保健室から

2016年12月の記事一覧

学校保健委員会を開催しました

12月15日木曜日、物部中学校の柔剣道場にて、「学校保健委員会」を開催しました。今年度は➀健康診断結果、②新体力テストの結果、③心の健康に関するアンケート結果を発表しました。そして最後に、学校三師の先生方から指導講評をいただき、生徒たちが自分の健康生活を見直す、充実した時間となりました。

▼健康診断の結果から~(養護助教諭)

1,2年生に肥満傾向生徒が多い

規則正しい生活習慣を身につけよう

 基本は、「早寝・早起き・朝ごはん」

 部活動、体力づくりに積極的に参加しよう

2,3年生に裸眼視力CDの生徒が多い

姿勢の改善しよう、テレビ視聴等のメディアの使用の仕方を見直そう(時間やルールを決める)

〇全学年、むし歯がある人が多い(112人中62人)

現在のところ、全体治癒率58.1%…低い!!


▼新体力テストの結果から
(体育主任)

〇物中生の実態として、身長は全国平均、あるいはやや上回っているが体重がかなりオーバーしている

〇体力的に、持久力や柔軟性が欠けている

姿勢やフォームを改善することで、運動のパフォーマンスがあがる

  意図的な運動の積み重ねが大切


▼心の健康に関するアンケート結果から~
(3年保健委員)

物中生の傾向

〇疲れやストレスを感じている人が多い

ストレスサインに気づき、ストレスと上手に向き合おう!

〇自信のない(ネガティブな)人が多い

見方を変えてみよう!ネガティブからポジティブな見方へ

〇悩みを相談できる人が多いが、ひとりで抱えている人も多い

自分自身を大切にしながら、悩みと上手につき合おう

 
 
▼学校三師の方たちより

〇学校医

「心の健康を保つためにも睡眠は必要不可欠である」

1日に使った身体の疲労をとる

➁成長を促す(中学生は1番成長する時期である)

PM1000AM200に成長ホルモンが多く分泌する。

記憶を整理する(…そのときに夢をみる)

中学生には8~9時間の睡眠が必要と言われている。良質の睡眠を促す「メラトニン」は、大きな音や光(ブルーライト)に弱いため、寝る前のテレビ視聴やゲーム、パソコン、スマホ、タブレットは控えると良い。


〇学校歯科医

「むし歯がある人が多いことから…」

⇒むし歯を放っておくと、「噛めない」→「食べられない」→「ストレス」へとつながる。自然には治ることはなくどんどん悪化してしまい、やがてはなくなってしまう。そうすると、コミュニケーションをとることや対人関係に疎くなる。歯みがきは最低でも1日2回(朝・夜)はするようにしよう。そして、学校の健康診断とは別に、1年に1回は歯科医で点検してもらい、歯を長持ちさせましょう。


〇学校薬剤師

「実体験をもとに

特別な才能がない人間でも、苦労して体験して見えた風景は、人よりもすばらしいものである。自信をもってこれから生きていってほしい。

 

 

 

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