校長室から

朝会 講話 〈地域とともに生きる〉

1月17日(木)、朝会を行いました。学級委員の任命では、すばらしい
返事をして、「任命証」を受け取ってくれました。特に、1,2年生の返事
は、やる気を感じる返事でした。よい学級をつくるためのリーダーになっ
てくれることを期待しました。
校長講話では、二週間後に2年生が立志式をむかえるということで、
『生き方を学ぶ』というテーマで、下の新聞記事を題材に話をしました。
「人はなぜ働くのか?」を考えましょう。
  
スーパー1年生と言われた作新学院の選手。計4度の甲子園出場を
果たしたが、最後の学年では監督から主将に指名され、思うような結
果を出せず苦しんだ。そんな中、練習に地道に取り組む姿勢でチーム
をまとめ、最後の夏、甲子園出場(三連覇)を決めた。新聞記事の写真
は、甲子園出場を決め、喜ぶ選手たちの傍らで、ホットしたように涙をぬ
ぐう主将の姿を写しだし、心揺り動かされる。
その後、大学で挫折を味わい、大学の野球部で裏方の経験をする。そこ
で、人のために汗を流すやりがいを学んだ。現在は、足利銀行に勤めて
いる。「地域のために役に立つ仕事がしたい」との思いから、就職先に
銀行を選んだ。現在は得意先回りに必要な営業や融資のノウハウを学
んでいる。「甲子園に出るために本気でがんばった日々が今の財産。」
今の目標は、「担当する企業の発展につながるよう、生きたお金の使い
道を提案したい」と思っている。
ユニホームを脱いだ後の生き方でも後輩
や小中学生に手本を示す生き方
をしていることに感銘しました。

人(社会)のために生きることのすばらしさを感じてくれたらうれしいです。
参考に、〈人生で成功する5つの条件〉を示しました。
① 凡事徹底 ② 人の気持ちがわかる ③ 人(社会)の役に立つ 
④ 素直で明るい ⑤ 積極的(前向き)
※「人は何のために働くのか・・・」この問いは、生涯のテーマになると思います。
 今回はその第一歩です。