校長室よりごあいさつ

《新年を迎えて》

 新年、明けましておめでとうございます。

 例年ですと、1年の始まりであるこの時期は新しい年への期待や希望で華やかな雰囲気があるものです。しかし、今年は新型コロナウイルス感染の影響もあり、社会全体に素直に新年を祝うことのできない部分がどこか感じられる気がします。
 経済活動も徐々に再開され少しずつ日常を取り戻しつつあるかに思えましたが、感染拡大は止まらず、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県には緊急事態宣言が発令されることになりました。この栃木県でも相次いでクラスターが発生し、警戒レベルが最も厳しい「特定警戒」に引き上げられています。ワクチンや治療薬が広く行き渡り、安心して過ごすことのできる日がやって来るのが待ち遠しい限りです。
 もうしばらく我慢の日々が続きますが、皆さんで力を合わせてこの危機を乗り越えたいものです。

 さて、いよいよ3学期がスタートします。
 3学期は1年間のまとめとなる学期です。1・2学期から積み上げてきたことを大切にしながら、今年度の総仕上げをするとともに来年度への準備を進めてください。
 特に、3年生にとっては、中学校の3年間だけでなく9年間の義務教育の集大成となる時期を迎えます。進路希望の実現に向けて、もう1段階ギアを上げ、受験勉強のラストスパートを期待しています。また、大部分の人たちは小学校の時から一緒に9年間を過ごしてきました。4月からは、それぞれが別々の道へ新たな1歩を踏み出すことになります。今の仲間との残された時間が思い出に残るものとなるよう願っています。1・2年生も、あとわずかとなった3年生と一緒の学校生活を有意義なものにしてください。
 3学期の授業日数は1・2年生が51日、3年生が41日です。自分の心の中でカウントダウンをしながら、1日1日を大切に過ごしましょう。                                           

 ラグビー日本代表の選手そして監督としても活躍した平尾誠二さんは、「今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない。ここで自分らしく生きることができない人には、次なる道は開けない。」と、時間を大切にして目の前の課題にきちんと向き合っていくことが成功に繋がると言っています。
 11月に行われた「あすチャレ!スクール」でも学んだように、新型コロナウイルスを始めとする様々な困難に立ち向かう強い気持ちをもって、目標に向けて努力を積み重ねていくことが皆さんの成長につながるはずです。新年を迎えたことを機に、自分の目標、そして目標に向けての取組について見つめ直してみましょう。

 この3学期を含め、令和3年が長沼中学校の生徒にとって素晴らしい1年となること祈って、始業式のあいさつといたします。

                                           (1/8 始業式 式辞より)

《2学期を振り返って》

 今日で2学期が終了します。
 例年より、夏休みが短かったため、昨年より13日も長い91日という2学期になりました。

 皆さんは今学期を振り返ると、どんなことが心に残っているでしょうか。
 2学期がスタートした当初はまだ暑さが厳しく、マスクを付けながらの授業は大変だったと思います。そのような中、運動会の練習が始まりました。規模は縮小されたものの、気持ちの入った皆さんの姿が見られました。3年生からの「もっと、練習をさせてください。」という申し出を聞き、とても頼もしく感じたことを覚えています。
学校祭も半日の開催となりましたが、「百花繚乱~笑顔の花を咲かせよう~」のテーマのもと、新型コロナウイルスへの感染防止に配慮しながら工夫を凝らした発表や展示が行われました。各クラスの団結力を発揮した合唱に加え、アイデアを出し合った学級発表も素晴らしかったです。そして、全校生徒でモザイクアートの作成に初めてのチャレンジをしました。
 2つの行事では、3年生がリーダーシップを発揮し後輩たちを引っ張りました。1・2年生は先輩たちから受け継いだバトンをしっかりと今後につなげていきましょう。
 また、2度の延期を経て、修学旅行が実施されました。日帰りとはなってしまいましたが、3年生にとっては良い想い出になったことと思います。橘貴啓さんを講師に迎えた「あすチャレ!」スクールでは、実際にパラスポーツを体験したことに加え、困難を乗り越え目標に向けて努力することの大切さを学びました。

 他にも、それぞれの心に残っているでき事がたくさんあることでしょう。
 物事を振り返るときには、まずは自分にとってプラスになったことなどポジティブな面を思い出すことが大切です。もちろん、うまくいかなかった事や嫌だったこともあるはずです。そういう場合はその経験から何を学べたか、つらい場面をどう乗り切ったかを考え、自分が成長するチャンスだったと前向きに捉えてみてください。
 さて、明日から冬休みに入ります。
 学校の外に目を向けると、やはり気になるのは全国的な新型コロナウイルスの感染拡大です。栃木県内でも感染レベルが「感染拡大注意」から「感染厳重注意」に引き上げられ、新たなクラスターの発生も報道されていました。慣れによる気の緩みも心配です。引き続き、感染予防には緊張感をもって取り組んでいかなければなりません。

 3年生、年が明けるとすぐ私立高校の入試があります。まずは、健康管理に留意しコンディションを整えることが大切です。当日は、落ち着いて試験に臨み、今までの学習の成果を十分に発揮してきてください。
 1・2年生、今のうちから少しずつ受験の準備をしておくことが、進路希望の実現につながります。まずは、2学期の復習を計画的に進め、3学期に備えることが重要です。

 最後になりますが、年末・年始は家族と過ごす機会が多くなります。ぜひ、家族と一緒の時間を大切にしてください。そして、この冬休みの間に令和3年を迎えます。時間の流れを意識し、今年1年を振り返るとともに新しい年に向けての心構えをもつ時間を作ってみましょう。
 では、3学期の始業式に、皆さんの元気な姿を見られることを楽しみにしています。
 それでは、よいお年を!

