校長室から

【校長室よりNo.92】プロの教師になる

令和5年度・令和6年度の二カ年にかけて、真岡市教育委員会指定学力向上推進研究指定校として、研究を進めております。テーマに「自分の言葉で伝え合う生徒の育成~多様な意見が適切な表現で飛び交う授業を目指して~」を掲げ、全ての授業において、生徒の表現力を高める授業を展開しております。昨日は、真岡市教育委員会の指導主事5名が来校し、1学年の国語、2学年の英語の授業を本校全職員と共に参観して下さいました。1年生の国語の授業は、箱根駅伝一日目の2社の新聞記事を題材にし、記事の視点の違いに視点をあてて考察する授業でした。2年生の英語は、生徒が興味を持った内容について、生徒からアンケートを実施し、その結果等について英語でプレゼンする授業でした。いずれも、場の設定や授業内容を工夫しており、生徒の表現力を高めるための創意工夫がなされていました。授業参観後は、授業研究会とテーマの達成に向けた今年度の成果と課題を確認しあいました。一言で「教師」といっても、数年しか経験していない教員もいれば、30年を超えるベテラン教員もいます。多様な経験年数や価値観を持った教員が、それぞれの教育観を出し合うことで、より多様な意見が生まれます。中村中学校は、プロの教師になるべく、研鑽を重ねています。