校長室から

校長室から

【校長室よりNo.65】楽しい給食

本日から、3年生徒との会食を始めました。コロナ禍から学級でも黙食を推進してきました。インフルエンザも含めて感染のリスクがなくなったわけではありませんが、卒業までに全ての生徒といろいろな話ができればと思い、スタートしました。日頃、校長は生徒よりも30分ほど早く給食を食べます。「験食」といい、生徒たちが食べる給食の安全を確認するために、いつも一人で食べています。会食の期間は、教頭先生に験食をお願いし、3年生4人ずつと一緒に給食を食べました。最初だったこともあり、緊張気味の3年生は言葉少なでしたが、それでも日常のたわいもない会話を楽しみながら給食を食べました。ひとりぼっちではない、3年生との楽しい給食。毎日が楽しみです。

【校長室より No.64】教師力で授業を作る(授業参観より)

11月24日は、1年生の国語の授業を参観しました。古典の授業で、読み取りにくい古典仮名遣いを繰り返し繰り返し群読(集団で読む)をして、音として覚えようとする授業でした。驚くべきは、教師は教科書も見ずに、範読(生徒の模範となって先に読む)をしているのです。「プロの教師だな。」と驚いた瞬間でした。経験と綿密な授業の準備によって作られた、流れの良い国語の授業でした。

【校長室よりNo.63】アクティブ・ラーニング(授業参観より)

11月15日は、1学年の英語の授業を参観しました。ALT(アシスタントイングリッシュティーチャー)と一緒に、ほとんどが英語で行われる授業でした。「Which do you like」の文を学んでいましたが、先生とALTとの楽しい英語での会話を参考にして、生徒同士も楽しそうに英語での会話を楽しんでいました。授業終了後の生徒たちは、「50分間の授業があっという間だった。」と話すほど、授業の流れが良く、アクティブな授業でした。生徒たちは、「生きた英語」を学んでいることを確認しました。

【校長室よりNo.62】学びに向かう集団(授業参観より)

11月14日は、3学年の英語の授業を参観しました。各種学力調査で課題に挙げられている、「英作文」から授業が始まり、地震が起きたときの対応について英語で説明する授業でした。さすがは三年生。真剣に考え、書き、話し合う姿は、栃木県が目指す「学びに向かう集団」そのものでした。そして、その雰囲気を作るのは、教師の授業構成力によるところが大きいことも感じました。

【校長室よりNo.61】ざわつく国語(授業参観より)

昨日は、1年生の国語の授業を参観しました。古典の授業で、中学生にとっては非常に難しい内容です。しかし、この授業は、国語の授業にしては生徒がざわついています。そのざわつきは、無駄話をしている訳ではなく、教師が出した課題に対して、やりたくてやりたくてざわついていたのです。「かかとふナカー」という人物からの古典仮名遣いで書かれた手紙を解読するというないようで、生徒たちは教師の指示さえも待ちきれずに、解読をし始めていました。このようなざわつきは、生徒たちの学ぶ意欲がどれぐらい高かったかを示すものです。私もつい生徒たちと一緒に考えてしまうほど、興味のある授業でした。