校長室よりごあいさつ

《 言葉の大切さ 》
 10月3日(月)の朝会では、生徒たちに「言葉の大切さ」についての話をして、次の詩を紹介しました。
 この詩は、高橋系吾さんという方が作った詩です。高橋さんは、明治43年に新潟で生まれ、新潟師範学校を卒業して尋常小学校で教鞭をとる中で、小学校に入学する前の教育が大切だと考えるようになりました。そして東京・西日暮里で戦後間もなく、当時は珍しかった幼稚園を開園したり、幼児教育専門学校
も設立したりするなど、子どもたちだけではなく、幼児教育を志す人たちにも多大な貢献をした人です。
 「その一言」   高橋系吾
 その一言で励まされ   その一言で夢をもち
 その一言で腹がたち   その一言でがっかりし
 その一言で泣かされる
 ほんのわずかな一言が  不思議な大きな力もつ 短い詩の中に、ほんのちょっとの一言が、いかに大事なのかをよく表わしていると思います。言葉は、本当に不思議な力をもっています。
 この言葉を使ったら、相手がどんな気持ちになるのか、悲しくなるのか、うれしく元気になるのかを考えて言葉を使うことが、特に思春期のまっただ中にいる中学生にとって、とても大切なことだと思います。普段使っている何気ない短い言葉は、相手を元気付けたり、逆に悲しませたりしてしまうものです。さらに、相手がうれしくなったり、元気になったりするような言葉を使えば、自分もうれしくなったり、元気が出たりするものです。生徒たちには、普段の何気ないちょっとした言葉や、短い言葉でも、とても大切なのだということを改めて考えてもらいたいと思いました。
 生徒たちは真剣な表情で、とてもよく話を聞いて考えているようでした。

 

《 学校祭に向けて 》
 今年の長沼中学校の学校祭のスローガンは、「 輝け青春 ~かつてない栄光を胸に~ 」です。学校祭を10月22日(土)に控え、今、生徒たちは一生懸命に学校祭に向けての準備を進めています。特に合唱コンサートの練習には熱が入っており、朝や放課後の学校には、それぞれの学級でパート練習のきれいな歌声が響いています。学校に響く生徒たちの歌声を聞くのはとても気持ちがいいものです。そして、生徒たちや指導する先生方の一生懸命な気持ちが、歌声とともにしっかり伝わってきます。学校祭の当日には、それまでの練習の成果を発揮して、素晴らしい合唱を聴かせてくれるものと大いに期待しています。また、地域の伝統芸能である長沼八幡宮の永代太々神楽についても、学校祭での発表に向けて、地域の保存会の皆様に熱心な御指導をいただきながら日々の練習を重ねています。
 今年度の長沼中学校の学校祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、各家庭1名になってしまいますが、体育館に入って観覧していただく予定です。ぜひ、生徒たちの一生懸命さがしっかりと伝わってくる合唱や、元気とエネルギーあふれる様々な発表をじかに御覧いただきたいと思います。保護者の皆様には、どうぞ御理解と御協力をお願いいたします。                          (令和4年度学校だより10月号より抜粋)

 

 

《2学期を迎えて》

 9月に入ってもなかなか収まる気配を見せない新型コロナウイルス感染症の流行ですが、長沼中学校では、保護者の皆様、地域の皆様からの御支援と御協力をいただきながら、生徒たちや先生方の協力により、何とか無事に2学期を迎えることができました。
 夏休み直前から8月にかけては、新型コロナウイルスBA.5による第7波の感染拡大が危惧されるようになっていました。しかし、今年の夏休み期間中や2学期を迎えるに当たっても、特に行動制限などを受けることなく、感染症拡大防止のために引き続き対策しながら、ほぼ通常通りの教育活動を実施することができています。
 今年度の夏休み明けの9月1日の始業式には、1年生から3年生までの生徒たちが、明るく元気な表情で登校することができ、とても安心しました。生徒たちは、久しぶりに会った友達と、夏休みの出来事について話し合い、久しぶりの学校生活を楽しんでいるようでした。
 生徒たちの活気とエネルギーにあふれた様子を見ていると、私はスムーズに2学期がスタートできてよかったと思うと同時に、改めて、「チーム長沼中」としてみんなで協力し工夫しながら、学校行事を含め、生徒たちの学校生活が何とか充実できるようにしていかなければならないと思いました。 
 昨年度は、栃木県にも緊急事態宣言が発出されるのに伴って、本校でも、分散登校という形で2学期がスタートしました。9月初めに予定されていた運動会が延期、そして中止となって、長沼中スポーツフェスタという形での実施となりました。今年度の運動会は、天気にも恵まれ、予定していた通りに、各家庭2名程度までという制限はあったものの、保護者の皆様にも御参加いただいて、2年ぶりに運動会を実施することができました。1学期の終わりから運動会に向けての準備が始まり、生徒たちの運動会に向けての準備や練習、運動会予行、そして運動会の当日の様子は、とても生き生きとしていて楽しそうでした。生徒たちにとって、今回の運動会がとても良い学校生活の思い出になったことと思います。
 2学期がスタートして2週間あまり、生徒たちはもうすっかり学校生活のリズムを取り戻して、様々な活動に力一杯に励んでいます。現在、本校には生徒たちの頑張る姿や明るい声があふれています。3年生は部活動を終了し、徐々に進路を意識し始めた様子もみられるようになってきました。2年生は部活動をリードする立場となり、その自覚が高まってきました。1年生はすっかり中学校に慣れて、それぞれの個性や能力を発揮できるようになっています。
 本校では、新型コロナウイルス感染防止などの諸処諸々の状況を勘案しつつ、今後も保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力をいただきながら、生徒たちが充実した学校生活を送れるようにしていきたいと考えています。
 なお、最後になりましたが、長沼中学校同窓会の皆様、長沼PSCの皆様、そして長沼中学校PTA役員を始めとしたPTAの皆様方には、夏休み期間中に本校の校庭の除草やグランド整備、校舎周辺の庭などの除草作業などに多大な御尽力をいただきまして、大変感謝しております。おかげさまで見違えるようにきれいになった環境で2学期を迎えることができ、運動会や部活動、陸上競技大会に向けての練習などの教育活動を実施することができています。
 皆様方の御協力と御尽力に改めてまして、厚く御礼と感謝を申し上げます。
                                  (令和4年度学校だより9月号より抜粋)