                                          (12/25 終業式式辞より)           

《2020年を振り返って》

 12月に入り、この1年を振り返ることが多くなる時期となりました。
昨年も朝会での話題に取り上げた、「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」には今年も30の言葉がノミネートされ、おととい、発表された大賞には、新型コロナウイルス感染症を予防するために避けなければならないとされている、「密閉・密集・密接」を指す「三密」という言葉が選ばれました。まさに未知の感染症に振り回された2020年を象徴する言葉であったと思います。

 大賞の候補には、予想通りに新型コロナウイルス関連の言葉が多く選ばれました。
大賞に選ばれた「三密」を避けるためにいろいろな場面で呼びかけられた、「新しい生活様式/(ニューノーマル)」「ソーシャルディスタンス」。まだ、しばらくの間はこれらを意識する必要がありそうです。感染に直接関係のある「PCR検査」「濃厚接触者」「クラスター」という言葉も、連日、耳にしました。
 外出自粛が呼びかけられていた期間中には「(おうち時間)/ステイホーム」、「テレワーク/(ワーケション)」という言葉が良く使われていました。他にも「Go toキャンペーン」、「オンライン飲み会」に代表される「オンライン〇〇」もすっかり世の中に定着しています。

 また、皆さんに身近な言葉としては「鬼滅の刃」。アニメ・映画とも大ブームとなり、その主題歌のヒットも含めて大きな社会現象となりました。「香水」はシンガーソングライターの瑛人の楽曲で、カバー動画が数多くSNSに投稿されたことでも話題を集めました。ちなみに歌詞に出てくるドルチェ&ガッバーナの香水は大きく売り上げを伸ばしたそうです。ゲームソフトの「あつまれ動物の森」、いわゆる「あつ森」も多くの人気を集めました。
 テレビの世界からは、高視聴率ドラマ「半沢直樹」の中での大和田常務の決めぜりふ「(顔芸)/恩返し」、お笑いコンビ「ぺこぱ」の「時を戻そう」と言う言葉がランクインしました。

 そんな中で、私にとっては「エッセンシャルワーカー」という言葉が印象に残っています。「エッセンシャル」には「欠かすことのできない」・「非常に重要な」という意味があり、「エッセンシャルワーカー」とは、人々が暮らす上で欠かせない業務に就いている人のことを指します。具体的には、コロナ禍においてもテレワークができない医療従事者やゴミ収集員の方、スーパーの店員さんなどがこれにあたります。何もない日常ではなかなか意識することがなかった、「エッセンシャルワーカー」の方々の存在の大きさに、この非常事態を通して、私たちはあらためて気付かされたのです。もし、新型コロナウイルスの脅威が去ったとしても、相手を思いやる優しさや、周囲への感謝の気持ちを忘れたくないものです。

 あらためて30の言葉を見てみると、この1年がどんな年であったか再確認できる気がします。今回は新型コロナウイルス関連の言葉一色という感じでしたが、来年は、新語・流行語にもっとたくさんの楽しい言葉・前向きになれる言葉がノミネートされることを願っています。
 今年も残すところ1か月です。みなさんも、この1年間を振りかえる時間をぜひもってみてください。

                                          (12/3 朝会あいさつより)

《あすチャレ!スクール》
 11月13日(金)には、車椅子バスケットボールの現役パラアスリートである橘 貴啓(たちばなたかひろ)さんをお迎えし「あすチャレ!スクール」を開催しました。「あすチャレ!スクール」とは日本財団パラリンピックサポートセンターが主催するプログラムで、パラアスリートと共にスポーツについて学ぶ体験型授業です。橘さんのデモンストレーションを観たあと、代表生徒が車椅子バスケット、生徒全員が車椅子リレーを体験しました。そして、最後に橘さんから「目の前にある1つひとつの目標を確実にクリアしていくことが、夢の実現につながる。」という話を聞きました。
 長沼中学校の生徒は、今年開催されるはずだった東京オリンピックの陸上競技を新国立競技場で観戦するはずでした。今回の「あすチャレ!スクール」を通して、生徒たちには来年の観戦に向けて、スポーツの奥深さや可能性に挑戦する勇気の大切さを感じてもらえたのではないでしょうか。

                                             (学校だより11月号より)

