校長室から

3学期 始業式 校長の話〈楽しい学校〉


 平成最後の年、平成31年がスタートしました。休み中に大きな事故
もなく、元気に登校してきた皆さんを見て、大変うれしく思いました。
 2学期の終業式に話をした「貢献」「礼儀」はできたでしょうか。学校
で身に付けたことを社会に生かすことが望まれています。
 私は一年間をこのように考えています。
1学期はよい土づくりと種まき。新しい集団になって、人間関係の土台
づくり、自分の考えを自由に言える雰囲気、心が通じ合う関係の土台
をつくってきました。
2学期は芽が出て水やりと間引き。主に学校行事をとおして、友だちと
認め合ったり、話し合ったり、協力し合ったり、成功体験をして、自己肯
定感を高めてきました。
3学期は花を開く。この1年の成果を表に出すときです。先生や親か
ら、あれこれ言われなくても、自分から進んでやることができる姿を見せてください。
独り立ちできている姿を見せてください。
 2年生は2月に立志式があります。立派に自分の志を発表して、花
開いたところを見せてください。 3年生は進路の決定そして卒業式が
あります。三年間、いろいろな課題や悩みを克服して独り立ちした姿、
自己実現した姿を見せてください。1年生は何がありますか? ありま
す。立派に成長した2,3年生の姿を見て、中学生としての自分を問い
直す仕事があります。9ヶ月の中学校生活を振り返り、2,3年生と比
べてどうだろうか?そして、中学校での新たな目標をみつけてほしい
仕事があります。
 それでは、花開かせる3学期になるように、みんなで温かく、居心地
がよく、学び合いのある楽しい学校を3学期もつくりましょう。