登高の学び舎

校長室から

12月学校だより

 

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           誰かのことじゃない
「『誰か』のことじゃない」これは、法務省の人権擁護機関が定めた人権啓発標語です。今回は、この標語にちなんで、「『誰か』のことじゃない」としたい最近の本校の取組を3つ紹介します。

その1 人権教育 (人権週間)

世の中には、いじめやインターネット上での嫌がらせ、感染症や障がいまたは性別を理由とした偏見や差別など、様々な人権問題があります。これらの問題を解決するには、一人一人が様々な人権問題を他人ごとではなく、自分の問題として捉え、互いの人権を尊重することの大切さについて、改めて見つめ考えることが大切です。

本校では、12月2日(月)~6日(金)を校内人権週間とし、人権集会・人権作文の読み聞かせ・親切の花の作成・人権に関する標語の募集に取り組みました。また、人権に関する本の展示・貸出しを行いました。日々の生活の中で、ともすれば見過ごしがちな出来事を人権という視点で見つめ直す機会とし、「今のは、変ではないか、おかしい」と気付ける『人権感覚』を磨き、自分は差別しないと自分を指導できる力、『人権意識 』の向上に努めているところです。なお、親切の花は昇降口ホールの壁面に掲示してありますので、御来校の際にはぜひ御覧ください。これからも、一人一人の違いや良さを認め、お互いを大切に思いやる児童を育ててまいりたいです。

 その2 健康教育 (健康教室)

12月4日(水)学校医・薬剤師の皆様による健康教室を学年ごとに行いました。子供たちは話をよく聞き、健康に関する知識を深めていました。朝会でも心身の健康には、「よく食べ よく寝て よく遊ぶ」そんな暮らしのリズムが大切であることを話しましたが、伸び盛りの今だからこそ、子供たちには、まずは自分自身で自分の体を大切にし、健康の保持増進に心掛けてほしいです。

その3 安全教育 (不審者対応避難訓練・防犯教室)

12月17日(火)真岡警察署のスクールサポータや駅前交番の所長様をお招きし、不審者が校内に侵入したことを想定した避難訓練と防犯教室を実施しました。

訓練では、子供たちは避難するときの合い言葉「もおかし」を守って行動することができました。日暮れの早い時期です。防犯の合い言葉「いかのおすし」を忘れずに、「自分の命は自分で守る」ことに努めてほしいです。

子供たちには、以上3つのことを「誰かのこと」や「誰かがしてくれること」ではなく「自分のこと」「自分が行うこと」という意識を強くもって、生活してほしいです。と同時に、子供たちが安全・安心で健康な生活を送るためには、学校と家庭が連携して取り組むことが大切です。引き続き、学校教育に対しまして、御協力・御支援をよろしくお願いいたします。

今年も大変お世話になりました。 よいお年をお迎えください。

 

 

11月学校だより

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日々是好日 (にちにちこれこうじつ)

11月1日(いい姿勢の日)、11月3日(いいお産の日)、11月4日(いいよの日)、と11月は語呂合わせがよいので、いい○○の日が多いです。11月8日や23日にいたっては、一日にいくつものいい○○の日があげられるほどです。

「日々是好日」という言葉がありますが、まさに11月を言うにふさわしい言葉です。

この言葉は、禅の問答集『碧巌録(へきがんろく)』に登場します。今日一日を精一杯生きていれば、それだけで毎日がかけがえのない、素晴らしい好日であるという意味で、一日一日を大切に生きる心構えをいうそうですが、これに加えて、「毎日をありがたく生きていく」と言う感謝の意味で用いられることもあるそうです。

この一行に遭いにきた    2024全国読書週間標語

「きょうも かなりさいこう!」
読書の秋。本校では、校内読書週間を10月28日(月)~11月7日(木)とし、読書に親しみ、読書の楽しさを味わうことができるよう、本を借りた数を競う紅白対抗本読み合戦や図書集会など様々なイベントを実施いたしました。

7日に行われた図書集会では、多読賞の表彰の他に、読み聞かせボランティアの皆様による劇「ねこのピート」が披露され、子供たちは舞台に釘付けとなっていました。

劇では、どんな状況になっても「きょうも、かなりさいこう!」と言うねこのピートの言葉が歌となり、繰り返し流れてきます。リズムある楽しい歌につられ、子供たちも途中から一緒に歌って、劇は大変盛り上がりました。今日という日は一日限り、今という時間は一度きりです。それならば、ピートのように前向きに楽しく過ごそう!と元気をもらえるお話でした。やはり日々是好日ですね。

読み聞かせボランティアの皆様、楽しい時間をありがとうございました。

 

150年の歴史を引き継いで 熱くなれ 真小魂 !
今年の運動会も、天候により2日遅れとなりましたが、子供たちは運動会への思いを切らすことなく、練習の成果を発揮し、最後まで一生懸命に頑張ることができました。150周年の記念の年ということで、種目にも工夫を凝らし、節目の年にふさわしい運動会になったのではないかと思います。

運動会開催に当たりまして、改めて保護者の皆様の御理解・御協力に深く感謝申し上げます。また、多くの御家族の皆様に御来場いただき、子供たちのために最後まで温かな御声援ありがとうございました。

 

10月の学校だより

 10月7日(月)学校評議員さんを来賓に迎え、真岡小学校創立150周年記念式典を実施いたしました。式典は、2部構成で、第1部は、企画委員の児童が中心となって、新しくなった校旗の披露、「真岡小歴代思い出ランキング」の発表を行いました。思い出につきましては、アンケートをもとに、当時の写真とともに年代別の思い出を発表することができました。多くの方々のアンケートへの御協力、ありがとうございました。

【年代別思い出第1位】

80代 学校行事

入学式、卒業式、成人式、集合写真のバックにはすべて久保講堂が写っている。戦争中で、給食はジャガイモやサツマイモばかりだった。

 

70代 同級生の人数

1クラス50人、8クラス。外遊びは、はだしだった。

60代 学校生活

冬になると校舎の裏にスケート場が出来上がった。

50代 クラス数の減少

真岡西小、真岡東小ができ、クラスの数が減少した。といっても、5クラスはあった。

40代 遊び

相撲の土俵や1年専用の三角庭といった校庭があった。遊具に回旋塔があった。

 

 

30代 自然教室

レクリエーションをしたり井頭公園までスタンプラリーをしたりして、友達と楽しい思い出をつくった。

※18歳~30歳未満 学校行事 (紙面の都合上割愛)高校生 友達との思い出

コロナ禍での分散登校。通常登校に戻った時はすごくうれしくて、友達や先生と遊べたことが心に残っている。修学旅行は長野だった。

式典では、代表児童より「新しい校旗とともに『登高』の精神を未来につないでいきましょう」という言葉が全校生に投げかけられました。頼もしい限りです。今後も、子供たちとともに、歴史と伝統のある真岡小学校を更に発展させていきたいと思います。

最後になりましたが、記念事業への協賛金の御協力に厚く感謝申し上げます。

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