《アース・オーバーシュート・デー》
 毎年、国際シンクタンク(ある領域の専門家を集めた研究機関)のグローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)は、人類による「地球資源の使い過ぎ」状態に警鐘を鳴らすように「アース・オーバーシュート・デー」を発表しています。「アース・オーバーシュート・デー」とは、その年に使用可能とされるすべての地球資源を使い果たす日であり、具体的には、人類による自然資源の消費が、地球が持つ1年分の資源の再生産量とCO2吸収量をオーバーシュートした日のことです。「オーバーシュート(overshoot)」は日本語で「通り越す、行き過ぎる」と訳され、まさに人類による行き過ぎた資源の消費を表しています。
 この人類によるオーバーシュートが始まったのは1970年代のことです。それ以来、「アース・オーバーシュート・デー」後に人類が使う自然資源はすべて、未来の世代が使う資源を前借りしていることになります。2020年は8月22日が、「アース・オーバーシュート・デー」でした。2019年の「アース・オーバーシュート・デー」は7月29日だったので、昨年より約3週間遅れとなりました。今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、各国でロックダウンや外出自粛があり、日常の活動が減り、二酸化炭素排出量の減少などにつながったことがその理由です。今、世界中で持続可能(サステナブル)な社会の重要性が叫ばれています。CO2の削減など環境への負荷を減らすことが求められ、様々な分野で環境に配慮した取組が行われています。世界全体で経済活動のあり方を考え直していくことはもちろんですが、私たちもその責任ある一人の人間として生活スタイルや行動を見直すことが必要です。
 日本でも7月からは、レジ袋の有料化がスタートしました。レジ袋を削減しても、問題となっているプラスチックごみの削減につながるかどうかについては否定的な意見も出されています。経済産業省のホームページでは、レジ袋有料化の目的について「ふだん何げなくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとする。」としています。まずは、「身近なところのできることから」という発想なのかもしれません。  この夏も、全国各地で豪雨による大きな被害が発生しました。このような自然災害を防ぐためにも、異常気象の原因と言われている地球温暖化を何とか食い止めなければなりません。本校の生徒にとっても、レジ袋の有料化が地球全体の環境問題を考える一つのきっかけになればと思います。そして、「アース・オーバーシュート・デー」を1日でも遅らせることに貢献できるよう期待しています。
                                             (学校だより11月号より)
    

《学校祭~10/24(土)》                                                      ◇開祭式                                                                       

 皆さんは今日の学校祭に向けて、実行委員を中心にアイデアを出し合いながら、合唱、クラス発表、少年の主張、太々神楽の練習や係ごとの準備を進めたり、新しい試みであるモザイクアートの作製に取り組んできたりしました。今日はその成果を発表する日です。半日での開催となり時間は限られていますが、皆さんにとって充実感のある行事となることを期待しています。
 今年の学校祭のテーマは「百花繚乱~笑顔の花を咲かせよう~」です。「百花繚乱」とは「いろいろな花が咲き乱れること。」から転じて、「秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。」という意味があります。皆さんが生き生きと活動し、自分らしさを発揮することがこのテーマに繋がります。
 ぜひ、一人ひとりが自分の役割をきちんと果たし、今日の学校祭を成功させましょう。

 保護者の皆様、本日は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からリモートでの参観となります。直接見ていただけないのは残念ですが、お子様の元気に活躍する姿をご覧になっていただくとともに、場所は少し離れていますが、それぞれの発表を応援いただけるようお願いいたします。
 では、今日一日を全員で楽しみましょう。                                                          

◇閉祭式
 生徒の皆さん、お疲れ様でした。
 今年の学校祭のテーマは「百花繚乱」でした。一人ひとりが思ったように笑顔の花を咲かせられたでしょうか。振り返ってみると、それぞれの発表や展示から、皆さんの今日に至るまでの頑張りが伝わってきました。準備の段階から含めて、長沼中学校の良さが発揮された学校祭となりました。
 そして、今年は新しい企画として全校生徒でモザイクアートを作り上げました。テーマとして掲げた「百花繚乱」にふさわしい華やかな作品になったと思います。これは今までにない新しいチャレンジであり、一つの作品を全員で協力して完成させたことには大きな意味があったはずです。来年以降もさらにいろいろなアイデアを出し合い、長沼中学校の学校祭を少しずつステップアップさせていけるよう楽しみにしています。

 保護者の皆さま、学校祭へのご来校ありがとうございました。ぜひ、来年度は保護者の皆さまや地域の皆さまにも例年通りに、生徒の生の姿をご覧いただける学校祭となるよう願っております。                                 

 最後になりますが、この学校祭の企画や準備を進めてきた実行委員の皆さん、お疲れ様でした。最後のクロージングも楽しみにしています。学校祭に向けての準備や今日の活動などを通して、生徒の皆さんが得たもの・感じたものを今後の学校生活に生かしていけることを願ってあいさつといたします。

《PDCAサイクル》

 今年度の後半戦のスタートである10月1日(木)の朝会では、昨年度に引き続き生徒全員で4月から9月までの6か月間の振り返りをしました。
 本校の教育目標である「自主的に学習する生徒」・「正しく判断して行動する生徒」・「心身ともに健康でがんばる生徒」・「勤労を尊び郷土を愛する生徒」について自己採点をし、どうすれば残りの6か月で4つの目標に近づけるのかをそれぞれが考えたのです。
 その後、目標を達成するための手法の一つであるPDCAサイクルを紹介しました。学習や部活動においてもこのPDCAサイクルを活用させ、うまくいかなかった原因を分析し、これからの改善につなげて欲しいと思います。
 ◇PDCAサイクル                                                               

                    PLAN《計画を作成する》                                                   

                  ↗            ↘        

 ACTION《改善し、次につなげる》                  DO《計画を実行する》    

                  ↖            ↙                                                                                                  

                     CHECK《行動を評価・分析する》

                                              (学校だより10月号より)