 

 

《1学期を振り返って》
 今年の梅雨明けは例年になく早く、とても暑い日が続いているため、学校では新型コロナウイルス感染防止対策に加えて、熱中症対策にも取り組んできました。この原稿を書いている今は、終業式まであと7日を残すところとなり、間もなく1学期が終了します。
 長沼中学校に校長として赴任して2年目となりました。新型コロナウイルス感染拡大防止のために、昨年度は修学旅行が実施の延期や方面の変更を余儀なくされたり、自然センターでの宿泊学習が中止になってしまったりしましたが、今年度は修学旅行も宿泊学習もコロナ禍以前のような状態に近い形で実施することができました。
また、PTA総会や授業参観、保護者会などについても、保護者の皆様に御協力をいただいて、新型コロナウイルス感染防止に努めながら実施することができました。
 今こうして振り返ってみれば、1学期の日々はあっという間に時間が過ぎた気がします。ここまで、保護者や地域の皆様の御理解と御協力のおかげで、生徒たちが大きな事故や事件もなく過ごせたことに感謝しています。
今後も保護者の皆様の御理解と御協力をいただきながら、長沼中学校が少人数、小規模校であることを強みとして、決して無理をすることはなく、様々な教育活動の再開、実施に向けて取り組んでいきたいと考えています。
長沼中学校の生徒たちは学習や部活動等に一生懸命に取り組み、充実した学校生活を送っています。修学旅行や宿泊学習が実施できたり、春や夏の郡市大会、そして県大会にも出場することもできました。それぞれが、大変有意義で、いつまでも思い出に残る貴重な体験になったものと思います。生徒たちの楽しそうで、うれしそうな笑顔、そして部活動の大会では真剣な表情で一生懸命に頑張る姿がとても印象的でした。
 7月の初旬から中旬にかけて行われた大会で、塚原深結さんが陸上競技1500mで関東大会と全国大会への出場を決めました。大変すばらしいことで、とてもうれしく思います。これから夏休み期間中に行われる関東大会や全国大会での活躍を期待しています。
 保護者や地域の皆様には、今後とも、長沼中学校の教育活動に御理解と御協力をいただけますように、どうぞよろしくお願いいたします。


《夏休みに向けて》
 7月20日(水)に1学期終業式を迎え、いよいよ42日間の夏休みが始まります。
 長いようでも、あっという間に過ぎて短くも感じる夏休みです。生徒の皆さんには夏休み期間全体を見通した計画をしっかり立てて、宿題を先延ばしにせずに、夏休みの最後になってから慌てずに済むように、計画的で節度ある生活を送ってほしいと思っています。
 夏休みの計画では、「目標から逆算したものであること」、「できるだけ具体的であること」、「途中で見直しをすること」が大切になります。学校でも夏休みの過ごし方について指導しますので、ぜひご家庭でもお子様にアドバイスをお願いいたします。
 学習面ではテストの結果等を振り返り、いわゆる「学習の積み残し」をなくせるように、定着が不十分であった分野の復習に力を入れることが大切です。特に3年生は、受験を意識しながらの学習が必要です。夏休みは3年生にとって、とても大切な時間になります。夏休みを利用して、1・2年生の復習も含めて、分析的・計画的に学習を進めることがとても大切だと思います。
 各部活動においては、部によって違いはありますが、この時期に新チームに切り替わっていきます。1・2年生には今までリードしてくれた3年生の先輩を手本として、先輩に負けないように部活動に取り組んでほしいと思います。
 夏休みは、家族で触れあったり、普段なかなかできないような経験をしたりする絶好の機会です。生徒たちが健康で安全に、そして良い思い出となる時間を過ごせることを願っています。保護者の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

                                  (令和4年度学校だより7月号より抜粋)

 

 

《引き渡し避難訓練》
 先月の5月24日(火)に長沼小学校と合同で引き渡し避難訓練を実施しました。大きな地震が起きた場合を想定した訓練で、地震から身を守り校庭に避難することや、保護者の皆様に長沼小学校の校庭まで迎えに来ていただいて、子どもたちと一緒に帰宅していただくことなど、大変スムーズに実施することができました。
 安全対策については、「起こらないだろうではなく、起こるかもしれない」という認識に立って、常日頃から冷静に落ち着いて行動できるように心構えをもち、災害への対策を準備しておくことが大切です。
 保護者の皆様の御理解と御協力に感謝いたします。

《校長講話》
 2日(木)には、朝会の校長講話で、SDGsについての話をしました。
 長沼中学校では今年度の学校教育の努力点に、「SDGsの達成に貢献する持続可能な開発のための教育(ESD)の推進」を掲げています。
 内容的には少し難しい言葉が並んでいますが、子どもたちには、「限りある資源や環境を大切にしながら、将来の豊かな自然や生活について、いろいろなことに興味や関心をもって、一人一人を大切にしながら、みんなで力を合わせて責任をもって取り組んでいきましょう!」と話しました。学級でも生徒会でも部活動でも学校全体でも、そしてそれぞれの家でも、ぜひ持続可能な開発目標のSDGsを意識して、できることから取り組んでみてくださいという話をしました。

