登高の学び舎

校長室から

「一人一人すべての人を大切に」

 12月4日(水)~10日(火)は、人権週間です。世界人権宣言には、「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、尊厳と権利において平等である。」と示されています。
 真岡小学校では、12月10日(火)の3校時に、人権擁護委員の皆様の御協力をいただき「人権教室」を行います。また、各学級で話し合って人権標語を作成したり、給食時の人権タイムで福祉体験を放送したりします。さらに、各学年や学級ごとに人権DVDの視聴を行い、人権について考え、人権を尊重して生活しようとする態度を育てます。

 人権を大切にするということは、「命を大切にすること」や「みんなと仲良くすること」、「いじめを絶対にしないこと」などです。お互いが相手の立場を考え、思いやりの気持ちをもって相手に接する心が大切です。子どもたちに、人権を尊重する心を育んでいきたいと思います。

 セトモノと セトモノと
 ぶつかりッこすると すぐこわれちゃう
 どっちか やわらかければ だいじょうぶ
 やわらかいこころを もちましょう
 そういうわたしは いつもセトモノ  (相田みつをさんの詩)

 人は、誰もが幸せに生きたいと願っています。その幸せは、自分の在り方や生き方で、周囲の人たちが幸せであると感じた時、より深まっていくものと思います。それは、とても大きなことや目立つことではなくても、ほんの小さな言葉掛けや行いが大切であると思います。どうか、御家庭でも、心の優しさ、温かさ、命について、話題にしていただければと思います。

(学校だより11月号より)

人権教室~人権擁護委員の皆様の御協力~

「子どもたちにとって実り多い秋に」

 学校の正門付近にも、たくさんの落ち葉が見られる季節になりました。このような中、子どもたちが安全に坂道を上って来られるようにと、毎朝、地域の方々がきれいに掃いてくださっています。そして、交通指導員の方々、スクールガードの皆様による安全指導が、子どもたちを守ってくださっています。皆様の温かい御支援に深く感謝申し上げます。

  10月15日(木)~16日(金)には6年生の「修学旅行」、10月20日(火)には1年生から5年生の「秋の遠足」を実施しました。それぞれによい思い出がたくさんできました。事前の準備等、保護者の皆様には大変お世話になりました。また、11月2日(月)には、真岡小図書ボランティアの方々の御協力をいただき、リモートによる「図書集会」を実施します。多読賞の表彰も行い、子どもたち一人一人の読書意欲を高めたいと思います。

 そして、11月14日(土)には、「運動会」を実施します。今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策を第一に、できる限り密を避けるために、午前の部が1,3,5年生、午後の部が2,4,6年生の2部構成で行います。また、御来賓の皆様や来入児の御招待を差し控えさせていただくくとともに、御参観は一家族2名様まででお願い申し上げます。文部科学省「運動会等の実施に当たり留意すること」等を踏まえ、子どもたちの健康・安全を最優先に実施いたします。趣旨を御理解の上、御協力をお願いいたします。

 子どもたちにとって実り多い秋となるよう、職員一丸となって指導・支援して参りたいと思います。今後とも、保護者の皆様、地域の皆様の御支援・御協力をお願いいたします。

(学校だより10月号)

「子どもたちの宝物になる教育活動を」

 今年度は、新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、教育活動の方法を工夫して、子どもの学びを保障していくことが求められます。このような中、10月から11月にかけて、大きな学校行事であります「修学旅行」「遠足」「運動会」を実施しました。「学校行事」には、「教科学習」では容易に得られない教育的価値があります。それは、「学校行事を通して得られる地域や自然とのかかわり、文化や人との触れ合い、その中で生まれる強いつながりや深い感動は、一生の宝物」(文部科学省資料より)と示されています。
 「修学旅行」「遠足」「運動会」が無事に実施ができましたのは、保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力のおかげです。深く感謝申し上げます。子どもたちにとって、一生の宝物となるような教育活動になったことと思います。
 子どもたちに一度しかない「大切な今」、感染症対策と学びの保障の両立をしっかり図っていきたいと思います。

(学校だより11月号①)

「一人一人を大切にする教育の推進」

 12月4日(金)~10日(木)は、「人権週間」です。人権を大切にするということは、「命を大切にすること」や「いじめを絶対にしないこと」などです。互いが相手を考え、思いやりをもって接する心が大切です。本校では、各学級で人権標語を作成するとともに、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けた取組を行います。さらに、人権DVDの視聴を行い、人権を尊重して生活しようとする態度を育てます。

 人は、誰もが幸せに生きたいと願っています。その幸せは、周囲の人とのかかわりの中で深まっていきます。御家庭でも、心の温かさや命の大切さについて、話題にしていただければと思います。

(学校だより11月号②)

「心を一つに、力を合わせてきた日々」

 令和2年は3月から5月に臨時休校があり、6月に学校が再開してからも、感染防止と学びの保障との両立をどのように図っていくか模索がありました。このような中、保護者の皆様、地域の皆様には、本校教育への多大な御理解と御協力をいただきました。おかげさまで、本来の教育活動を一つ一つ取り戻すことができました。そして、日々の授業をはじめ、修学旅行や遠足、運動会等の大きな行事も、無事に実施することができました。

 このようなことから、今、困難を乗り越えるために大切なことを実感しています。それは、「皆が心を一つに、知恵を絞り、一緒に力を合わせて取り組んでいく」ということです。これは、真岡小学校のすばらしい底力です。保護者・地域の皆様が力強く支えてくださり、これがよりよい教育活動の源になっています。深く感謝申し上げます。コロナ禍の中ですが、今後もお力添えをいただきながら、全力で子どもたちの教育に取り組んでまいります。 

 12月26日(土)から1月7日(木)まで、13日間の冬休みに入ります。新型コロナウイルス感染防止、交通事故の防止など、健康・安全を第一に、有意義に過ごせますようお願いいたします。3学期に元気な子どもたちに会えることを、職員一同願っています。

(学校だより12月号①)