校長室から
【校長室から】国際姉妹校交流
11月も下旬になり、冬支度が始まりました。この数年、厳しい暑さが10月まで続き、秋の気配を感じた頃には冬を感じさせる冷え込みが始まり、過ごしやすい秋を感じる時間が少なくなってきたように思います。2学期も残すところ1ヶ月あまりとなり、期末テストをはじめ2学期のまとめの時期となりました。
10月30日~11月5日までの1週間。9回目の国際姉妹校交流事業として22名の生徒と共にアメリカ合衆国のグレンドーラ市を訪問してきました。真岡市では教育国際交流事業として、「国際社会に生きる人材育成の観点から国際交流を推進し、国際的感覚と視野を広める。」ことを目的とし、中村中では2006年(平成18年)より、サンドバーグミドルスクールとの交流を行っています。4月から月に1回程度、サンドバーグの先生方とオンラインミーティングを重ねながら、準備を進めてきました。
私にとって初めてのアメリカ訪問。また、英語を苦手としていることもあり、楽しみと不安が入り交じった気持ちでの訪問でした。空港からバスに乗りサンドバーグMSの駐車場で一歩外へ踏み出した瞬間、「ウェルカムボード」を掲げた生徒や先生たちに囲まれ、緊張感は大きな感動に包まれ、すぐに友好的な空気に溶かされていきました。
生徒たちはホームステイをとおして、生活様式や食事、習慣など、教科書では学べない生きた異国文化に触れました。また、授業への参加や、一緒にスポーツ、文化活動を行う中で、言葉の壁を越えてお互いを理解し合う友情が育まれました。お別れの時に流していた涙。
「来年、日本で会いましょう」
という固い約束を交わしている風景に、5日間でできあがった「友情、絆」を感じた瞬間でした。
今回の交流も、生徒たちにとって、国際的な視野と異文化への理解を深める貴重な経験となり、また、今後も続いていく真岡市とグレンドーラ市の国際交流の新たな歴史ができあがりました。今回の交流において、たくさんの方々に御尽力いただき深く感謝いたします。
【校長室から】光輝いていた生徒たち!
9月18日(木)19日(金)の2日間、真岡市のハイトラ陸上競技場において「芳賀郡市新人陸上競技大会」が開催されました。本校からは陸上競技部、特設陸上競技部の生徒たちが各種目において活躍を見せてくれました。
大会初日、私が陸上競技場に着くと、競技場の対面にいた生徒たち全員で全力で集まってくれました。そして大きな声での「おはようございます」「よろしくお願いします」のあいさつ。私は嬉しくなり「応援はいっぱいするので、全力でそれぞれの入賞、自己ベストの更新など目標に向けて頑張るように!」と声をかけました。
生徒たちのテントに行き、生徒とともにたくさんの応援し、各競技で「中村中」の名前が放送されるなど、本当に頑張ってくれました。
〇光り輝いていた生徒たち
・朝の元気なあいさつ ・応援席からの全力応援 ・最後まであきらめない強い気持ち
・準備や片付けを率先して行う姿勢。そして、その行動を誇りに思っていること。
陸上競技大会で、改めて、中村中学校の生徒たちの素晴らしさを感じました。
そのほかの競技は、9/26(金)より始まります。生徒たちの活躍を心より願っています。
保護者の皆様や地域の方々の厚い御支援、熱い応援に心より感謝いたします。ありがとうございました。
【校長室から】2学期が始まりました
2学期が始まりました。朝7:40頃から東門で立っていましたが、暑い日差しの中、元気に登校してる生徒の姿を見て「学校は生徒がいることで始まるんだな」と、当たり前なことをしみじみと考えた時間でした。
始業式では、夏休み中の生徒の活躍について、2学期の各学年への希望、そして感謝の言葉について話をしました。
特に、「感謝」については、1学期から継続して話していることで、我々の生活にはすべて「感謝」で成り立っていることその気持ちを表すのが「ありがとう」という言葉であることを話しました。
夏休みの生徒たちの活躍、新人戦や牧が丘際に向けた前向きな取り組み、NFAの方々による奉仕作業。どれも私にとって、中村中学校にとって「感謝」でしかありません。
1日1回は「ありがとう」が言えるそんな生活を目指していきたいと思います。
【校長室から】中村中学校サミットを開催して
6月18日(水)に中村中サミットが開催されました。生徒会が中心となり今抱えている中村中学校の問題を掲げ、運営を行いました。日頃より地域の皆様より多くのご指導をいただいている、「公共施設でのマナー」について考える時間でした。縦割りで編成されたクラスで、学年を超えた視点で考えを発表し、意見を交換している姿が随所で見られました。生徒各々が今学校が抱えている課題を明確にしながら、「自分たちが現状を変えていかなければならない」「考えをしっかりと持てば変えられる」という心強い意見に、生徒たちの大きな成長を感じることができました。
本校のコミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めているところです。地域と共に生徒の成長を見守っていくなかで、学校支援ボランティアとして授業の支援を行っていただいたり、お父さん方にかき氷を提供していただいたり、地域全体で生徒を育てていく環境が整ってきました。
「頭では解っている。」「しかし行動に伴わない。」思春期の中で誰もが通る道なのかもしれません。中村中の生徒たちが多くのことを学び、成長していく過程で、今後とも地域、保護者の皆様の温かい御支援を引き続きよろしくお願いいたします。
【校長室から】芳賀郡市総合体育大会各種大会について
6月12日(木)のバドミントン大会を皮切りに、芳賀郡市総合体育大会各種大会が開催されました。
3年生にとっては一戦一戦が最後の試合となるこの大会。本校の生徒たちも、各種目で活躍をしてくれました。
全ての競技の全ての試合をこの目で焼き付けたい思いでいましたが、時間の都合で最後の試合を見ることができなかった競技もあり、とても申し訳ない気持ちで一杯でした。どの会場に行っても元気な挨拶で迎えられ、中村中の生徒たちの生き生きとした表情にとても嬉しく思いました。県大会に進めたチームそして個人。敗退してしまった選手たち。結果はいろいろありましたが、中村中の部活動で培ってきた「力」を精一杯発揮してくれたことに、とても胸が熱くなるばかりでした。
選手の皆さん。感動をありがとう!一生懸命な姿は私にとってまた一つ大きな宝となりました。本当にありがとう!