《修学旅行について》
 10月9日(金)には、3年生の那須方面への日帰りの修学旅行が実施されました。限られた時間ではありましたが、生徒たちは思い思いに楽しい時間を過ごしていたようです。
 今年度の修学旅行については、新型コロナウイルス感染症の影響で5月から8月への延期、さらには方面を変更して10月への再延期の判断をしました。8月末には3学年の臨時保護者会を開催し、今までの経緯と10月に実施した場合の計画を説明しました。しかし、その後アンケートをとった結果、真岡市で取り決めた実施の条件である保護者の8割以上の同意が得られず、今年度は宿泊を伴う旅行はやむなく中止となったわけです。中止の決定の後、生徒の思い出づくりとして日帰りの旅行について校内で検討し、今回の実施となりました。

 中学校生活の一大イベントである修学旅行が例年通りの形では実施できず、がっかりした3年生も多かったでしょう。度重なる変更がある中、実施に向けて準備を進めていた生徒や3学年担当のスタッフの想いを考えると複雑な心境です。しかし、修学旅行をぜひ経験させたいという気持ちがある反面、旅行先での新型コロナウイルス感染への不安があることも事実であり、保護者の皆さまにとっても難しい判断だったのではないでしょうか。アンケートでは貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
 今回は8割以上の同意という決定の基準が示されましたが、日々の教育活動の実施については、一つ一つを数値で判断するわけにはいきません。様々な情報と目の前にある状況を総合的に検討し、臨機応変に対応していくことになります。見えないウイルスとの闘いは、まだ終わりが見えません。

                                             (学校だより10月号より)                                                 《地域の力・地域の絆》       

    新型コロナウイルス感染症の流行の中で、地域の方々から本校へたくさんの支援がありました。マスク・消毒液・体温計などを贈っていただき、いろいろな場面で活用させていただいています。また、8月17日の始業式の日の朝には、長沼PSC(ピース&セーフティークラブ)の方々が学校周辺での交通指導を行ってくださいました。このような出来事を通じて、「地域の力」・「地域の絆」のありがたさというものを再認識しているところです。あらためて感謝申し上げます。

    現在、総務省では「地域おこし協力隊」というプロジェクトを実施しています。「地域おこし協力隊」の隊員は、おおむね1年から3年の期間、地方自治体の委嘱を受け、その地域で生活しながら様々な地域協力活動を行います。主な活動は「地域コミュニティ活動」や「地域や地域産品の情報発信・PRに関する活動」・「イベントの企画・運営、集客などに関する活動」です。
    また、「地域おこし協力隊全国サミット」というイベントも行われ、昨年実施された第6回のサミットでは、このプロジェクトを推進する高市早苗総務大臣(当時)から「今後インターネットネイティブ(生まれたときからインターネットが身近にある)世代が、それぞれの地域で開発した特産品をインターネットを活用して全国に展開したり、地域のご高齢の方にインターネットの使い方を教えたり、テレワークの拠点を地方でも展開してもらえることを希望している。また今回のサミットを通じて、隊員同士がネットワークを広げ、地域おこし協力隊の活躍を全国に発信する機会になることを期待している。」というメッセージが伝えられました。

    ご存じのように、我が国の課題として都市部と地方の格差があげられています。地方では人口減少に伴い過疎化が進み、そこに残された人々の生活が成り立たなくなっている地域が増えつつあります。このような中、ここで紹介した「地域おこし協力隊」のような活動は、今後さらに大切になってくることでしょう。
    真岡市そして長沼地区にも、たくさんの魅力が隠されているはずです。生徒たちにも、生まれ育った地域の素晴らしさを再発見し、将来に向けて地元に貢献できることはないかを考えて欲しいと思います。

                                                                                                                                                                        (学校だより9月号より)

《運動会~9/12(土)》                                                           

◇開会式                                                          
 新型コロナウイルス感染症の影響で例年とは違った形となりますが、本日ここに運動会が実施できることを嬉しく思います。感染予防には十分気をつけながら、素晴らしい運動会を創り上げましょう。
 今年の運動会は時間が短縮されたり実施できる種目にも制約があったりするなど、皆さんにとっては少し物足りない面があるかもしれません。しかし、全校生徒が心を一つにし、力を合わせて何かをなしとげることには大きな意義があります。

 高校野球の夏の選手権大会が中止になったことで開催が決まった「甲子園高校野球交流試合」では、大分商業高校の川瀬主将、花咲徳栄高校の井上主将が選手宣誓をしました。その中で、2人は「新型コロナウイルスとの闘いや度重なる大規模な豪雨災害などの社会不安のある中で、甲子園高校野球交流試合を開催していただけることによって、再び希望を見いだし諦めずにここまで来ることができました。ひとりひとりの努力がみんなを救い、地域を救い、新しい日本を作ります。創造、挑戦、感動。いま私たちにできることは、一球をひたむきに追いかける全力プレーです。交流試合の開催や、日々懸命に命、生活を支えてくださっているみなさまへの感謝の気持ちを持ち、多くのみなさまに明日への勇気と活力を与えられるよう選ばれたチームとしての責任を胸に、最後まで戦い抜くことを誓います。」と野球をできる喜びを伝えていました。

 皆さんも長沼中学校の生徒らしく、自分の競技はもちろん係活動や応援に全力で取り組んでください。そして、最後までベストを尽くし、フェアープレーの精神を発揮できることを期待しています。
 保護者・ご家族の皆様、朝早くからお出かけいただき誠にありがとうございます。本日は応援や写真撮影に関しては、3密を避けるための制限を設けております。趣旨をご理解のうえご協力をお願いいたします。ぜひ、お子様のいきいきと活躍する姿をご覧ください。
 今日の運動会が安全に実施できることを願って、あいさつといたします。