《修学旅行・宿泊学習》
 10日(金)から12日(日)にかけて、今年度はコロナ禍以前のような京都・奈良方面への修学旅行を実施することができました。
 昨年度の修学旅行は、新型コロナ感染症の影響で延期や方面変更を余儀なくされましたが、今年度の修学旅行は期日の延期や方面を変更することもなく、当初の予定通りに2泊3日の修学旅行を実施することができて、本当によかったと思っています。
 3年生はたくさんの楽しい思い出とかけがえのない体験とをもち帰ることができたものと思います。
 また、13日(月)から14日(火)には、自然センターでの宿泊学習を実施することができました。1・2年生は自然の中で、縦割り班で協力しながら「本流あそび」をしたり、「野外炊さん」をしたり、そして何より夜に行われた「フェスティバル」は大変な盛り上がりで、中学生のすばらしいアイデアとパワーとエネルギーを感じることができました。
 1・2年生は今回の宿泊学習を通して、先輩後輩のつながりを強めながら、楽しく充実した思い出に残る体験活動ができたことと思います。
 まだまだコロナ禍における修学旅行や宿泊学習ではありましたが、感染症対策に気を付けながら、修学旅行も宿泊学習もすべての日程を予定通りに無事に実施することができました。
 保護者の皆様には御理解と御協力をいただきまして、誠にありがとうございました。

                                                                                                                            (令和4年度学校だより6月号より抜粋)

 

《75周年開校記念講演会》
 4月28日の創立75周年開校記念講演会では、本校の卒業生であり、以前には本校の学校評議員も務めてくださったことがある川又弘様に講演していただきました。川又様は、長沼八幡宮の永代太々神楽保存会の会長をされており、長沼中学校の学校祭での生徒たちによる太々神楽の発表でも大変お世話になっています。
 今回の講演会では、川又様御自身の経験を踏まえて、長沼中学校の歴史や在学していた当時の学校生活の様子や、これまで長沼中学校が取り組んできた体験活動や研究発表などについて、大変貴重で様々なお話をうかがうことができました。また、今回の講演会では川又様にはお話をいただくとともに、マンドリンの演奏も披露していただきました。川又様と一緒に、下館マンドリンクラブで活動をされている川那子一夫様にも来校していただいてギターの演奏を聞かせていただきました。
 生徒たちは川又様のお話を大変興味深く熱心に聞いて、その後にはお二人の演奏によるマンドリンとギターの音色にも集中して聴き入っていました。

《授業参観・PTA総会・各保護者会》
4月28日の午後に行われたPTA総会には、保護者の皆さま方にご来校いただきまして大変ありがとうございました。授業参観では、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行いながら、各学年とも今年度から長沼中に転入してきた3名の担任による授業となりました。保護者の皆さま方には、生徒たちが一生懸命に学習に取り組む様子を見ていただけたものと思います。長沼中学校では、ふだんの授業でも日常的に電子黒板やタブレットを活用した授業に取り組んでおり、今後もさらに学習効果の向上のために有効に活用していきたいと考えています。

 また、PTA総会では、「今年度の長沼中学校の経営方針や努力点」・「コロナ禍における学校行事等への取組」・「保護者の皆さま方との連携・協力による成人年齢の引き下げを意識した教育活動」などについてのお話をさせていただきました。ご家庭や地域の方々のご理解とご協力を得ながら、連携・協力して、今年度も学校教育活動を実践、充実させていきたいと思います。

《郡市春季各種大会》
昨年秋に実施予定だった郡市新人各種大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となってしまいましたが、およそ10か月ぶりに、今年度は4月26日に芳賀郡市陸上競技大会が、そして5月13日からは芳賀郡市春季各種大会が開催となりました。3年生が中心となって臨む初めての郡市大会ということになります。長沼中学校では、陸上競技での2名と剣道女子団体が、6月の初旬に開催される県春季各種大会への出場を決めました。そして野球部もバレーボール部も剣道部も、それぞれの大会において、全員が真剣な表情で一生懸命に試合に臨む姿が大変立派でした。
県春季各種大会や次の夏の郡市総体各種大会に向けて、監督の先生やコーチなど、周りの人の助言にしっかりと耳を傾けて聞けるような素直な姿勢を大切にしながら、また日々の練習に励んでほしいと思います。
 そして3年生にとっては、部活動ができるのは7月の郡市総体各種大会までの残り2か月となり、早くも引退の時期が見えてきました。7月に行われる郡市総体各種大会に向けて、この郡市春季大会をしっかりと振り返り、残された期間でチームや個人の課題を克服しながら、一人一人が目標をもち、その目標の達成に向かって、全力で悔いの残らないように一生懸命に頑張ってほしいと思います。

(令和4年度学校だより5月号より抜粋)

 

 

《新学期を迎えて》
 令和4年度も引き続き長沼中学校校長として、お世話になる亀田賢一です。
 今回の定期異動により、本校の教職員は前任の小出幾子教頭先生をはじめ5名が転出し、6名が転入となりました。長沼中の教職員一同、心機一転して新たな気持ちで令和4年度の教育活動を充実させていきたいと思っています。
 現在、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進む中にあっても、新型コロナウイルスの変異株が次々と出現するなど、まだまだ楽観できない状況ではありますが、感染拡大防止に最大限の注意をしながら、今までの経験と反省を生かして、与えられた環境の中で、学校としてできることを、みんなで協力して知恵を出し合い、しっかりと考えて工夫しながら実践していきたいと思います。
令和4年度も、
・生徒にとっては「長沼中学校の生徒で良かった。」
・保護者の方々にとっては「長沼中学校に通わせて良かった。」
・職員にとっては「長沼中学校で働けて良かった。」
と思えるような学校を目指して、日々の学校運営に取り組んでいきたいと考えています。
 今年度の始めに先生方には「誠意」「責任」「指導力」「人間力」をキーワードとして、「チーム長沼中」として学校を運営していきたいとお願いをしました。そして、学校のゆたかな教育活動を展開していくためには、学校と家庭・地域の連携が何より大変重要になります。
 保護者の皆様、地域の皆様、今年度も今まで同様に、本校の教育活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