日頃から保護者を始めたくさんの地域の皆様からの熱い応援、厚い御協力をいただき、心より感謝いたします。
【校長室から】教員を目指して
5月12日(月)から、本校卒業生の大学生が4週間の教育実習を行いました。緊張感の中で始まった実習も、今日の最終日には別れを惜しむ生徒たちに囲まれ、とても充実した表情で実習を終えました。とても前向きでどんなことも吸収しようと頑張る姿勢は私たちも見習わなければと思わせるほどでした。養護教諭になりたいという強い思いを持っており、運動会での救護係、保健体育の授業など、どの実習にも熱意を持って頑張っていました。
教員採用試験の倍率が下がり続け、教員を目指す学生が少なくなってきたといわれる昨今。こんなにも一生懸命に「教員になりたい」と目標を持って頑張っている学生もいることに強く心を打たれます。
学校を去る前に最後の挨拶に来てくれた時、「一緒に働こう!」という言葉しか出てきませんでした。あと1ヶ月で採用試験が行われます。がんばれ!がんばれ!
【校長室から】令和7年度 運動会
令和7年度の運動会が開催されました。
昨日の天候不良のため、本日に順延となりましたが、生徒、職員そして保護者や地域の方々のt大なる協力のもと、無事開に催することができました。準備に時間がかかったため、種目についてはすべて消化できませんでした。残りの種目につきましては、4日(水)に実施します。御都合がつく保護者の皆様は、ぜひ御来校いただき、応援を送っていただければと思います。
本日の運動会では、
生徒たちの演技を通しての喜びや悔しさは、これからの生活の大きな糧になったことと思います。すべての競技、種目に一喜一憂し、まぶしい笑顔と声がかれるほどの応援はすばらしいものでした。そして、その応援には生徒のみならず先生たちも夢中で加わり、中村中全体の一体感が一層増したように感じました。
生徒一人一人が主役の運動会。全員が本当によく頑張りました。生徒たちの全力でのプレー、本気の取組は多くの人に感動を与え、勇気づけてくれました。ありがとう!
運動会終了後にはNFAの皆様、そして中村八幡宮神輿愛好会の皆様の御協力をいただき、「かき氷」「綿あめ」の配布を行っていただきました。生徒たちが楽しみにしているものの一つであり、緊張から解き放たれた優しい笑顔で食べている生徒たちを見ると心が安らぐ気持ちにとなりました。地域の皆様の力はとても素晴らしく、心強く感じたひと時でした。これが中村地区の強さだと改めて感じました。心より感謝いたしたします。
保護者の皆様には、生徒たちに対して熱い御声援をたくさんいただき、ありがとうございました。中村中の生徒たちは、元気一杯、スポーツはもちろん、文化面でも、そして、勉強もがんばっているすばらしい生徒たちです。そんな生徒たちのために、職員も一丸となって頑張っていきますので、今後とも御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
【校長室から】人をつなぐ「あいさつ」
朝、可能な限り東門に立って、生徒たちを迎えています。大きな声で「おはようございます」と答える生徒、恥ずかしそうにうなずいてくれる生徒、朝から疲れた表情で笑顔を一生懸命に作る生徒など、日によって表情は全く違います。
その生徒たちからのうれしいあいさつが私の原動力にもなっています。
先日の朝会では、あいさつについてお話をしました。
私が大切にしていることをお話しします。
「あいさつ」についてです。朝、東門で立ってると皆、様々な方法で挨拶を返してくれます。校長室のドアを開けていると、通りすがりに「こんにちは」と声をかけてくれる人もいます。ありがとう。
「あいさつ」はされなくて不快感を抱くことはあっても、「あいさつ」をされて嫌な思いをすることは少ないと思っています。
あいさつは、相手の存在を認めることだと思います。相手がそこに「いる」ことを認めたからこそ、「私たちは仲間だ!」ということを知らせるのです。あいさつをしたけど反応がなかった時、多くの人が不快感を抱くのも、自分の存在を認めてもらえなかったことに腹が立つのかもしれません。
私はあいさつをします。嫌な思いで教室に入って欲しくない。そんな気持ちです。
今週末は運動会が開催されます。元気に活躍する中村中学校の生徒たちへ、応援をよろしくお願いいたします。
【校長室から】よろしくお願いいたします
令和7年度がスタートし、2週間が過ぎました。毎朝、東門の前で明るいあいさつとともに笑顔で登校する生徒たちから、毎朝元気パワーをもらっています。
今年度、中村中学校に赴任いたしました川口と申します。新年度が無事安全にスタートできたのも、保護者の皆さまや地域の方々の温かな見守りと励ましがあってのことであり、深く感謝申し上げます。
今後とも、引き続き御支援のほどよろしくお願いいたします。
