登高の学び舎

校長室から

6月の学校だより

真岡小「小鳥の森」にホトトギス!

 

 緑豊かな真岡小学校には、たくさんの鳥が訪れます。6月初旬には、戦国時代の有名な3人の武将の「鳴かぬなら~」の句に出てくる鳥、ホトトギスが、真岡小の南の林「小鳥の森」で、大きく響く声で鳴いていました。ホトトギスは、夏になると南の方からわたってくる夏鳥で、俳句の世界では夏の季語となっています。毎年、季節の初音として春のウグイス・夏のホトトギスと、その鳴き声を楽しみにしていますが、学校でも聞けるとは思ってもみなかったです。

 さて、ホトトギスは、「托卵」する鳥で、ウグイスの巣に卵を産み、ヒナを育ててもらいます。真岡小に生息しているウグイスも、自分よりも大きなヒナを一生懸命に育て ることになるかもと思うと、少々複雑な気持ちになりますが、真岡小は、自然豊かなすばらしい 環境にあることを改めて感じました。

 

魔 法 の 小 石

 6月10日の朝会では、ダイヤモンド社の「こころのチキンスープ2『魔法の小石』」という話を紹介しました。つまらないことと思いながらも、聖なる方(神様)の言うとおりに、小石を拾って集めておいたら、夜には小石が全てダイヤモンドに変わっていて、人々は喜び、一方で、もっと拾っておけばよかったと後悔したという話です。

 さて、小石やダイヤモンドは何を意味しているでしょう。そして、ダイヤモンドに変わるのはいつでしょう。

  苦手なことに取り組むのは誰しも気が進まないものです。子供たちにとっては、勉強でしょうか?中には、かけっこやドッジボールなど運動することという子もいるでしょう。でも、勉強すること・運動すること・本を読むこと・自然や人と触れ合うこと・規 則正しい生活をすることなど、伸び盛りの子供時代だからこそ、どれも大事なことば かりです。その意義を教え、やるべきことにしっかりと取り組ませたいです。

 6月10日は「時の記念日」でした。一日は誰にも平等に24時間です。

「今」という時間を大切に積み重ね、子供たちには、キラキラ輝く

ダイヤモンドを手にしてもらいたいです。