校長室から

2月校長講話

 1月の朝会が新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、中止になったので1,2月の朝会を合わせて実施いたしました。講話はZoom配信で実施いたしました。写真等は2月講話資料PDFに入っています。

 
 皆さん、おはようございます。
 早いもので令和3年度も、残り1か月半となりました。
 本日は1月の講話が諸事情で出来なかった分を含めて、話をしたいと思います。
 最初に、この写真を見て下さい。これは屋上から撮影したものです。
 ・三谷(みや)の山の上から朝日が昇り始めた写真です。
 ・2022年1月1日 午前6時56から7時12分にわたり撮影しました。
 ・この「日の出」に私は、生徒一人一人が目標を持ち、その目標に向け努力し、達成できるよう。そして、物部中生徒が、生き生きと明るく学校生活が送りますようにと祈願しました。
 次の写真は屋上から見る「富士山」です。画像が悪く見づらいですが、中央に白い三角形のものが富士山です。
 さて、今日は2つのことについて話をします。
 1つ目は、本来ならば2月4日、立春の日に2年生の「立志式」を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、式を3月15日に延期となってしまいました。ここでは、「立志」について話をします。
 立志の意味は「志をたてること。」「将来の目的を定めて、これを成し遂げようとすること。」とあります。また、立志式とは日本古来の儀式「元服の儀」と言われていました。成人を示すものとして行われた儀式。昔は、数え年で12歳から16歳の間で成人になっていました。いま日本は、20歳で成人としていますが、今年の4月1日から民法が改正され、成人年齢が18歳に変わります。この改正により、しっかりとした考えを持つことが大切になる時期が立志式かと思います。
 3年生、昨年の立志式で立てた目標(誓い)を思い出してください。目標が変わった人もいるかもしれません。でも、しっかりと自分が進む道を見つめて進んでください。1年生、4月からは2年生です。自分自身をしっかり見つめる時期です。「夢」や「希望」を友と語り合ってください。
 そして2年生、立志おめでとうございます。(1・3年生の皆さん、祝福の拍手をお願いします。おめでとう。)皆さんの立志の作文を1部読ませてもらいました。一人一人の志が伺えた作文でした。4月から最高学年です。伝統を引き継ぎ、下級生を引っ張ってください。
 2つのは、十代・二十代というのは、いくらでも自由に夢や希望を語ることができる、可能性に満ちあふれた時です。皆さんは、人生にどんどんチャレンジする資格を持っています。できることから、やれることから行動を起こすことです。待っていても何も変わりません。親も先生も皆さんのチャレンジにストップをかける権利はありません。ストップボタンがあるとすれば、それを押せるのは、皆さん自身です。失敗を恐れず、チャレンジ精神をもって行動を起こし、皆さんの前にある「夢」や「希望」、そして「可能性」という、大きな道が未来にまで伸びていくことを願っています。
 最後に3年生、本日を入れて登校する日が13日となりした。3月3日の茨城県立、7日の栃木県立高校の受検があります。体調管理をしっかりして臨んでください。そして9日の卒業式。皆さんが希望にあふれた笑顔で、物部中から旅立つことを望みます。

2月講話資料.pdf