校長室から

3学期始業式講話

 皆さん、明けましておめでとうございます。
 新しい年を迎えるとともに、3学期がスタートしました。いよいよまとめの学期です。そして3年生にとっては、中学校生活の総まとめの学期となります。
 2学期の終業式で「一年の計は元旦にあり」という話をしました。この休みで、この1年の「目標」を立てることができましたか。人間は新しい年になってカレンダーが一枚はがされるだけで、不思議と気持ちが変わります。学期が変わるだけでなく、新しい年になるということは、自分を大きく変えていくチャンスが来たということです。そのためには、自分が立てた「目標」を責任をもって実行に移していくことが大切です。
 一人一人の心の中にある「目標」。明日実現できる「目標」、生涯をかけて実現しようとする「目標」、とさまざまです。
 「努力は結果として現れる」2・3年生には、以前話したことがあるかと思いますが、元日本サッカー代表監督のジーコさんの言葉です。自分の立てた目標に向かって、一つ一つ積み重ね、努力することが大切です。その積み重ねとは、学習であり、集団生活を通しての人間関係を高めいてくことが大切かと思います。
 もし、つまずいたら、家族、友だち、先生に相談すればいいことです。いろいろな人たちの力を借りることは決して恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは、立てた目標を簡単に諦めたり、投げ出したりすることです。軌道修正をしながら自分の道に力強く進んで下さい。
 1・2年生は、4月から中堅学年、最高学年となります。この3学期で、今、自分に何が必要なのかを考えながら学校生活を送って下さい。2年生は、2月3日に立志式を迎えます。しっかりと志を立て、最高学年の準備をお願いします。
 3年生は、最終的な進路選択という大切な時期を迎えます。苦しくても逃げないで立ち向かっていって下さい。後輩たち、先生方は、皆さんの前進する姿を応援しています。そして、学級の絆を大切にして3月10日に笑顔で、この物部中学校を巣立って行くことを願っています。
 最後に、生徒の皆さんそれぞれが、令和4年度のまとめをしっかりして、新型コロナ・インフンルエンザ等の感染症対策を取り、共に学び・共に励まし合いながら、明るく活気あふれる学校生活を送ってください。
 私たち教職員も、生徒の皆さんが安全で安心した生活が送れるよう支援していきたいと思います。
3学期、寒さは続きますが頑張っていきましょう。

3学期の抱負を発表する生徒たち!