【校長室よりNo.190】永遠に・・・
本日、退職辞令をいただき、離任式で最後の挨拶をさせていただきました。本来であれば、保護者の皆様や地域の皆様に直接お礼を述べさせていただきたいところですが、HPでのご挨拶になることお許し下さい。たったの2年間でしたが、成長著しい生徒たちとの日々は、躍動感溢れ、魅力的な毎日でした。気分が優れない日もありましたが、東門で生徒たちと手を振って挨拶をすると、やる気がみなぎり、幸せで有意義な一日のスタートとなりました。37年の教師人生を終えるにあたり、教師の役割を考えました。答えは一つでした。【生徒を幸せにすること】です。その役割を果たせたか否かはわかりません。しかし、教職を離れても、出会った全ての生徒の幸せを願い、見守るつもりでいます。この出会いは永遠です。必ずや中村中の生徒が幸せを実感する日が来ると信じ、いつまでもいつまでも見守っています。校長室よりを190号で閉じさせていただきます。いつもご覧下さりありがとうございました。
【校長室よりNo.189】開花宣言
中村中学校の桜が花を咲かせました。それぞれの学年の進級そして進学をお祝いしてくれています。3月31日の離任式の日には、ほぼ満開になるのでしょうか。可憐な桜の花に心癒やされる春の到来です。
【校長室よりNo.188】自分を大切に・人を大切に
3月24日の修了式の式辞を述べました。私にとって最後のメッセージでした。これまで同様に、原稿を準備せずに、思いを思いのままに伝えました。「自分自身を大切にして下さい。もっと自分に自信を持って下さい。その自信をより高めるためには、厳しいことやつらいことを意図的に乗り越えることも重要です。厳しさを乗り越えた自分になり、大切にして下さい。」「皆さんを愛してくれる家族、奇跡的に同じ時期に同じ学校で学ぶことになった友達を大切にして下さい。人は一人では生きられません。誰かに優しくすれば、優しさが自分に返ってきます。反対に、誰かを攻撃すれば、自分が攻撃を受けることとなります。幸せな人生は、優しさに溢れています。自分の周りの人を大切にして下さい。」とのメッセージを送りました。たったの2年間でしたが、我が子のように大切に思わせてくれた生徒たちへの、心からのメッセージです。
【校長室よりNo.187】これぞまさしく中村中の生徒会
3月24日の修了式に続いて、生徒会長から生徒全員への強いメッセージが伝えられました。過日のPTSAを受け、【自転車の並進が多いこと】【お店などを含めた公共施設でのマナーが悪いこと】の指摘を受け、「たとえ小数でも、中村中生徒全員のマナーが悪いという印象を与えることとなります。一人一人が自覚を持って、良識ある行動をしましょう。」といったメッセージが送られました。生徒会長からのメッセージを真剣なまなざしで聴く生徒たちを見て、「信じよう!」「信じられる!」と感じました。
【校長室よりNo.186】プロの教師の授業
3月24日をもって、岩井教諭の後任として1年生の国語の授業を担当して下さった秋葉幸子教諭が退任することとなりました。3ヶ月という短い期間ではありましたが、長きにわたる国語科教員としての豊富な知識と指導技能を遺憾なく発揮して下さいました。1年生に国語の授業の感想を聞くと、「プロだな~って思いながら授業を受けていました。」「説明があまりにもわかりやすくて、やっぱり語彙力が豊富だと、自分の気持ちを人に伝えやすくなるんだなと思いました。」などといった話をしてくれました。秋葉先生からも、「学ぶことによって得た知識は、物事をより高い位置から遠くまで見渡すことができるようにしてくれます。」とのお言葉をいただきました。秋葉先生のご指導に答えるためにも、より豊富な語彙力を身につけてほしいと思います。
【校長室よりNo.185】地域力(温かさのバトン)
中村中学校区では、8名の交通指導員の方々が、危険度の高い交差点等で交通指導をしてくださっております。雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も休みなく子どもたちの登校を見守って下さっております。校長としても、生徒たちが安全に登校できるように見守って下さっていることは、非常に有り難いことで、学期の終わりには感謝のお手紙を渡してきました。そして今日。交通指導員の代表の方がご来校下さり、退職記念のお花を届けて下さいました。身に余るご対応に恐縮しておりますが、中村地区の「地域力」を反映していると感じました。温かさのバトンがいつまでもいつまでも引き継がれることを切に願っております。
【校長室よりNo.184】PTSA