◇閉会式 
 今年は、「紅」組が優勝です。おめでとうございます。                                      

 勝ち負けはついてしまいましたが、生徒のみなさんが全力で競技をする姿、係活動に責任をもって取り組む姿、そして一生懸命に仲間を応援する姿がたくさん見られました。開会式で話したように、全校生徒が心を一つにし、力を合わせることができたのではないでしょうか。
 特に、中学校での最後の運動会となった3年生はいろいろな場面でリーダーシップを発揮することができました。1・2年生は今日の3年生の姿を忘れずに、来年・再来年の運動会につなげていってください。

 ここで皆さんに考えて欲しいことがあります。
 去年の運動会の閉会式の時に、今年の運動会がこんな形になると想像した人はいなかったはずです。そして、また次の年も同じような風景が見られると思っていたはずです。しかし、我々は、当たり前だと思っていたことが実はそうではないことに、新型コロナウイルスによって気づかされたと言えます。
 今回のような感染症やこの夏に各地で大きな被害をもたらした災害が起きた時、自然の力を改めて思い知らされます。命を奪い、学校や仕事という生活の場を奪い、コミュニティーさえも奪ってしまうでき事から私たちは何を考えるべきなのでしょうか。
 それは「生きていて当たり前なことなど何もない。」と、日常に感謝することである気がします。家族と一緒にいられること、友人と会えること、学校に来られること、仲間が集まって楽しく過ごせることなどと挙げればキリはありませんが、日常生活において常識だとか普通であると思ってきたことをあらためて見直してみる良い機会です。

 皆さんも、運動会の中身と一緒に、今までなら意識することもなかった「当たり前と思っていたことのありがたさ」について振り返ってみてください。
 お疲れ様でした。

                                        (9/13 運動会 あいさつより)

《2学期を迎えて》

 例年より短い夏休みが終わり、今日から2学期が始まります。
 少し休み足りないと感じている人がいるかもしれませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう。
 2学期も1学期に引き続き、新型コロナウイルス感染症の予防対策をきちんと行っていかなければなりません。7月の末には栃木県の感染レベルが1段階引き上げられたり、真岡市からは新型コロナウイルス厳重注意報が出されたりと心配な状況が続いているところです。2学期に予定されている行事については、今後の感染状況を考慮しながら、皆さんの「活躍の機会の確保」と「感染予防」のバランスをとった形での実施のしかたを考えていきます。

 さて、皆さんは「思考」と「感情」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
 「思考」とは、辞書で調べると「経験や知識をもとに頭を働かせること。」と書いてあります。簡単に言うと「考えること」です。
 「感情」とは、辞書で調べると「外からの刺激によって引き起こされる、人などに対する態度。」と書いてあります。簡単に言うと「物事に対して感じる気持ち」のことです。
 心理学の世界では、人は「思考」で行動する場合と「感情」で行動する場合があると言われています。
 「思考」で行動する場合は、「こうしたら、どう思われるだろう。」、「やらなければ叱られる。」といったことがきっかけとなります。「感情」で行動する場合、「自分はこうしたい。」、「自分ならこう考える。」といったことがきっかけとなります。
いつも「思考」で行動している人は、他人の気持ちばかり考えてしまう傾向が強く、だんだんと自分に自信が持てなってしまうそうです。逆に「感情」で行動している人は、自分で考えなければならないという意識が強く、主体的に行動できるようになってくるそうです。
 もちろん、きちんと「思考」を働かせ、冷静に行動しなければならないときもあるでしょう。そして、「感情」を表に出しすぎて、自己中心的になることは避けなければいけません。
 しかし、いつも他人の目ばかり意識し消極的になってしまうことは問題です。「感情」を大切にし、自分の意思で行動することも時には必要です。
 日本人は「感情」を表に出すことが苦手だと言われています。グローバル化が進む現在、周囲の様子を気にし過ぎ遠慮ばかりしていては様々な面で国際社会から取り残されてしまわないとも限りません。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、いろいろなことが制限されているこんなときだからこそ、自分を押さえ込み過ぎることなく、物事を前向きに考えることが大切な気がします。この考え方は、終業式に話した、逆境に負けない強い心のことを指す「リバウンド・メンタリティー」ともつながるはずです。
 自分の行動パターンを振り返り、「思考」と「感情」のバランスのとれた生活を心がけてください。ちょっとした心がけ次第で、今まで気付かなかった新たな自分が発見できるかもしれません。

 これから、まだまだ暑い日が続きます。新型コロナウイルス感染症対策、熱中症対策には十分気をつけて生活しましょう。
皆さんが主役として活躍し、長沼中学校の2学期が素晴らしいものとなることを期待しています。
                                           (8/17 始業式 式辞より)

 

