かさを表現してくれました。このスウィートポテトは、そういったことを表現してくれた生徒たちへの感謝の気持ちです。素人が作ったお菓子ですが、生徒たちは美味しいといって、食べてくれました。

 

【校長室より No.92】雪の滋賀県

明日開催される全国中学校駅伝競走大会の会場である、滋賀県の希望ヶ丘運動公園に応援に来ました。前日の練習を終えた生徒たちは、いつもの明るさで出迎えてくれました。明日の健闘を祈るばかりです。

【校長室よりNo.91】栃木県の期待を背負って

今週の日曜日(12/19)に控えた全国中学校駅伝競走大会。真岡東中女子チームの8名は、明日の朝、滋賀県に出発します。昨日、学校からの壮行会を実施しました。そして、下の写真は、一昨年栃木県代表として出場した大田原中学校からの千羽鶴と、県大会で準優勝した真岡中学校駅伝部からの千羽鶴です。栃木県の期待を背負っていることを物語る千羽鶴。真岡東中学校駅伝部の名を、全国に轟かせてくれることを祈っています。

【校長室よりNo.90】ハンセン病の歴史から学ぶ

12月3日の6校時に、「人権特別講座」として、校長が県教委勤務時、人権教育を担当しており、その際に訪問した岡山県にあるハンセン病の療養施設における体験談を話しました。zoomによる講話でしたが、生徒たちはテレビ画面を食い入るように見るとともに、多くのことを感じてくれたようです。講話の最後に、ハンセン病の悲惨な歴史から、「違いを認める力」「真実を見極める力」「人をいとおしむ力」を身につけてくださいとお願いしました。

【生徒の感想より(抜粋)】                                         *今日学んだハンセン病だけでなく、現在流行している新型コロナウイルスにも同じことが言えると感じ、とても身近に感じました。東中でクラスメイトが、いつ感染してしまうかわからないこのご時世です。もし、友達が感染してしまったら優しく迎えてあげられるような学校でありたいと思いました。

*学校生活の中で、多くのうわさや情報を聞くことがあります。でもそれは事実ではなかったことも多くあります。友達が言っているから、100%真実であると思ってしまいがちですが、その陰でうわさをされている人はどんな気持ちになるのか、その情報が本当なのか、このような話をしていていいのか、など友達に惑わされることなく、自分の意思を持って生活していくことが大切だと思いました。

【校長室よりNo.89】全校体制での学習支援

東中の三大行事も終え、生徒一人一人に寄り添った学習支援に力を入れております。本日の昼休みも、1年生から3年生までの生徒が、数学の勉強をしました。習熟度に合わせた問題を用意し、それぞれが自分に合ったプリントを選んで解いています。校長を含めた数学の教員も集結し、個別の質問に答えています。文武両道、いろいろなことに全力で取り組める生徒の育成を目指し、昼休みの学習支援に取り組んでいます。

【校長室よりNo.88】いとおしさ

先日、東中恒例の駅伝フェスティバルを実施しました。晴天に恵まれ、生徒たちは辛い長距離でありながらも、学級のためにと必死の走りを見せてくれました。また、多くの保護者の方々のご協力とご支援をいただき、盛大に実施できたことに心から感謝するばかりです。駅伝の最中は、級友に心からの声援を送る姿、疲れていながらも伴走する姿が見られ、生徒たちの温かさを実感することができました。校長である私も、走る辛さを生徒とともに味わうべく、約15kmを一緒に走りました。生徒たちや保護者の皆様からの温かい声援を受け、辛いどころか、夢見心地の1時間でした。そして、ゴールは、ちょうど三年生と同時になりましたが、ゴール直前でその3年生が手を差し伸べてくれ、手をつないでのゴールとなりました。生徒たちの中からは、「なんて素敵な学校なんだろう。」という声があがりました。改めて生徒たちを「いとおしい」と感じたフェスティバルとなりました。