校長室から

2023年7月の記事一覧

【校長室よりNo.41】学び続ける教師であるために

7月28日の午後、中村中・中村小・長田小の先生方が集まり、生徒指導(主に不登校対応)について研修をしました。文部科学省主催の研修を受講した本校:杉本教諭が講師となり、望ましい生徒への対応について、グループでの話し合いを交えながら学び合いました。私たち教師も、日々変化する児童生徒の状況に対応するために、学び続けることが重要です。小中学校の教職員が、熱心に、かつ和気藹々と生徒のことを話し合う姿に心を打たれた一日でした。

【校長室よりNo.40】自ら成長する生徒

本日の第一学期終業式に際し、1年生から3年生の代表生徒が一学期の反省と二学期への抱負を発表してくれました。1年生代表生徒は、「入学する前は不安がありましたが、今では充実していると言えます。行事等を通じて友達の良さを見つけることができました。」と話してくれました。2年生代表生徒は、「勉強に力を入れた1学期で、成果を得ることができました。学級委員長としてクラスの絆が深まったと感じました。」と話してくれました。3年生代表生徒は、「修学旅行に際して、延暦寺での清掃が心に残りました。受験生としての意識を高め、朝の小テストで成果を出すことができました。」と話してくれました。いずれの生徒も、自らを律し、自らの力で成長した1学期であったことを感じさせてくれる素晴らしい発表でした。

【校長室よりNo.39】生徒の成長を信じて(第一学期終業式)

本日で令和5年度の第一学期が終了となりました。この間、修学旅行・遠足、スポーツフェスティバル、総合体育大会などが行われました。一日一日を必死に生き努力する中村中学校生徒たちの姿は、私たち大人に勇気と感動を与えてくれました。一方で、ちょっとした一言で友達を傷つけてしまう事案等もありました。しかし、生徒たちは未完成だからこそ学校で学ぶ必要があるのです。中村中教職員は、第一学期の終業式を機に、生徒たちが必ずや心優しく完成形の大人になってくれることを信じようと確認し合いました。生徒の皆さんには、どうぞ心身を休めて、有意義な夏休みを過ごしてほしいと願います。

【校長室よりNo.38】転ばぬ先の杖(SNSトラブルから子どもを守る)

授業参観に続いて、宇都宮大学の川島芳昭教授から、「あなたのネットの使い方、自分をダメにしていませんか?」と題して、ネットやSNSの危険性と安全な使い方についての講話をいただきました。お忙しくて講演会に参加できなかった保護者の方々もおられるかと思いますが、最低でも配布した資料だけでもお読みいただきたいと思います。ネットやSNSのトラブルは、今やどの生徒にも起こりうることです。大きな事件に巻き込まれたり、または自らが大きな事件を起こしてしまう危険もあります。愛する我が子を守るためにも、ネットSNSの使い方について、ご家庭で話し合っていただければと思います。

【校長室よりNo.37】保護者の方々の思い

7月14日(金)は、1学期最後の授業参観・講演会・保護者会でした。お忙し時期の授業参観でしたので、保護者の方々の参加は比較的難しいことが予想されましたが、非常に多くの保護者の方々にご来校いただき、授業を参観して下さいました。美術の授業では、お子さんの作品を見ていただきました。体育の授業では、一生懸命に泳いでいる姿をご覧いただきました。三年生の社会科では、実生活に役立つビジネスについての学びでした。1学期の三ヶ月ちょっとの間に、心も体も大きく成長したお子様の姿をご確認いただけたことと思います。熱心に授業を参観される保護者の方々のお姿から、お子様への深い愛と教育への強い関心を感じました。

【校長室よりNo.36】心配り

正面玄関に飾られた生け花・東側に植えられたマリーゴールド・正面玄関前の花壇 いずれも本校で学習支援を担当している髙野先生の心配りによるものです。東側のマリーゴールドは、勤務日でない土曜日の早朝に植えて下さいました。髙野先生は、「生徒が学ぶ学校だからこそ、花のある整った環境が大切なんです。」と話されています。髙野先生の「心配り」に心からの敬意を表します。