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3.11 東日本大震災を忘れない

2011年3月11日(金)14時46分、東日本大震災が起きました。
12年が過ぎましたが、改めて震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

この未曾有の震災を経験した私たちは、亡くなられた方々を悼みつつ、防災について改めて考える必要があります。
日本は、3つのプレートの境目に位置しているため、ある程度の周期で巨大地震が発生します。
次に、発生が予想されている巨大地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域とする「南海トラフ地震」です。
静岡県から宮崎県にかけての一部では、震度7の強い揺れが想定され、また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える巨大津波の襲来が想定されています。
東日本大震災を超える規模の、過去に経験のない災害となる可能性があります。
そのため、巨大地震の前兆をつかもうと研究が続けられていますが、地震予知は困難を極め、現状では向こう何十年の間の確率でしか示すことはできません。

そのような状況で、私たちにできることは、東日本大震災の教訓を生かし、「想定外」という言葉を使わずに済むように、最悪の事態を想定して災害に供えることです。
巨大地震発生時に身を守るための行動をどのように取ればよいのか、巨大津波が襲来したらどこに避難すればよいのか、ライフライン復旧までに必要な生活物資は備蓄されているのかなど、しっかりと考えておく必要があります。

東日本大震災から12年、「3.11」を決して風化させることなく、本校では命を守るための防災教育の充実を図って参ります。