登高の学び舎

校長室から

10月の学校だより

運動会 大変お世話になりました

~ 限界突破 笑顔と元気で 勝利をつかめ ~

10月15日(水)の運動会では、早朝より多くの皆様に御来場いただきありがとうございました。明け方からの雨が上がり、おかげさまで予定通り実施することができました。運動会が終了し、子供たちが教室に戻った途端、また雨が降り出し、給食後の後片付けが心配されましたが、残ってくださった保護者の皆様の御協力によりほとんど終了することができました。皆様の御協力に心から感謝申し上げます。

運動会に向けて、団体種目やダンスの練習、係活動と子供たちは実によく頑張りました。何事そうですが、中には、運動会が苦手だなと感じる子もいたことでしょう。それでもその気持ちを抱えながらも目標に向かって頑張れたことは大きな自信につながったはずです。当日の子供たちの姿を見て、子供たちのもつ力のすばらしさを改めて感じた次第です。子供たちには、この運動会を通して、学んだこと・身に付けた力を生かし、更に自分を伸ばしていってもらいたいです。

言葉を育む大切さ

「いやです。」 「うるせぇ。」 どちらも、何かを行うことを拒否する言葉ですが、相手の受け取る心証は、全然違います。前者の場合には、「どうして?」などと会話が続くのに対して、後者の場合には、物事は悪い方にしか向かないでしょう。丁寧な言葉で伝えれば、周りの人は手を差し伸べてくれるもので、小さいうちから、丁寧な言葉を使える子供は、それだけで得なような気がします。

自分以外に誰か一人でもいれば、「社会」となります。「社会」で生活していくためには、人と関わり、時には多かれ少なかれ他の人と折り合いをつけていかなければなりません。そして、円滑なコミュニケーションや温かな人間関係を築いていくために、言葉は重要です。故に、子供たちが語彙を増やすためには、大人がたくさん話しかけたり、様々な言葉に触れさせたりすることが非常に大切なのです。

さて、毎年10月27日から11月9日は読書週間です。校内の読書月間(10月20日から11月14日)では、読書集会やおすすめの本紹介・多読賞の表彰など、本に親しむ機会を増やすイベントを計画しております。読み聞かせや読書は言葉を増やし、心を育てます。子供たちの財産となります。

秋の夜長のこの時期を生かして、親子で読書などいかがでしょうか?