昨年度から取り組んでいるPTSA(PTAに生徒を入れた協議会)の取組を実施しました。来年度の主たる学校行事や学校運営全般について、それぞれの立場から意見交換をしました。教職員と保護者代表の方々を前に、生徒からの要望事項を理論的に述べる生徒たち。大きな成長を感じました。中村中が取り組んできた「表現力の育成」が確実に実を結んでいることを感じることができました。運動会の方法、学校祭の運営について、概ね生徒からの要望を受け止めて実施する方向になりました。PTAからは、自転車の乗り方や公共施設でのマナーが悪いとの指摘があり、「生徒会として、主体的に責任を持って改善策に取り組みます。」という心強い回答もいただきました。前年踏襲の形骸化しがちな生徒会活動。存続さえも議論の対象となりつつあるPTA活動。本校のPTSAの活動は、このような課題に一石を投じていると確信します。
【校長室よりNo.183】梅の花を見上げると・・・
武道場付近の梅の花が満開を迎えています。甘酸っぱい、何とも言えない素敵な香りを漂わせています。下の写真のように奥側から花を眺めると、そこには先日卒業した3年生の教室がありました。それぞれの進路を選択して旅立った3年生。美しい梅の花の向こうに、明るく誠実な3年生の姿が見えた気がしました。
【校長室よりNo.182】主体性を育む美術教育
9月から坂本教諭の後任として、本校の美術教育を担ってくださった日下田英彦先生が、本日をもって中村中での勤務を終えることとなりました。この7ヶ月、自らが中学校の校長として取り組んでこられた、「主体的に取り組む生徒の育成」を美術科の授業でも実践してくれました。特に、「上手な」作品を求めるのではなく、生徒の「想像力」が繁栄された作品を作る指導を行ってくださいました。私も何度か、美術の授業を参観させていただきましたが、生徒がそれぞれの想像力を生かして、独創的な絵画や作品を一心不乱に作成している姿を見て、改めて芸術の素晴らしさを感じることができました。最後の授業を受けた生徒たちは、「日下田先生の授業は、とても楽しかったです。」「自分のアイデアを認めてくださり、とてもうれしかったです。」と口をそろえて話してくれました。
【校長室よりNo.181】勇姿
卒業式の式辞でも述べましたが、生徒の皆さんが部活動で頑張る姿を応援することが週末の日課となっていて、とても大好きな時間でもありました。授業とは違った生徒たちの「勇姿」を心に焼き付けました。
【校長室よりNo.180】語りかける瞳
3月10日、春の訪れを感じさせてくれる穏やかなぬくもりに包まれ、第78回中村中学校卒業式を挙行いたしました。多くの保護者の方々のご参列を賜り、厳粛な卒業式となりました。卒業証書授与、そして校長式辞。厳粛に執り行わなければなりません。しかし、目の前にいる卒業生をみると、つぶらな瞳で涙を浮かべてじっと見つめています。不覚にも、式辞を述べながら声を詰まらせてしまいました。そうです。中村中学校の生徒の魅力は、「瞳で語りかける」ことだったのです。「目は口ほどに物を言う」とも言いますが。むしろ目は言葉などいらないくらい心を映しだしてくれます。「ありがとう。」「別れが悲しい。」そんな複雑な気持ちを語りかけてくれた卒業生の瞳。一生忘れません。
【校長室よりNo.179】なんて素敵な日なのでしょう
今日の卒業式の予行に続いて、同窓会入会式を行いました。その後、3年生が用事があるからと迎えに来ました。体育館に行くと、卒業を控えた3年生から私への「卒業証書授与式」を執り行って下さいました。生徒会長手書きの卒業証書を手渡され、そのあと各クラスからのお手紙を代表の方からいただきました。思いもよらぬサプライズでした。このHPでも常々、中村中学校生徒の心の温かさについて触れてきました。ただ辞めていくだけの他人にここまでしてくれる心優しき生徒たち。本当に幸せな教員人生だったと自信を持って言えます。「なんて素敵な日なのでしょう。」
【校長室よりNo.178】陽だまりの中で
本日は卒業式の予行練習を行いました。いよいよ来週の月曜日は卒業式です。卒業式の式辞の中でも述べますが、中村中の生徒たちは、昼休みに本当によく遊びます。多くの生徒がどんなに寒くても校庭に出て、スポーツや語らいの中で級友との時間を楽しんでいます。そんな「陽だまりの中」で遊ぶ生徒たちの姿を見る時間は、私たち教師にとっても至福の時間でした。月曜日の卒業式は、今のところの天気予報では、晴れで暖かい日になりそうです。
【校長室よりNo.177】五感を研ぎ澄ます
先日、雪の日にご紹介した正門前のしだれ梅の花。木の下に行くと、なんとも言えない、甘酸っぱい香りが漂っています。情報化や効率化が進み、誰もが「忙しい」日々を過ごしています。しかし、その忙しさの中でも、五感を研ぎ澄ませて、様々なものを感じる「心のゆとり」は持ち続けたいものだと感じます。学校においでの際は、ちょっとだけ「心のゆとり」をもって、梅の花の香りを味わってみて下さい。
【校長室よりNo.176】季節は巡る
