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令和6年度 校長室より

校長室より No12「テストの後だからこそ」

 昼休みの職員室。ある生徒が「先生、この問題教えてください」と教科担任のところを訪れました。私は「あれっ、中間テストは終わったはず…」と思って声をかけると、『授業中の答え合わせの後、もうちょっと詳しく聞きたいことがあったので』と。授業の様子は見ていませんが、「分からなかったところを確認したい!」という生徒の前向きな姿勢は確かです。自分から学ぼうとするその意欲、たいへん素晴らしいものです。

校長室より No11「自分たちで」

 5月29日(水)に「山前中学校いじめ防止サミット」を予定しています。いじめは絶対に許されないという共通認識のもと、いじめを防止するためにできることをみんなで考えていきます。各クラスで、生徒会中央委員が中心となってグループミーティングを行い、その後、学校全体で意識を高めていきます。「自分たちにできることを、自分たちの力で」。真剣な話し合いから、心に響く学びを期待しています。

 

校長室より No10「学力の向上に向けて」

 今年度、本校には学力向上推進リーダーが配置されています。基礎的・基本的知識を定着させ、主体的・対話的で深い学びとなるような授業の改善に努めてまいります。ICT機器等を活用しながら、生徒自身にとって課題解決に向けた学習となるよう取り組んでいます。教師自身も、終わった授業を振り返り、次につなげていきながら…。

 

 

校長室より No9「学校の畑を」学校支援ボランティア

 テニスコート南側に、農園作業等で活用できる場所を地元の方からお借りしています。今年度は、その畑を有効に活用し、作物を育て収穫する体験を試みようと考えました。数年前までその畑を耕していただいた方に相談したところ、快く引き受けてくださいました。田植えが始まる忙しい時期ですが、早速きれいに耕していただきました。わずか数日前にお願いに伺ったばかりなのに…。この山前中学校が地域の方々に支えられていること、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

校長室より No8「こどもの読書週間」

 1959年(昭和34年)に日本書籍出版協会児童書部会が中心となって開催された「こども読書週間」。翌年の第2回より、読書推進運動協議会が主催団体となり「こどもの読書週間」(こどもの日を含む2週間)と定められたとのことです。そして、2001年の子ども読書活動推進法の関係で、現在の4月23日~5月12日となりました。栃木県の調査によると、1か月に1冊も本を読まない中学生の割合が14.8%との結果も出ています。間もなく始まる大型連休(GW)、新緑の爽やかな風に吹かれて「自分の好きな一冊」のページをめくってはいかがですか。
『ひらいてワクワク めくってドキドキ』(2024年こどもの読書週間ポスターより)