《入学式》
 晴天に恵まれ、満開のさくらが咲き誇る4月8日(金)には、保護者の方々のご列席をいただいて、滞りなく入学式を挙行することができました。今年度は27名の新入生が新たに長沼中学校の門をくぐり、令和4年度の長沼中学校の生徒総数は67名となりました。
 入学式の式辞でもお話しいたしましたように、長沼中学校の教育目標は以下の4つです。
◇自主的に学習する生徒
◇正しく判断して行動する生徒
◇心身ともに健康でがんばる生徒 
◇勤労を尊び郷土を愛する生徒
そして新入生には次の2つのことをお願いしました。
◇「チームワークを大切にする。」
◇「ルールとマナーを守る」
新入生の皆さんは、6か年の小学校教育課程を修了し、夢と希望ををもって長沼中学校に入学してきたことと思います。それぞれの夢や希望を、しっかりとした目標に変えて、一人一人がその実現に向けて、中学校生活の3年間を自分の力で歩んで行かなければなりません。そのためには、「友達との友情を深めること」、「学力を身に付けること」、「身体と心を鍛えること」が大切になります。毎日の小さな努力を積み重ねて、「積小為大」の姿勢で、ぜひ目標を達成してほしいと期待しています。新入生には、この4つの教育目標にある姿を目指してがんばってほしいのはもちろんですが、2・3年生や教職員もみんなで力を合わせて、「チーム長沼中」として、より良い長沼中学校を築いていきたいと考えています。

(令和4年度学校だより4月号より抜粋)

 

 

 

《2学期を迎えて》
 コロナ禍においても長沼中学校は、保護者の皆様、地域の皆様に御支援、御協力をいただきながら、生徒たちや先生方の協力により、何とか無事に1学期を終えることができました。しかし、7月末から8月にかけて新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されるようになり、夏休みも残り少なくなってきた8月の末には、ついに栃木県にも緊急事態宣言が発出されてしまう状況となってしまいました。それに伴って、長沼中学校でも2学期のスタートは、分散登校という形をとることを余儀なくされてしまいました。誰しもが、「またか、...」と昨年度の様子を思い出したに違いありません。
 7月末に予定されていた新国立競技場でのオリンピック観戦も中止となってしまい、生徒たちはどんな表情で、どんな気持ちで9月1日、2日に学校に来るのだろうかと、私も心配していました。しかし、9月1日に登校してきた2・3年生や9月2日に登校してきた1年生の様子をみて、とても安心しました。生徒たちは、元気に明るく登校して、久しぶりにそれぞれの学級での生活を楽しんでいるようでした。始業式や学級委員任命式は、2日間に分けてリモートで行いましたが、その画面を通してでも十分に、生徒たちの若さあふれる活気とエネルギーが伝わってきました。私はよかったと思うと同時に、改めて、「チーム長沼中」として、みんなで協力し、工夫しながら、この困難な状況を乗り越えていかなければならないと強く思いました。
 緊急事態宣言が9月30日まで延長される中で、9月13日からは短縮授業ではありますが、通常登校が再開して、給食も通常に戻り、生徒たちは少しずつ学校生活のリズムを取り戻しながら、様々な活動に力一杯励んでいます。長沼中学校には生徒たちのがんばる姿や明るい声があふれ、学校が生き生きとしているように感じています。これこそが、学校が本来あるべき姿であると思います。
 3年生は部活動を終了し、徐々に進路を意識し始めた様子もみられます。受験の話題がでることも増えてきたようです。3年生の進路選択に向けて、学校全体でサポートしていきたいと思いますので、ぜひ御家庭でもお子様の進路選択について話合いを進めていただければと思います。
 2年生は部活動をリードする立場となり、自覚も高まってきました。学習と部活動の両立を図り、中堅学年としてしっかりがんばってほしいと思います。
 1年生は中学校にも慣れ、それぞれの個性や能力を発揮できるようになってきました。半年後には先輩と呼ばれる立場となることも意識しながら、2・3年生と一緒によりよい長沼中学校を築いていけるようにがんばってほしいと思っています。
 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言に伴って、部活動や学校行事、PTA活動などの延期や変更、中止などがありますが、保護者の皆様、地域の皆様の御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 なお、新型コロナウイルス感染防止につきましては、デルタ株などの感染力が強い変異株が児童・生徒に与える影響も大きくなっており、学校でも危機感をもって感染防止に努めております。保護者の皆様におかれましても、今まで以上に感染症対策にご留意いただきまして、学校における生徒たちの感染防止に御協力いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

                                       (学校だより9月号より抜粋)

 

 《1学期を振り返って》
  早いもので、間もなく1学期が終了します。
長沼中に再び勤務できることになり、以前の様子を懐かしく思いながら4月に赴任して、早くも4か月が経とうとしています。1学期の日々は、あっという間に時間が過ぎていった気がしています。ここまで、保護者のみなさまや地域のみなさまの御協力のおかげで、生徒たちが大きな事故や事件もなく過ごせたことに感謝しています。
  長沼中学校の生徒たちは学習や部活動等に一生懸命に取り組み、充実した学校生活を送っています。今年度は、修学旅行や校外学習なども実施することができました。それぞれが、大変有意義で、いつまでも思い出に残る体験になったものと思います。生徒たちの楽しそうで、うれしそうな笑顔がとても印象的でした。
  修学旅行や校外学習以外にも、小規模、少人数で、地域との連携協力が強い長沼中学校ならではの工夫と方法で、新型コロナ感染症対策をしっかりと行いながら、様々な行事を復活することができました。
  中学校の各種大会も実施され、剣道部女子団体が県大会出場、陸上競技の塚原深結さんが関東大会と全国大会出場となりました。大変うれしく思います。これから行われるそれぞれの大会での活躍を、ぜひ期待したいと思います。
  ただ、オリンピック観戦につきましては、保護者のみなさまにはすでにお知らせいたしましたように、新型コロナ感染状況の影響により、残念ながら中止となってしまいました。もう間もなく実施というタイミングでの中止となってしまい、誠に残念でなりません。
  長沼中学校では、2学期以降も地域や外部との連携を図り、その教育力を積極的に活用していく予定です。今後とも、長沼中学校の教育活動に、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
 