下の写真は正面玄関前にある「かしわ」の木です。昨年も同様の時期にこのHPで紹介させていただきました。このかしわの木は、冬のこの時期、一見枯れてしまったように見えますが、実は新芽が出てから古い葉が落ちるようです。この性質から、「家系繁栄」や「子孫繁栄」を願って五月の節句に柏餅を食べるとも言われています。昨年の同時期のHPを見返して、季節が巡っていることを実感するとともに、かしわの葉のように、中村中の歴史と伝統が一時も途絶えることなく、確実に引き継がれていくことを願います。
【校長室よりNo.175】組織を成熟させる
本日は、職員研修で今年度の成果と課題を教職員で出し合い、次年度に向けた課題を探る取組をしました。「教職員は」「生徒の学力は」「生徒の生活は」などいくつかに分けて分析しました。もちろん、多くの成果が確認できました。と同時に、多くの課題も出されました。このような個々の考えを出し合いながら協議を進めるには、一人一人がプロの職人として成熟していなければなし得ません。また一つ、教師としてさらに成熟する時間であったことを確認しました。
【校長室よりNo.174】雪に耐えて梅花麗し
週末の温かさから一変して、今日は雪景色となりました。正面玄関の梅の花を見て、西郷隆盛の言葉である「雪に耐えて梅花麗し」という言葉を思い出し、シャッターを切りました。梅の花は、厳しい寒さの後の春の訪れを感じさせてくれる花です。厳しい冬の寒さに耐えてこそ、より美しい梅の花が咲く。故に人間も多くの困難を乗り越えてこそ、美しく輝くと解することができるでしょうか。今週はいよいよ栃木県立高校入試です。厳しい時間を乗り越えた3年生が、見事な花を咲かせることを祈るばかりです。
【校長室よりNo.173】温かい言葉で始まる朝
週末の温かさから一変して、今朝は冷たい雨の降る朝でした。それでも、中村中の生徒たちは手を冷たい雨にさらしながらでも、一生懸命に自転車を漕いで登校してくれていました。「寒い中大変だったね。」と生徒たちに声をかけると、「ありがとうございます。」「校長先生こそ、寒くないですか?」と温かいお返事を返してくれます。どんなに冷たい雨が降っていても、温かい言葉で心が温まる朝でした。
【校長室よりNo.172】支えられていることを実感します
本日、今年度最後の授業参観として、1年生は通常の授業を公開し、2年生は先に実施したマイチャレンジの報告会を行いました。教室に入りきれないほどの多くの保護者の方々がご来校下さり、生徒の様子を見守って下さいました。保護者の方々もお仕事等でお忙しい中、こうして多くの方がご来校下さると言うことは、学校教育に対して高い関心を持って下さっており、それ故に多くの場面で支えていただいていることを実感します。
【校長室よりNo.171】PDCAサイクルによる学校教育の検証
PDCAサイクルという言葉は、様々な場所で耳にします。Plan(計画)Do(実践)(確認・振り返り)Action(行動・実践)を意味します。これを学校に当てはめると、今年度の学校行事を含めた様々な教育活動を振り返り、成果と課題を明確にします。成果となった部分は更なる高めへと導きます。課題となった部分は、来年度の教育活動に反映させます。下の写真は、そのための会議(作業)の様子です。それぞれの教員が持つ教育観念を出し合い、来年度、よりよい教育活動になるよう真剣に話し合いました。
【校長室よりNo.170】地域の宝
2月17日に、真岡市役所において中村中学校10名の生徒が、石坂市長様より感謝状をいただきました。12月24日に発生しました中村地域における枯れ草火災に際し、学校帰りの生徒10名が協力して自主的かつ迅速に消火活動をしたことへの感謝状でした。10名の生徒それぞれが市長様から感謝状を手渡されました。火災を発見したとき、119番通報をするだけで終わらせることもできたはずです。それでも、危険を顧みず、バケツや鍋までも持ち出し、全員で協力して鎮火させたことには大きな意義があると感じます。子どもたちは、家族や地域の方々の愛情に包まれて育つ。こうして育った子どもたちは、地域への愛情を持って、地域に貢献しようとする。そんな素敵な人の流れがこの中村地区にはあるということなのだろうと思います。子どもたちは地域の宝です。誤った行動をしているときは、愛情を持って注意してあげて下さい。そして、日頃から温かい言葉をかけてあげて下さい。こうして育った子どもたちが、今回のような「善行」をする人に育つのだろうと思います。
【校長室よりNo.169】中村地区の人の温かさ