《1学期を終えて》

 今日で1学期が終わります。
 今年度の1学期は、皆さんとって特別な学期だったのではないでしょうか。
 4月に数日だけ登校したと思ったら、突然の休校。その休校が2度にわたって延長され、分散登校を経て6月からの学校再開。その期間中には、新型コロナウイルス感染症に対する不安に加え、学習の遅れについての心配もあったでしょう。友達と長い間会えない寂しさも感じていたのではないかと思います。
 このようなことは我々教職員にとっても初めての経験であり、戸惑いながらの学校再開でしたが、幸いにも大きな混乱なく1学期を終えることができ、少しホッとしているところです。
 しかし、部活動の成果を発揮する各種大会やコンクール、楽しみにしていた自然教室、マイチャレンジ体験活動、国際交流活動等の行事が中止、修学旅行も再延期となりました。また、運動会や学校祭についても例年通りの実施は難しいというのが現状です。今後の感染状況にもよりますが、学校としては感染予防に配慮しながら、できるだけ皆さんの思い出に残る行事にしたいと考えているところです。
 明日から夏休みに入ります。休校期間中の授業時数を確保するため、今年度は16日間という例年より短い休みですが、充実した時間を過ごして欲しいと思います。

 さて、皆さんは「リバウンド・メンタリティー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。困難に負けない強い気持ち、簡単に言うと、「打たれ強さ」のことを指します。
 サッカーJリーグの新人選手を集めて行われた研修会の席で、村井満チェアマン(Jリーグ責任者)は、彼らに対して 
『プロとしての成功=(技術力+身体能力)×リバウンド・メンタリティー』
という実に明快な公式を示しました。
 この公式は、リバウンド・メンタリティーが強ければ、持っている技術力や身体能力を何倍にも生かすことができることを意味しています。
 そして、「Jリーガーになれるのは、競技人口の1000人に1人の割合。君たちは、ある意味では夢を実現した。」。そう語った上で、「しかし、10年で約半数の選手が引退する。」とあえて厳しいデータも提示しました。スペインで活躍する久保建英選手のように、高校生のうちから飛び級でチームと契約を結ぶ逸材もいるプロの世界は、年齢・経歴は関係のない実力主義です。技術力や身体能力が近いレベルで競い合う中、抜きんでる存在になるために何が必要か。その重要な要素が、「打たれ強さ」とも言い換えられる「リバウンド・メンタリティー」であると、村井チェアマンは成功への公式を選手に伝えたのです。

 さらに、「監督の起用方針に合わない、ケガに泣く、大切なプレーを失敗したなど、人は必ず壁にぶち当たる。」そんな時には
(1)傾聴力(周囲の意見を素直に聞く)→(2)自己努力→(3)主張力(自らをアピールする)を繰り返していく作業が、「リバウンド・メンタリティー」を高めると強調しました。もちろん「リバウンド・メンタリティー」だけでは全てを解決できるわけではないと思います。しかし、一般企業での勤務経験も豊富な日本サッカー界のリーダーである村井チェアマンが、さまざまなデータや調査を基に導き出した"成功の方程式"には説得力があります。

 皆さんも、今は新型コロナウイルと闘わなければならないという逆境の中に置かれているのではないでしょうか。このような状況においては、直面する多くの困難に立ち向かっていく必要があります。
 ぜひ、この夏に「リバウンド・メンタリティー」を高める努力をしてみましょう。
                                           (7/31 終業式 式辞より)

 

《困難を乗り越えて》

 皆さんの休校期間中はコロナウイルス関係の暗いニュースが続いていましたが、明るい話題もありました。
 競泳の池江璃花子選手の競技への復帰です。
 女子競泳界のエースである池江選手は、本来ならば今月の末から開催される予定だった東京オリンピックでの活躍が期待されていました。その彼女が、昨年の2月に白血病と診断されたことを公表したときは、日本のスポーツ界に大きな衝撃が走りました。
  白血病とは「血液のがん」と言われる病気で、高度で専門的な治療を必要とする命に関わる病気です。病名を告げられたときは、本人も目の前が真っ暗になったと振り返っています。治療期間中には合併症を併発したため、通常の化学療法を続けることが困難となり細胞移植も行ったそうです。
 入院中に韓国で行われた水泳の世界選手権では、女子100メートルバタフライの表彰式に登場したメダリスト3人が、池江選手の名前とハートマークに加え、「NEVER GIVE UP(諦めないで)」というメッセージを書いた手のひらをカメラに見せ、病気と闘っている彼女にエールを送るという感動的なエピソードもありました。
 10か月にわたる抗がん剤の投与などのつらい治療に耐えた池江選手は、12月に退院しました。そして、担当の医師とも相談し、通院による治療を継続しながらトレーニングを開始することを発表したのです。
その時の彼女のメッセージを紹介します。

 「2月から入院生活をし、約10ヶ月の月日が経ち、この度退院することができました。辛くて長い日々でしたが、皆様からの励ましのメッセージを見て、早く戻りたいと強く思うことができました。応援してくださった方々や関係者の方々、そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
入院中、抗がん剤治療で吐き気が強い時や倦怠感もありましたが、そんな時はとにかく『大丈夫、大丈夫、いつか終わる。』と自分を励まし続けました。オリンピックを目前に控えていた中、突然大好きなプールを離れ、失ったものが多いのではと思った方もいらっしゃると思いますが、私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました。ネガティブになる時もありましたが、まずは自分の気持ちをしっかり持たないといけないんだと思い、治療に励みました。
 今後の競技活動については医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始します。それまでは基礎体力をつけながら陸上トレーニングをしていく予定です。オリンピックについてですが、2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。」
というメッセージです。

