校長室から

新型コロナウイルス感染症に関す差別や偏見をなくすために

昨日、11月4日(水)の全校朝会では、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見をなくすために、自分には何ができるかを考えてもらいました。
その際、参考になる動画をお見せしましたが、その主な内容は、以下のとおりです。

・人は、目に見えないウイルスに対して、不安や恐れを膨らませてしまう。
・人は、目に見えるものを自分の敵として、すり替えることで安心しようとする。
・目に見えるものとは、感染症にかかってしまった人やその家族、学校、地域などである。
・それらを自分から遠ざけることで、自分を安心させようとする。それが、偏見や差別の正体である。
・新型コロナウイルスは、「病気」、「不安」、「差別」の三つの感染症を広げている。
・ウイルスをなくすことは難しいが、「ウイルス」の感染、「不安」という気持ちの感染、「差別や偏見」という意識の感染は、一人一人の心掛けや行動でその拡大を防ぐことができる。
・優しさや思いやりは、ウイルスと戦う力になる。

このあと、各学級で改めて考えてもらう時間を設ける予定です。
新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見をなくすために、自分には何ができるか。しっかりと考えていきましょう。