2月16日(日)に開催しました防災キャンプに際しましては、休日にもかかわらず多くの生徒そして保護者の方々にご参加いただき心より感謝申し上げます。コミュニティスクールの設立に伴って、学校を地域全体で運営する「学校運営協議会」の委員が主体となって企画・運営するキャンプでした。当日は、2月とは思えないほどの暖かい日で、多くの小学生や地域の方々にもご参加いただき、想像を超える賑やかな防災キャンプとなりました。避難所設営では、防災倉庫に保管されている簡易ベットなどを組み立てたり、いかにしてプライベートスペースを確保するかなどの取組をしました。交流活動では、小さい子から高齢者が一緒に楽しめるゲームを行い、小さいお子さんと高齢者の方がハイタッチする場面なども見られました。消防体験では、消防のコスチュームを着て消防車に乗ったり、ホース投げ競争なども行われました。中村地区の消防団の方々、総勢30名ほどが運営に携わってくださいました。炊き出しでは、前日から準備をし、すいとん汁が参加者に振る舞われました。深いだしの味とすいとんの柔らかさが引き立つ、食べたことのないようなおいしいすいとん汁でした。今回の防災キャンプに課題がなかったわけではありません。しかし、何よりも中村地区の様々な年代の方々が学校という場に一同に集い、交流し、笑顔を交わし、知り合いになれたことが何よりの収穫でした。学校運営協議会委員の皆様、炊き出しにご協力頂いた婦人会の皆様、消防団の皆様を始め中村地区の皆様に、そして主体的に参加し取り組んでくれた中村中学校生徒ボランティアに、心からの感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。
【校長室よりNo.168】「学ぶこと」への意識
本日で1・2年生の3学期期末テストが終了しました。担任が不在のため、「マイプランニングノート」(日記)への返事を書いていると、テストに対しての高い意識を感じることができます。昨日は、栃木県立高校特色選抜の内定者も発表されました。高校入試や大学入試、就職試験や資格試験など様々な試験がありますが、いずれも自分の夢を叶えるための登竜門です。学ぶことへの意識を高めて、自らの力で夢を切り拓いてくれることを願います。
【校長室よりNo.167】会釈という文化
日本には日本固有の行動文化があります。その一つが「会釈」。直接的な挨拶が不可能だったり、簡易的にお礼の気持ちを伝えたりするときに使われています。最近、朝夕がめっきり寒くなったこともあり、保護者の方の送迎で登校する生徒も増えてきました。毎朝、私が東門で立っていると、自転車で登校する生徒はもちろん、元気に手を振ってあいさつをしてくれます。加えて、車で通り過ぎる生徒や保護者の方までも、【会釈】をして下さいます。そんな時は、どんなに寒い朝でも心が温かくなります。中村中の生徒そして保護者の方から、「会釈」という文化の素晴らしさを教えていただいています。
【校長室よりNo.166】学び探求すること
既にお知らせしたように、今年度、中村中学校の総合的な学習の時間を一新しました。これまでは、学年全員が同じテーマについて調べ、まとめていましたが、生徒の興味関心に合わせた「主体的な学び」を目指し、国語・社会・数学・理科・英語・音楽・技術・家庭・美術・保健体育という義務教育9年で学んだ内容をさらに掘り下げ、自らが学びたいことについて探求する時間にしました。学年の枠を取り外し、教科の部屋には多数の学年が集まって、探求してきました。その集大成として、さしあたり、3年生の発表を行いました。実質的な調べ学習の時間が不十分ななかでしたが、目標とした探求が行われたことを確認することができました。高校で学ぶ微分積分を探求する(数学の部屋)、能登半島地震を受け能登地方の特色を発表する(社会)好きな音楽をギターで演奏する(音楽)チームになってドレスを制作する(家庭)運動と身体のメカニックについて調べる(保健体育)など、多岐にわたる3年生の発表は、聴く人をうならせるものばかりでした。
【校長室よりNo.165】これぞ中村中
2月4日に控えた立志式に向けて、本日、1年生が会場準備を行ってくれました。これまでの多くの学校の様子は、教師が椅子の並べ方等を指示をしながら準備を進めます。しかし、準備の指揮を執った吉住教諭は、各クラスの学級委員に会場配置図を渡し、「みんなの力で会場を作ってみてください。」と生徒たちに委ねました。どうなることかと思いきや、準備の時間は2時間でしたが、1時間も経たないうちに概ねの準備が終わり、残った時間で普段は手の届かない窓ガラスなどをきれいにしてくれました。「曲がっている椅子を直そう。」「ステージを雑巾がけしよう。」そんな自主的な声の飛び交う準備の時間でした。中学校に入学して約10ヶ月。大きく成長し、主体性を発揮してくれた1年生の姿がありました。あまりの感動に、鳥肌が立ちました。
【校長室よりNo.164】寒さよりも寂しさ