《夏休みに向けて》
  7月20日(火)に1学期終業式を迎え、いよいよ42日間の夏休みが始まります。
  長いようでも、終わりが近づいてくれば、短く感じる夏休みです。夏休み全体を見通した計画をしっかり立てて、宿題を先延ばしにせずに、夏休みの最後になって慌てずに済むように、計画的で節度ある生活を送ってほしいと思っています。
  夏休みの計画では、「目標から逆算したものであること」、「できるだけ具体的であること」、「途中で見直しをすること」が大切になります。
  学校でも指導してまいりますので、ぜひご家庭でもお子様にアドバイスをお願いいたします。
  学習面ではテスト結果等を振り返り、いわゆる「学習の積み残し」をなくせるように、定着が不十分であった分野の復習に力を入れることが大切です。特に3年生は、受験を意識しながらの学習が必要になってきます。夏休みを利用して、1・2年生の復習も含めて、分析的、計画的に学習を進めることが大切になります。
  部活動においては、各部とも夏休みには新チームに切り替わります。1・2年生は、先輩に倣い、先輩に負けないように部活動に取り組んでほしいと思います。
  夏休みは、家族で触れあったりふだんできない経験をしたりする絶好の機会です。生徒たちが、健康・安全に、よい思い出となる時間を過ごせることを願っています。
 保護者のみなさまの御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

                                       (学校だより7月号より抜粋)

 

《修学旅行》
 6月17日(木)から6月19日(土)にかけて、修学旅行が実施されました。
昨年度の修学旅行は、新型コロナ感染症の影響で大幅に変更を余儀なくされました。今年度も方面の変更や実施間際での延期があるなど、新型コロナの感染状況によって、紆余曲折がありましたが、2泊3日の修学旅行を実施することができて、本当によかったと思っています。
 私の数ある修学旅行の経験の中でも、修学旅行として東北方面へ出かけるのは初めてでした。生徒たちは、今回の東北方面への修学旅行で、岩手の中尊寺や東日本大震災機構・伝承館、美しい自然に恵まれた松島周辺の歴史的建築物や文化財、青葉城と瑞鳳殿、さらには仙台うみの杜水族館などなど、京都・奈良にも決して引けをとることのない、たくさんのかけがえのない体験と思い出をもち帰ることができました。
 コロナ禍における修学旅行でしたが、生徒たちは方面の変更や期日の延期という状況に対応し、がんばって乗り越えてくれました。また、保護者や地域の皆様には何かと御心配をおかけし、御理解と御協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
 出発前の朝会では、生徒たちに「修学旅行に行ける」ことのありがたさについても話をしました。見学先や旅館では、「見学態度がきちんとしている。」「あいさつが良くできる。」などという声を耳にし、自覚をもって行動できていることをうれしく感じました。
 3年生は「知ろう 学ぼう 東北で ~めぐるたび・出会う旅~」のスローガンどおりの貴重な体験と大切な思い出ができたと思います。これを機会に、今まで以上に視野を広げて、いろいろなことに興味・関心をもつことができるよう期待しています。

《引き渡し避難訓練》
 6月9日(水)には、大きな地震が起きた場合を想定して、長沼小学校と合同で引き渡し避難訓練を実施しました。地震から身を守り、校庭に避難すること、保護者の方に迎えに来ていただくことなど、大変スムーズに実施できたと思います。
 災害はいつ起こるか分かりませんので、災害時でも生徒たちの安全を守り、できるだけ混乱なくスピーディに帰宅できるようにしておかなければなりません。そのためにも、特に長沼では小・中学校が連携・協力しながら、今回のような引き渡し訓練を実施することは有意義であると考えています。
 災害は起こらないことが何よりなのですが、いざというときに備えて、冷静に落ち着いて行動できるように心構えをもち、準備しておくことが大切です。
 保護者のみなさまの御理解とご協力に感謝いたします。

                                       (学校だより6月号より抜粋)

 

 

《PTA総会》
  4月30日のPTA総会には、保護者の皆さま方に来校いただき、大変ありがとうございました。授業参観では、新型コロナウイルス感染症対策をしながら、生徒が一生懸命に学習に取り組む様子を見ていただけたものと思います。長沼中学校では、ふだんから電子黒板やタブレットを有効に活用した授業に取り組んでいます。
  また、PTA総会では、「今年度の長沼中学校の経営方針や努力点」・「コロナ禍における学校行事等への取組」・「働き方改革」などについてお話させていただきました。ご家庭や地域の方々のご理解とご協力を得ながら、学校教育活動を実践していきたいと思います。

《春季体育大会》
  4月27日の芳賀郡市陸上競技大会を皮切りに、各種目の芳賀郡市春季大会が行われました。どの部活動も、昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために各種大会を開催することができませんでしたので、今回の大会は、およそ1年半ぶりに開催されました。3年生がまだ1年生だったときの新人大会以来の各種大会ということになります。
  長沼中学校は、残念ながらどの部活動でも入賞することはできませんでしたが、一生懸命に真剣な表情で試合に臨む姿が大変立派でした。選手の皆さん大変お疲れ様でした。
  また、3年生にとっては、部活動ができるのは残り2か月となりました。7月の総体に向けて、この春季大会をしっかりと振り返り、チームや個人の課題を克服することが大切です。残された期間でそれぞれがベストを尽くし、悔いの残らないように一生懸命にがんばってほしいと思います。
  そして、努力する、よく練習するというのは当たり前として、人の話をよく聞くこと、「強くなりたい」「うまくなりたい」という強い気持ちをもちながら、素直に監督の先生や指導の先生など、周りの人の助言に耳を傾ける姿勢をもてるようになってほしいとも思っています。

