中村小学校は今

理科 6年

今週も科学教育センターの職員を講師にお迎えし、授業を行いました。

今日は、「中村小の地下の地層から火山灰を取り出そう」をめあてに学習しました。

土は、鹿沼土です。

一粒一粒をよく見ると、黒い粒が見られます。これが、火山灰です。

科学教育センターの先生の指導の下、椀掛け法という方法で行いました。

要は、火山灰の周りについた粘土質の土やごみを洗い出していく作業です。一回ごとに、すすぎ水を捨てていくと、椀の中に火山灰が残っていきます。最初は黒だけかと思っていた子どもたちも白いものが多数見え、驚きでした。

いよいよ双眼実態顕微鏡で観察開始。光の当たり方で、きらきら輝く火山灰に「宝石のよう」と歓声が上がりました。

この地域の火山灰は、浅間山、赤城山、榛名山のものですが、科学教育センターには桜島、新燃岳の火山灰があり、そちらも観察。こちらは、白い軽石は少なく、有色鉱物が中心。場所によって、色(成分)が違うことを学びました。最後に火山噴出物の標本を観察しました。

来週の修学旅行で訪れる殺生石が楽しみになってきたようです。