一年で最も寒い時期を迎えましたが、生徒たちは寒さにも負けずに、元気に自転車で登校してくれています。毎朝、正門前で生徒たちを出迎え、手を振って挨拶をしていると、寒さなどは吹き飛んでしまいます。今年度も登校する日は40日あまりとなりました。こうして、生徒たちと手を振って挨拶ができるのも限られた日だと感じると、寒さよりも寂しさが上回ります。それほど、中村中の生徒たちの笑顔と元気なあいさつは、人の心を温めてくれるということです。
【校長室よりNo.163】すべては子どもたちのために(プロの教師の姿)
9月から美術の授業を担当して下さっている日下田先生は、南河内中学校の校長も歴任された方です。美術の授業のみの勤務ですが、朝早くから出勤していただき、教材の準備等に尽力して下さっています。今朝も、朝早くから美術室においで下さり、黒板に授業で伝える内容を板書されていました。その理由を聞くと、授業が始まってから書くのでは時間が無駄になってしまうとのこと。「黒板に授業でやることを書いておくと、中村中の生徒はその黒板を見て、自主的に作業を始めてくれるんですよ。」と話して下さいました。自身の勤務時間を度外視し、たとえ数分であっても生徒のために有効に使いたいという、プロの教師としての姿を教えていただきました。
【校長室よりNo.162】学ぶ姿勢
すでにお知らせの通り、毎週水曜日の朝は、【リ・スキリングタイム】と称した、学び直しの時間を設定しています。1年生は被服室、2年生は美術室で主に数学の学び直しをしています。今朝は、1年生を添谷教務主任、2年生を校長が担当しました。いずれの学年も20名を超える生徒が自主的に参加し、一生懸命に学び直しをしていました。2年生は、%をテーマにした食塩水の問題に取り組みました。指導助手の髙野先生も指導に加わって下さいました。真剣に説明を聞き、友達同士でも教え合う姿が見られ、中村中生徒の学ぶ姿勢の素晴らしさを再確認した朝の時間となりました。
【校長室よりNo.161】花を咲かせる準備
まだまだ寒い日が続いており、朝の登校時は手がかじかんでしまうことと思います。そんな中において、生徒たちは寒さに負けずに、勉強や運動に頑張っています。特に3年生は、間近に差し迫った受検に向けて、日夜努力していることと思います。そんな3年生の姿と、下の写真の桜のつぼみが重なります。寒さを必死に耐えながらも、つぼみを少しずつ膨らませています。中村中の校庭の桜の花が咲くと同時に、3年生は進路を達成し、希望の花を咲かせてくれることを願っています。
【校長室よりNo.160】数学特別講座
3年生にとってはいよいよ受検の時が迫ってきました。昼休みや放課後に自主的に学習する3年生の姿も増えてきて、その本気度を肌で感じることができております。私も何か少しでも力になれればと、数学の比較的難しい問題の解説動画を3年生に配信しています。1点で合否が分かれる可能性もあります。3年生の目標とした進路の達成を願うばかりです。
【校長室よりNo.159】親業を学ぶ(貸し出し本のご案内)
毎月の学校だよりにも、「子育て談話室」として、子育てに関するコラムを掲載しておりますが、とかく子育ては難しく悩みがつきないものです。私も、県教委に勤務して、子育てに関する講話をするにあたって、数多くの書籍を読んで参考にしてきました。それらの書籍を、中村中の図書館に寄贈しました。授業参観等で学校においでの際に、図書館にお寄りいただき、借りて頂ければと思います。
【校長室よりNo.158】お心遣いへの感謝(いちごの寄付に対して)
1月15日の給食に、JAはがの様からご寄贈頂いたイチゴが並びました。JAはがの様、そしてイチゴ農家の方々もビジネスとしてお仕事をされておられます。光熱費が高騰したり、輸送費が高騰したりする中において、一定の利益を得ることさえも容易ではないことと思います。そのような中において、真岡市の子どもたちのためにと、イチゴをご寄贈いただいたことに心より感謝申し上げます。生徒たちの心に芽生えた感謝の心は、数年後に地域のために還元してくれることと信じます。
【校長室よりNo.157】教師の力
本日より、1年生の国語の授業を担当する秋葉教諭が着任しました。顔合わせの時間もないまま、いきなりの授業。しかし、巧みな話術と生徒の興味関心を引きつける授業力で、生徒たちは国語の世界に引き込まれていました。生徒たちに秋葉先生の授業の感想を聞いてみると、「楽しくてわかりやすいです。」「さすが!という国語の授業です。」と話してくれました。初対面であっても、専門とする授業が始まれば生徒を学びへと誘う教師力。手前味噌ではありますが、改めて教師の力を痛感しました。
【校長室よりNo.156】生涯に渡って健康であるために