                                       (学校だより5月号より抜粋)

 

 

《新学期を迎えて》
 今回の定期異動により、本校の教職員は7名が転出し、5名が転入となりました。長沼中の教職員一同、新たな気持ちで新年度のスタートを切りました。
 昨年度は、新型コロナウイルス感染症対策のため、臨時休校があったり、各種行事等の削減や中止が相次いだりしました。ワクチンの接種も開始されてはいますが、予断を許さない状況がまだしばらくは続くものと思われます。しかし、いつまでも下を向いている訳にはいきません。昨年度の経験と反省を生かし、与えられた環境の中で、学校としてできることを、みんなで知恵を出し合い、工夫しながら、しっかりと考えて実践していきたいと思います。
 今年度も、
・生徒にとっては「長沼中学校の生徒で良かった。」
・保護者の方々にとっては「長沼中学校に通わせて良かった。」
・職員にとっては「長沼中学校で働けて良かった。」
と感じられる学校を目指して、日々の教育活動に取り組んでいきたいと考えております。そのためには、学校・家庭・地域の連携が不可欠です。今年度も今まで同様に、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

《入学式》
 4月8日(木)には26名の新入生を迎え、オンラインも活用しながら入学式を挙行しました。今回も来賓の方々や在校生の参列はありませんでしたが、新入生呼名の際には、初々しく元気の良い返事を聞くことができました。
 入学式の式辞でもお話しいたしましたように、長沼中学校の教育目標は以下の4つです。
◇自主的に学習する生徒
◇正しく判断して行動する生徒
◇心身ともに健康でがんばる生徒 
◇勤労を尊び郷土を愛する生徒
 新入生には、この4つの教育目標にある姿を目指してがんばってほしいのはもちろんですが、2・3年生や教職員もみんなで力を合わせて、より良い長沼中学校を築いていけるようにしていきたいと考えています。

《学校における新しい生活様式》
 人類と感染症との関わりの歴史は古く、医学的な見地からすれば、「人類の、医学の歴史は感染症との闘いの歴史でもある」と言えるかもしれません。歴史的に見れば、私たち人類はこれまでに1900年代初頭の「スペインかぜ(インフルエンザ)」、1970年代の「エボラ出血熱」、2000年代初めからは「SARS(重症急性呼吸器症候群)」、「新型インフルエンザ」、「MERS(中東呼吸器症候群)」などを経験してきました。そして、今回が「新型コロナウイルス(COVIT-19)」です。
 現在、全世界が新型コロナウイルス感染症の終息のために連携・協力しているのは周知の通りです。ワクチンの接種も開始されてはいますが、私たちが行わなくてはいけないことは、感染拡大予防として3密「密閉・密集・密接」や会食での会話を避けること、そしてマスクの着用や咳エチケットの遵守、手指消毒の徹底など、これまでもずっと行われてきた公衆衛生上の基本的な行動です。このことは今も昔も、そして学校生活でも変わりがありません。
 新型コロナウイルス感染症の一刻も早い終息を願いつつ、学校でも健康・安全を第一に、感染状況を踏まえた上で、知恵を出し合い、工夫しながら「生徒ファースト」を目指して様々な教育活動に取り組んでいきたいと思います。
                                       (学校だより4月号より抜粋)

 

 

 

《卒業式》 

 28名の3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症対策のため、例年通りの卒業式ができないことは残念ですが、長沼中学校の在校生、教職員全員で、皆さんの門出を祝福します。

 皆さんは、今日をもって中学校生活を終え、9年間にわたる義務教育を修了します。特に、この長沼中学校で過ごした3年間では、心も身体も成長し立派な卒業生として今日の日を迎えました。
今年度は新型コロナウイルス感染症のため、記憶に残る年となりました。3月に始まった休校。4月に入り学校が再開されましたが、再び休校となり5月いっぱい休みが続きました。その後も、様々な行事が中止や規模縮小となり、悲しい思いをした人も多かったはずです。「自分たちだけではないのだから。」と頭では理解しようとしても、心から納得できなかったのではないでしょうか。私たち教職員も、かけた言葉が本当に皆さんの心に届いているのか、悩んでいたのが正直なところです。

 このように様々な制限がある中、皆さんは現状を前向きに捉え、ベストを尽くしてきました。例年とは違って半日での開催となった運動会や学校祭では、工夫を凝らして準備を進め、当日は素晴らしいパフォーマンスを披露しました。部活動においては大会やコンクールはなくなったものの、最後まで努力を続ける姿を1・2年生に見せることができました。皆さんの頑張りは、長沼中学校の伝統の一ページに書き加えられることになります。
 心残りはあるかもしれませんが、中学3年生という時期にこのような経験ができたのは自分たちの世代だけだと、発想を転換させてみてはどうでしょうか。

