校長室ブログ

第1学期終業式

第1学期終業式にあたり、「食」・「治」・「読」について、話しました。その要旨を紹介します。

 

 1学期終業式を迎え、3名の発表を聴いて改めて日常の授業、各種大会、修学旅行、行事等を思い出した。1学期の自分をよく見つめ、振り返り、今後の抱負をよくまとめた素晴らしい発表。先生方も君たちの力を引き出すために、毎日、一生懸命に指導してきた。私も松田永遠さんの全中出場をはじめ、君たちの活躍のお陰で学校という原点を振り返ることができた。夏休みしてほしいことは、「食」「治」「読」の3つ。
①食=食べる・食生活…全ての人が毎日すること。食生活を見直す=正しい食生活は自分の性格を改善すること・自分の性格を見直すことに繋がる。遺伝や生活環境が性格を左右するが、食生活でも変わるという裏付けがある。例えば朝食取らずに昼食まで過ごすと体温が上がらず活動力低下+脳のエネルギーとなるブドウ糖・炭水化物が枯渇すれば頭が働かなくなる。精神的にもイライラして肉体的にも疲れやすくなる研究結果。こんな状態で笑顔で元気に部活や勉強するのは大変なこと。精神や性格に影響及ぼす。食生活は各臓器に支障をきたす。喜び過ぎ=心臓。怒りやすい=肝臓など。肝臓に良いしじみ・大豆・豆腐を食べる→性格も改善。「君は性格悪いね」ともし言われたら食生活改善で変わることが出来る。
②治=治す・治療…治すことは自分の力を十分に発揮しやすくすること!歯が痛いと何も手に付かないし、正しい食生活も見直しも出来ない。頭痛があると考えることも出来ない。夏休みは絶好のチャンス。病気やケガをしないようしっかり予防することも大切。楽しく有意義な夏休み、元気で心身ともに健康な状態で2学期を!
③読=読む・読書…良書を読んでほしい。乱読・精読なんでも良い。生活の中に読書を!自宅の本・学校の図書室・市立図書館、きっと君たちが興味関心ある本が置いてある。「良書は心の糧」と言われ心に栄養を与えてくれる。ぜひ良い本を読むと自分を見つめ直すことにもなり、生き方・進路を考えさせられる。戦争・平和・自然・環境など社会にも目を向ける機会になる。視野が広がり物事の見方が多面的になる。多面的=二等辺三角形・円…円錐。では中身は?材質は…物事は見方を変えると人によって違って見える。それがいい。だから読書。
 最後…夏休みは教室以外の場所で過ごす時間が増える=家族と一緒にいる時間・地域へ帰って行事に・部の大会・コンクールの時間を大切に!大会で全力尽くす=心意気を見せ、仲間を信じ、声を出し心を一つにして頑張れ!御輿も大会と重なるが地域の行事を一緒に頑張ろう!
 3年生は進路の実現に向けて勝負の夏。授業がない=家庭学習が勝負!担任の先生は君たち一人一人へアドバイスしている!それを生かす!1・2年生は部活動のリーダー。進んで活動し大きく飛躍することを期待。夏休みは気持ちと行動次第で更に大きく成長するとき。2学期、一段と逞しくなった君たちと会えることを楽しみにしているのでかけがえのない命を大切にして生活してほしいと心から願って式辞とします。