中村中では、昨年度より「スポーツデー」と称して、月に1回、全校生徒が勝ち負けにこだわらず、純粋にスポーツを楽しむ時間を設定しております。これは、生徒たちが生涯にわたって健康であるためにスポーツの楽しさを味わってもらうための取組です。その基礎となる体育の授業でも、生徒たちは楽しそうに運動しています。下の写真は、体育の授業で行っている「ミニ駅伝」の様子です。今や日本のお正月の風物詩ともなった駅伝。規模は違えど、生徒たちは必死にたすきをつないでいました。中村中学校の生徒たちには、生涯にわたって健康で豊かな人生を歩んでほしいと願います。それ故、どんな形でもいいのでスポーツを楽しんでほしいと願います。
【校長室よりNo.155】おかげさまで
12月25日、令和6年度2学期の終業式でした。久しぶりの体育館に集合しての終業式でしたので、プレゼンなしでお話しさせていただきました。生徒の皆さんに、元気に挨拶をしてくれ、表現力を高めようと一生懸命授業に取り組んでくれ、部活動やクラブ活動に一生懸命に取り組んでくれたことに対して「お陰様で、有意義な2学期になりました。ありがとう。」と伝えました。学校の教育方針を広い心でご理解頂き、PTAやNFA等でご協力頂いた保護者の皆さんにも。「お陰様で無事に二学期が終わりました。ありがとうございました。」と伝えて下さいと生徒たちにお願いしました。そして中村中教職員も、日夜生徒のことを考え朝早くから夜遅くまで生徒たちのために力を注いでくれたことを伝え、通知表をもらうときに、「お陰様です。ありがとうございました。」と伝えて下さいとお願いしました。こうして、2学期がそして2024年が無事に終えることができるのは、全ての皆さんの「おかげ」です。心より感謝します。
【校長室よりNo.154】あなたの夢を叶える数学の部屋
3年生を対象に、11月から毎日昼休みに数学教室を開いています。昼休みに外で元気に遊ぶ生徒たちの姿は、もちろん素敵なのですが、少しでも受験の手助けになれればと考えて実施しているものです。今のところ、10名程度の参加者ですが、教師が準備した数学の問題等を一生懸命に取り組んでいます。下のようなチラシを掲示して生徒たちには案内しています。一人でも、1点でも手助けになれればと思います。
【校長室よりNo.153】美しい音を追求する
12月7日に、芳賀町民会館で「栃木県アンサンブルコンテスト県南大会」が開催され、中村中学校から3団体が出場しました。金工室や木工室などに分かれて、それぞれの部門が一生懸命に美しい音色を追求する姿が見られました。その成果として、3団体全てが金賞に輝きました。そして、打楽器3重奏が見事に県大会出場を果たしました。応援に来て下さった保護者の方と話をすると、1週間前などはなかなか上手に演奏できなくて悩んでいたと聞いております。素人の私が聴いても、とても美しい音色に感じました。ひたすらに美しい音を追求する中村中吹奏楽部生徒に心からの拍手を贈ります。
【校長室よりNo.152】生徒を出迎えるさざんかの花
「さざんか さざんか 咲いた道 たき火だ たき火だ 落ち葉焚き あたろうよ あたろうよ しもやけおててがもうかゆい」これは、『たきび』という童謡の2番の歌詞です。最近では、たき火は環境への配慮から禁止されているようですが、さざんかの花が咲く頃になると、寒さから子どもたちは手や足がしもやけになったものです。この歌詞ににある「あたろうよ」という言葉がとても素敵だと思っています。自分だけでなく、友達みんなを誘って、たき火にあたろうという、心優しい歌詞です。そんなさざんかの花が、寒い中でも頑張って登校してくれている中村中生徒を温かく迎えてくれています。
【校長室よりNo.151】真剣に学ぶ姿
12月6日は、1・2年生は「真岡市学力調査」、3年生は「復習確認テスト」を実施しました。どのクラスへ行っても真剣に問題に取り組む生徒たちの姿を見ることができました。昼休みに外で楽しく遊ぶ中村中生徒の姿も素敵ですが、真剣に学ぶ姿もとても素敵でした。メリハリのある学校生活を送っている中村中生徒を誇らしく思います。
【校長室よりNo.150】プログラミング学習
12月4日・5日にかけて、2年生の技術の授業で、プログラミングについて学びました。真岡工業高校の先生と生徒が2日間にわたって指導に来て下さり、プログラミングについて丁寧に指導して下さいました。自分のタブレットに工業高校で準備してくれたロボットをつなぎ、プログラミング言語を用いて指令を与え、LEDが繰り返し点灯したり、ロボットのキャタピラーを動かしたりしていました。もちろん、初めての経験なので指令が一文字でも間違えると動かず、工業高校の生徒に助けてもらったりする姿も見られました。生徒たちが大好きなテレビゲーム等も、これらのプログラミングを複雑に組み合わせてできているものです。真剣に取り組む中村中学校生徒の姿を見て、支援して下さった真岡工業高校に感謝いたします。
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