 ピアニストのフジコ・ヘミングさんは「人生に無駄なことなんか、1つもない。生きるということはいろいろ経験すること。」と言っています。彼女はスウェーデン人の父と日本人の母の間に生まれ、幼い頃に日本へ移住してきました。日本になじめなかった父親が帰国してしまったこともあり、生活はとても苦しかったそうです。ピアノの才能に恵まれた彼女は、母親の援助を受けウイーンに留学しましたが、貧しさのあまり寒くても暖房がつけられず、熱を出したことが原因で聴力をほとんど失ってしまいます。しかし、そのような逆境をたゆまぬ努力で乗り越え、88歳になった今でも精力的に演奏活動を続けているのです。「様々な困難を克服したことが、その後のピアニスト人生にとても役に立った。」とも彼女は語っています。
 物事を振り返り、記憶を整理することで私たちは次のステップに進んでいくことができます。
    その際に大切なのは、嬉しかったり楽しかったりしたでき事をしっかりと心に焼き付けることに加え、ネガティブな部分をポジティブなものへと置き換えることです。うまくいかなかったり嫌だったりしたでき事は、そこから何を学べたか、それをどう我慢して乗り切れたのかというように、自分が成長する機会を与えられたと捉えてみましょう。「あのときの経験がプラスになった。」と振り返ることのできる日が1日も早くやってくることを願っています。

 もう1つ覚えておいて欲しいことがあります。
それは「地域の絆」です。このコロナ禍において、本校の卒業生や地域の方々から、マスクや消毒液、体温計などの寄付が寄せられました。あらためて人と人との結びつきの素晴らしさを感じる機会となりました。皆さんをサポートしてくださる方々への感謝の気持ちを、ぜひ忘れないでください。
 これから、皆さんは自分が選んだ新たな世界への一?を踏み出すことになります。そこには希望と同時に不安もあるでしょう。しかし、皆さんにはこの3年間、小学校から数えると9年間を一緒に過ごしたかけがえのない仲間たちがいます。つらいとき苦しいときには、きっと大きな支えになってくれるはずです。そして、家族や地域の方々も必ず応援してくれるにちがいありません。次のステージでのさらなる活躍を楽しみにしています。

 保護者の皆さま、本日は誠におめでとうございます。今年度は新型コロナウイルス感染症の流行の中、いろいろな心配があったことかと思います。このような特別な状況の中で立派に成長したお子様の姿を、私たち教職員は頼もしく感じているところです。3年間、本校の教育活動へのご理解、ご協力ありがとうございました。
 結びに、長沼中学校の卒業生となる28名の皆さんに、輝かしい未来が待ち受けていることを祈念し、お祝いの言葉といたします。

                                            (3/10 卒業式 式辞より)

 

 

 

《身に付けておくべき力》
 
 
あるリサーチ会社がスポーツ選手について調査したところ、長くトップクラスで活躍する選手が備えている要素として次の10の力が挙げられるそうです。                                                                                                                                                                  
 1.相手の話に真剣に耳を傾け理解することができる(傾聴力)
 2.相手に自分の意見や考えを言うことができる(主張力)
 3.苦しみや辛さ、怒りなどに耐えることができる(忍耐力)
 4.人の話や要求を聞き入れることができる(受容力)
 5.物事を目的に向って前に進めることができる(推進力)
 6.常に目的を持ち、自己啓発を心がけている(自己啓発力)
 7.ひとつのことを長期間、中断せずに継続できる(持続力)
 8.行動する場合、達成しようとする責任感が高い(自己責任力)
 9.相手や集団をサポートし助けることができる(支援力)
10.他人と、あるいは集団で力を合わせて事をなすことができる(協調力)

 そして、優れた選手はメンバーから外されたり怪我をしたりした時のような苦しい場面や監督・コーチの目が届きにくい場面でこそ、このような力を発揮している傾向があるそうです。ここにあげた10の力は、スポーツの世界に限らず学校生活の中でも必要な力ではないでしょうか。長沼中学校の生徒にも、このような力をぜひ身に付けて欲しいものです。

                                             (学校だより2月号より)

 

《立志式》

 立志を迎えた2年生の皆さん、おめでとうございます。
 立志とは江戸時代の成人式にあたる元服にちなみ、数え年で15歳を迎えた皆さんを祝う行事です。そして今日は、いつも皆さんをいちばん近くで支えてくださっている保護者の方々、いろいろな形で応援してくださっている地域の方々に感謝し、大人への階段を踏み出す門出の日でもあります。

 では、大人とはどのような人のことを指すのでしょうか。辞書で調べると、「一人前の年齢に達した人」と書かれています。日本では、明治時代に民法が制定されてから今日までの約140年間、成年年齢は20歳と定められてきました。この民法が改正され、来年の4月1日から、成年年齢が18歳に引き下げられます。これに先立ち、選挙権をもつ年齢が18歳となったことは皆さんも知っているとおりです。中学生にとって、大人というものが少し身近になるのかもしれません。
 民法が定めている成年年齢は、「父母の親権に服さなくなる年齢」と「1人で契約をすることができる年齢」という意味があります。つまり、成年に達すると、親の同意を得なくても自分の意思で、対外的なことに対する判断ができるようになるということです。しかし、二十歳を過ぎても、親から援助を受けている学生などが多くいる一方、10代でも仕事をもち社会的・経済的に自立している人もいます。こう見ると、大人の定義は年齢だけではないようにも感じます。

 ある本の中では、大人としての条件が6つ挙げられていました。それは、
1. 精神的に自立していること
2. 金銭的に自立していること
3. 自分一人できちんと生活ができること
4. 責任感があること .
5. 世のため、人のために頑張れること .
6. 一般常識を持っていること
 だそうです。
 もちろん、これが全てではないと思いますが、とても大切な内容が含まれている気がします。ぜひ、今日の立志式を機に皆さんも、どのような大人になりたいか考えてみるとよいでしょう。

 ここで、大人に関する印象的な言葉を紹介します。
 TUBEというバンドのボーカリストである前田亘輝さんは「人は出会いと別れを繰り返すけれど、どんな出会いも無駄じゃなかったと思う。それは大人になると実感できるもの。だから出会ってきた人に、『ありがとう。』」と言っています。
 出会いが人を育てるのです。ぜひ、たくさんの出会いを経験してください。
 また、イギリスの作家であるオルダス・ハクスリーさんは「天才の秘密は、子どもの魂を大人になってももち続けるということだ。それは、決して情熱を失わないということを意味する。」と言っています。
 純粋な気持ちをいつまでももち続けてください。