 12月以降、徐々にコンディションを整えた池江選手は、3月17日に406日ぶりにプールに入ることができました。そのときの様子は、先日放送された「NHKスペシャル」という番組の中で放映されていました。長い時間、病気と闘った彼女は、新しい目標に向けて再スタートを切ったのです。
 皆さんも、今は新型コロナウイルスの影響によるマイナス面に目が行きがちなのではないでしょうか。しかし、このような時だからこそ経験したり感じたりできることもあるはずです。
 どんな困難やつらいことが待ち受けていても、池江選手のような強い意志をもってそれらを乗り越えられる人になって欲しいと思います。                                             
                                           (7/2 朝会あいさつより)                                                                   

 

《ICT教育》
 今年度、長沼中学校は真岡市教育委員会から教育機器を活用した授業研究に取り組む、ICT教育重点校の指定を受けました。
 本校では昨年度から教育機器についての講習会等を実施してきましたが、さらに教職員一人ひとりが電子黒板やタブレットの操作に慣れ、授業で活用できるようスキルアップを図ってまいります。臨時休校中にはICT支援員の登坂さんを講師とした職員研修を行うなど、学校再開に向けて準備を進めてきました。2学期には公開授業を行い、他校の教職員も参観する予定になっています。
 今回のコロナウイルスに関わる休校中には、諸外国に比べて日本のICT教育の環境整備の遅れについて報道されていました。真岡市では予定を前倒しして、児童生徒1人につきタブレット1台の配付を計画しているところです。
    生徒の学力向上に役立てられるよう、ICT教育を推進していきたいと思います。

                                                                                                                                                 (学校だより6月号より)

《学校再開にあたって》

 4月13日に始まった休校が終わり、やっと学校が再開されました。
 新型コロナウイルスへの感染は完全に収束したわけではなく、まだまだ油断できる状況ではありません。実際に、外出自粛を解除した途端に、感染者数が増えてしまったという北海道や北九州市のような例もあります。学校生活の中で心がけるべき点を意識しながら、引き続き感染防止には十分に気をつけて学校生活を送っていきましょう。

 今後、皆さんにとって大切になることは一日も早く学校生活のペースを取り戻すことです。20日から分散登校が始まりましたが、家で過ごす生活はどうしても不規則になりがちだったのではないでしょうか。きちんと時間を守る規則正しい生活を心がけ、運動不足であった身体の調子も整えていって欲しいと思います。
もし、体調が良くない場合には無理をせずに担任の先生や養護教諭の先生に相談してください。

 学習の遅れも取り戻さなければなりません。昨年度の授業で終わらなかった内容から学習がスタートする教科がありますが、夏休みを短縮したり、水曜日の6時間目に授業を行ったり、行事を見直したりすることで休校中にできなかったぶんの時数を確保していくことになります。
 しかし、なんと言っても皆さん一人ひとりが努力しないと、このブランクは埋められないはずです。授業に集中するとともに毎日の予習・復習をしっかりと行うことが必要です。先生方も休校中にいろいろと準備をしてくれていました。焦らず、確実に学習内容を身に付けてください。

 このウイルスとの闘いは長期戦になると言われています。皆さんの中にも観た人は多いかと思いますが、インターネットやSNSなどでは、コロナウイルスと闘う人に感謝をしたり、苦しんでいる人を励ましたりするメッセージがたくさん伝えられていました。
 不安なことはあるかと思いますが、いつまでも立ち止まっているわけにはいきません。みんなで力を合わせ、前を向いて学校生活を送っていきましょう。

                                           (6/1 朝会あいさつより) 

《休校中の皆さんへ》

 長沼中学校の生徒の皆さん、臨時休校中はどのように過ごしているでしょうか。
 相変わらず新型コロナウイルスの感染者は増加しており、栃木県内の状況も良くなっているとは言えません。家で過ごしていると、感染が拡大しているという実感がわかないかもしれませんが、ウイルスに感染した患者の治療が間に合わない「医療崩壊」が始まっているとも言われています。
 新型コロナウイルスは予想以上に手強い敵であることを、しっかりと意識し生活して欲しいと思います。

 繰り返し伝えてきたことですが、皆さんにできることは感染予防につとめながらしっかりと学習を進めることです。与えられた課題に計画的に取り組むことはもちろん、とちぎテレビで放送される授業やインターネットでの学習に関する動画を観るなどして、学習時間をきちんと確保してください。そして、読書をしたり趣味にあてたりする視野を広げる時間をもつことも必要です。
 家で一人で過ごす時間が多くなる人もいるでしょう。
 感染予防対策の一つとして、栄養と休養を十分にとり免疫力をアップさせることがあげられています。規則正しい生活を心がけるとともに、適度に身体を動かし運動不足にならないことが大切です。ストレスをためないように心がけ、健康には十分に気をつけて過ごしてください。

 また、ニュース等で報道されているように、医療現場は大変な状況が続いています。医師や看護士をはじめとする医療従事者の方々は、ウイルス感染のリスクが高い中での勤務となっています。他にも、外出自粛の中で需要が高まっている宅配サービスの関係者、不特定多数の人と接触する機会の多いスーパーやコンビニエンスストアに勤務する店員さんなど様々な分野の人々が、厳しい環境の中で私たちの生活を支えてくださっています。
 ウイルスと闘っている方々に感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。

 私たちがみんなで「ステイ・ホーム」を心がけることが、ウイルス感染を収束させることにつながるはずです。
 長沼中学校の先生方は、元気な姿の皆さんとまた会えることを楽しみにしています。
 力を合わせてこの危機を乗り越えましょう!

