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「たいへん深い部分月食」

本日、11月19日(金)の宵のうち、部分月食を見ることができました。
最も大きく欠ける18時03分頃は雲がかかっていましたが、少し経つとほぼ雲がとれて、きれいな部分月食を見ることができました。

今回は月の直径の97.8%まで地球の影が入り込んでおり、皆既月食に非常に近い状況になりました。
このような場合は、「たいへん深い部分月食」と呼ぶそうです。
なお、月食の仕組みについては、5月25日投稿分をご覧ください。

ちなみに、皆既月食の場合は「赤銅色(しゃくどういろ)の月」を見ることができますが、通常、部分月食の場合は地球の影になったところは暗いだけではっきりしないことが多く、赤銅色には見えません。
しかし、今回はほぼ地球の影に隠れたため、「赤銅色の月」を見ることができました。

5月26日の皆既月食が、雲に隠れて見えなかったため、今回の「赤銅色の月」には感動しました。
一応西中の駐車場から写真を撮りましたが、明暗差が大きく難しかったですね。
生徒の皆さんは見えましたか?