 さて、新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、今も心配な状況が続いています。不自由を感じながら、毎日を過ごしている人も多いのではないでしょうか。しかし、中学2年生という多感な時期に大きな危機に直面した皆さんは、この世代にしかすることのなかった経験を通して、様々なことを学んできました。それは、人と人との絆の力、感謝や思いやりの大切さ、がまんすることの必要性などです。
 長い歴史を振り返っても、成功者はピンチをチャンスと捉え、困難を乗り越えてきました。逆境を嘆くことなく、現実をまっすぐに見つめてベストを尽くすことが求められます。チャレンジせずに最初から言い訳を用意することよりも、理想の姿の実現に向けて、まずは自分からアクションを起こしましょう。このコロナ禍での経験が、自分を成長させてくれたと思える時がきっとくるはずです。

 保護者の皆様、本日、2年生17名は立志という人生の節目を迎えました。あらためてお祝いを申し上げます。これから、お子様がそれぞれの夢に向かってどのように成長していくのか、楽しみにされていることでしょう。今後も、厳しさの中にも愛情をもって、お子様をサポートしていただけるようお願いいたします。
 結びにあたり、立志を迎えた皆さんのさらなる成長と活躍を願って、お祝いの言葉といたします。

                                                                                                                                                              (2/4 立志式 式辞より)

《持続可能な社会》

 3学期がスタートして3週間が経ちました。この時期が、1年間で最も気温が低い時期だと言われています。寒さが厳しい中ですが、元気に学校生活を送ってください。特に3年生は、受験に向けてラストスパートに入る時期です。この栃木県にも緊急事態宣言が発令中です。新型コロナウイルス感染症対策を含めて、健康管理には十分に注意しましょう。

    さて、皆さんは「SDGs」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。最近はニュース等にもよく取り上げられており、少しずつ浸透している言葉だと思います。 配付された資料を見てください。「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals」の略称であり、「持続可能な開発目標」と訳されている国際社会共通の17の目標です。2015年の9月に、国連において世界のリーダーによるサミットが開かれました。そこでは、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダ(文書)の中心となる「持続可能な開発目標」を「SDGs」と呼んでいるのです。                                                         

 ここで、17の目標について少し見ていきたいと思います。
 資料にある1から6の目標を見てください。この6つの目標は貧困や飢餓、福祉・健康や教育、さらにはジェンダーついてなど主に開発途上国に対する目標と考えられます。しかし、実際には、この日本でも、近年では経済格差が問題となっています。ジェンダー平等(男女平等)に関しても、2019年12月に世界経済フォーラムで発表された数字によると、日本は153カ国のうち120位というとても低い結果となりました。先進国と言われる我が国にも当てはまる目標が含まれていると言えるでしょう。 
 次に7から12の目標です。これらは、エネルギー、働きがいや経済成長、まちづくりについて関わるものです。これらは主に先進国に対する目標であり、まさにこの日本にも密接に関係しています。
   最後に13から17の目標です。これらは、気候変動や自然、平和に関わる問題であり、開発途上国・先進国の区別なく国際社会全体で取り組むべきグローバルな目標になってきます。
   「SDGs」が世界でこれだけの広がりを見せているのは、このように開発途上国だけではなく先進国にも関わってくる、様々な分野の課題を踏まえた幅広いものだからだと言えるのかもしれません。                                                                                  

    現在、世界には、環境・貧困・人権・平和・開発といった様々な地球規模の課題があります。これらを解決していくためには、地球上で起きていることを私たち一人ひとりが、自らの問題として捉えることが大切です。そして、それぞれが自分にできることを考え、実践していく習慣を身につけ、課題解決につながる価値観や行動を生み出していかなければなりません。皆さんが持続可能な社会づくりの担い手となり、地球に存在する人間を含めた命ある生物が遠い未来までその営みを続けていけるような世界を創造していくことが必要とされています。         
    今、いろいろな場面で持続可能な社会に向けてのチャレンジが始まっています。人々の小さなことの積み重ねが大きな力につながっていくはずです。皆さんも、17の目標の中のできるものからで良いので、目標達成に向けての取組をスタートさせてみてはどうでしょうか。

                                           (2/1 朝会あいさつより)

《新年を迎えて》

 新年、明けましておめでとうございます。

 例年ですと、1年の始まりであるこの時期は新しい年への期待や希望で華やかな雰囲気があるものです。しかし、今年は新型コロナウイルス感染の影響もあり、社会全体に素直に新年を祝うことのできない部分がどこか感じられる気がします。
 経済活動も徐々に再開され少しずつ日常を取り戻しつつあるかに思えましたが、感染拡大は止まらず、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県には緊急事態宣言が発令されることになりました。この栃木県でも相次いでクラスターが発生し、警戒レベルが最も厳しい「特定警戒」に引き上げられています。ワクチンや治療薬が広く行き渡り、安心して過ごすことのできる日がやって来るのが待ち遠しい限りです。
 もうしばらく我慢の日々が続きますが、皆さんで力を合わせてこの危機を乗り越えたいものです。

 さて、いよいよ3学期がスタートします。
 3学期は1年間のまとめとなる学期です。1・2学期から積み上げてきたことを大切にしながら、今年度の総仕上げをするとともに来年度への準備を進めてください。
 特に、3年生にとっては、中学校の3年間だけでなく9年間の義務教育の集大成となる時期を迎えます。進路希望の実現に向けて、もう1段階ギアを上げ、受験勉強のラストスパートを期待しています。また、大部分の人たちは小学校の時から一緒に9年間を過ごしてきました。4月からは、それぞれが別々の道