                                              (4/24 校長室より)

 

《新入生の皆さんへ》

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 皆さんは、今日から長沼中学校の一員となります。ぜひ多くの先輩方が残してきた歴史と伝統を受け継ぎ、心に残る中学校生活を送ってください。                                                    

 保護者の皆様、お子様のご入学、まことにおめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。これからの三年間、お子様一人ひとりの成長を第一とし、「生徒ファースト」の考えのもと、教育活動に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
 
 先月から新型コロナウイルス感染症対策のため、真岡市内の小・中学校は一斉に臨時休業となりました。新入生の皆さんも不安な時間を過ごしてきたことでしょう。安部総理から緊急事態宣言が出され、休業が延長されるなど心配される面はありますが、いつまでも下を向いているわけにはいきません。我々にできることは生徒の安全確保と学習機会の保証です。与えられた環境の中、ご家庭と連携しながら、学校としてできることを精一杯考えていくつもりです。

 本校の教育目標は「自主的に学習する生徒」、「正しく判断して行動する生徒」、「心身ともに健康でがんばる生徒」、「勤労を尊び郷土を愛する生徒」の四つです。学校生活では常にこれらを意識して行動することが大切です。授業や学級活動、生徒会活動、部活動などにおいて、この四つの目標が達成できるよう努力しましょう。新入生の皆さんがそれぞれの個性を発揮し、様々な分野で活躍することを期待しています。

 さて、今年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催される予定でした。本校では八月一日に新しく完成した国立競技場で、陸上競技を観戦することになっていました。残念ながら延期になってしまい、今後のことははっきりしませんが、観戦する権利が来年に引き継がれることを願っているところです。
 その他にも、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、様々な問題が発生しました。根拠のない情報によるトイレットペーパーの買い占めの様子を見て、残念な気持ちになった人も多いのではないでしょうか。感染の発生源となった中国の人たちが心ない差別を受けたり、ウイルスが化学兵器だったのではないかという噂が流れたりもしました。
 世界エイズ・結核・マラリア対策基金であるグローバルファンドの戦略投資効果局長の國井修氏は「『見えない敵』の手の内は大体見えた。正しく怖がり、冷静に判断し、この危機をオールジャパンで乗り越えなければならない。」と述べています。このような時こそ正しく情報を判断し、冷静に行動しなければなりません。そして、お互いが相手の立場を理解し、思いやりをもって助け合おうとする気持ちが必要です。
 
 皆さんも、これからの中学校生活において苦しいことやつらいことに直面することがあるかもしれません。しかし、皆さんはひとりではありません。そのときは、友人・家族・地域の方々が応援してくれるはずです。長沼中学校では皆さんが充実した学校生活を送ることができるよう、三年生、二年生、教職員が「ONE TEAM」となって、皆さんをしっかりと支えていきます。しばらく落ち着かない状況が続きますが、力を合わせてこの危機を乗り越えていきましょう。そして、本校で過ごす時間をぜひ有意義なものにしてください。
 
 結びに、新入生の皆さんが「長沼中学校の生徒で良かった。」、保護者の皆様が「長沼中学校に通わせて良かった」と思えるような三年間になることを願って、式辞といたします。

                                             (4/8 入学式式辞より)

 

《新年度を迎えて》

 いよいよ令和2年度の1学期が始まりました。
 先月の3日から臨時休業だったためか、例年以上に新鮮な感じがします。入学してくる新入生も含めた全生徒で力を合わせ、今年度も素晴らしい長沼中学校を作っていけるよう期待しています。
 では、素晴らしい学校とはどういうものでしょうか?
 昨年度の始業式にも話しましたが、私はこう考えています。
 生徒の立場からは「長沼中学校の生徒で良かった」
 保護者の立場からは「長沼中学校に通わせて良かった」
 先生方の立場からは「長沼中学校で働けて良かった」と思える学校です。
 ぜひこんな学校にしていきましょう。

 3年生はいよいよ最上級生となりました。頼れる先輩はもういません。学校全体のことを考え、自分たちで判断し自分たちから行動することが求められます。そして1・2年生を引っ張っていく存在にならなければなりません。
また、9年間にわたる義務教育最後の1年を迎えることになります。将来について真剣に考え進路選択と真正面から向き合うことが必要です。それぞれの夢の実現に向け、具体的な計画を立て、具体的に行動してください。
 2年生、今日からは先輩と呼ばれる立場になります。いつまでも先輩を頼ってはいられません。1年生は皆さんの後ろ姿をしっかりと見ているものです。1年間の経験を生かし、良き先輩として後輩から目標とされるような学校生活を送ってください。

 さて、皆さんも知っているとおり、昨日の夕方、7つの都府県に安部総理から緊急事態宣言が発令されました。新型コロナウイルスは予想以上に猛威を振るっており、感染についてはまだまだ先が見えない状況です。栃木県でも昨日、3人の感染者が確認されました。これらを受けて今後、新たな感染症対策が実施される可能性もあります。 
今、皆さんにできることは、感染防止を心がけながらしっかりと学校生活を送ることです。いろいろな不安や心配がありストレスもかかるかとは思いますが、みんな力を合わせてこの危機を乗り越えていきましょう。

                                          (4/8 始業式式辞より)                                                                                                                                                         

《卒業を迎えて》

 26名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。