日誌

2016年10月の記事一覧

会議・研修 学習の習慣付けを・・・

  先日、下野新聞にショッキングな記事が載っていました。
「栃木県、小6算数が全国最下位 国語2科目も平均以下( 全国学力テスト結果)」という見出しに、栃木県民が皆、ため息をついたのではないでしょうか。
【右表参照 (下野新聞9.30付け 熊本県は震災により今年度のテストには不参加。)栃木県の小6年算数は、算数A領域 正答率で全国平均より2.6ポイント低く、
北海道と同率最下位など、教科全体でも栃木県が全国で最下位となった。】
  本校でも、職員一同「・・・・がんばっているのにねぇ。」と意気消沈・・・・。しかし、それも一瞬のこと。 点数だけでは計れない、点数にはまだ表れないけれど、「日々の努力の積み重ねにこそ、本当の学力の向上があるはず!!」ということで、日々毎日の学習環境の整え方や、学習の様子を保護者の皆様にお知らせしていきたいと思います。学校と家庭で協力して、一緒にお子様たちの力を伸ばせるようにお願いします。
  
  さて、真岡小学校では、まず、学習の習慣付けとして、「学習環境を整える」
ことを目指しています。
  学習時間には、自分の机の上を整頓して、学習に集中できるようにします。
  具体的には、
  ①・教科書(左側)  ・ノート(右側)  ・下じき           
    ・えんぴつ
    (なるべくBや2Bなどやわらかい物)
    ・消しゴム(よく消える実用的な物。練り消しや
     キャラクター物やおもちゃ消しゴムは不可)
    ・赤えんぴつ(またはボールペン)1本
    ・15~18cmの定規    
              これ以外は机に出しておかない。
  ②授業が終わったら使った道具は机の中に片付ける。
    休み時間のうちに、次の授業の用意をしておく。
  ③ラインマーカー(蛍光ペンなど)は、使ってもよいが、1色だけにし、
    ラインを引くことだけに使う。文字は書かない。
  ④授業中は、帽子、ジャンパーなど外で着るような上着、水筒などは
    ロッカーに片付ける。
  ⑤ノートは、学校で決められたマス目の物を使用し、買い足すときも
    できるだけ、前に使っていた物と同じマス目の物にする。
   (キャラクター物などにしない。)
  ⑥学習に使わない物は、学校に持ってこない。
   (おもちゃ、ぬいぐるみやおもちゃ的な物が付いたキーホルダー、
     シール、マンガ、プロフィールカードなど個人で回して記入する物、
     ゲームカセット、カード、おやつ、お金、・・・・)
  
  どれも、ごく当たり前のことですが、毎日毎時間きちんと習慣付けることが
大切だと考えています。すっきりと整頓された環境でなら、学習により集中
できるから
です。

  御家庭でお子様が学習するときも、上記のことを参考に、学習する場所の
周囲に、気が散れてしまいそうな物を置かず、学習に集中できるように環境
を整えてから学習に取りかかる習慣
を付けさせててください。

  毎日の積み重ねが大切です。
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