校長室から

校長室から

【校長室よりNo.74】百聞は一見にしかず(授業参観より)

12月8日は、1学年の理科の授業を参観しました。光の屈折について学ぶ授業でしたが、姿見を使って自分から見える友達を確認したり、レーザー光と鏡が一体となった実験器具を使ったりしながら屈折について楽しそうに学んでいました。理科の授業では、実験が非常に重要になります。しかし、実験をするには準備や片付けがあり容易ではありません。理科を担当する教師の理科教育への熱意を感じる授業でした。

【校長室よりNo.73】支え合う

今年度の牧が丘祭に際しましては、PTAバザーにご協力いただきありがとうございました。たくさんの物品をご寄付いただき、盛況のうちに終えることができました。PTA会長及び役員の方々と協議した結果、売れ残った物品は真岡市内にある児童養護施設:あかつき寮に寄付することになり、昨日、高橋PTA会長様と一緒に寄贈してきました。毛布類やタオル類、洋服などを寄贈しましたが、とても喜んでいただきました。使用する子どもたちの心が温まり、中村中学校の心の温かさを伝えることができたなら幸いです。

【校長室よりNo.72】放射線を学ぶ

本日の3年生の理科の授業は、「放射線」についての学びでした。理科担当教員のアイデアで、日本原子力文化財団より講師を派遣していただき、放射能について学びました。東日本大震災における福島原発事故以来、放射能という言葉を頻繁に耳にするようになりました。しかし、その詳細や危険性について学ぶ機会は多くはありません。3年生の生徒たちは、様々な実験を通して放射能の実態について学んでいました。

【校長室よりNo.71】意見が言い合える場(授業参観より)

12月5日は、3年6組の授業を参観しました。理科の授業で、「動物の仲間について学習しよう」というテーマでしたが、生徒たちは教師の問いに対して、次々と発言し、写真のように黒板に自分の意見を書いていました。自分の考えを積極的に発言でき、活字で表現できる授業。生徒たちの活躍が目立った素敵な授業でした。

【校長室よりNo.70】さざんかが出迎える

12月に入り、寒さが本番になり冬らしくなってきました。中村中学校の東側にはさざんかの垣根があります。NFA(中村中学校父親の会)の方々が夏にきれいに剪定して下さったおかげで、きれいな花を咲かせています。そして、そのきれいな赤と白のサザンカの花たちは、素直で優しい中村中の生徒たちを出迎えてくれています。地域の方々に支えられ、美しい花が出迎えてくれる中村中学校。日々の幸せに感謝します。

【校長室よりNo.69】教師も本気で(学力向上推進研修より)

この【校長室より】でも、各教職員の授業を参観した様子を掲載しておりますが、12月1日は、真岡市教育委員会指定の学力向上推進研究に際する研究授業が行われました。1学年の英語の授業と2学年の国語の授業を全教職員が参観し、放課後にそれぞれの授業に関して、意見交換をしました。特に、「多様な意見を適切な表現で飛び交う授業を目指して」をテーマに、授業形態や教材、発問の仕方などについて、時間を忘れて熱心な話し合いが行われました。生徒たちが生涯にわたって行く抜くための学力を身につけるためには、学校でのより質の高い授業と家庭での学習の質と量の確保が欠かせません。「教師も本気で」学ぶ中村中学校教職員の姿を見ることができ、校長として嬉しく思いました。

【校長室よりNo.68】主体的に学ぶ姿(授業参観より)

12月1日には、2学年の国語の授業を参観しました。平家物語の那須与一が登場する場面の学習で、情景や言葉、様子などから那須与一の心情を読み取る授業でした。静寂の中、2学年の生徒たちは、集中して前後の文章から与一の心情を読み取っていました。生徒たちが声を上げて発表する場面は少ない授業でしたが、それ故、生徒たちが主体的に学ぶ姿を見ることができた、落ち着きのある授業でした。

【校長室よりNo.67】秘めたる力(マイチャレンジより)

11月27日からの3日間、2年生がマイチャレンジとして、多くの事業所で職場体験をさせていただきました。私も公的機関を除く全ての事業所に出向いて、生徒たちの様子を見させて頂きました。どの事業所でも、全ての生徒たちが一生懸命に活動していました。特に印象的だったことは、普段の学校生活では見ることのできない生徒たちの姿でした。高齢者に積極的に声をかけたり、自主的に作業に取り組んだりする姿を目の当たりにして、生徒たちの「秘めたる力」を確認することができ、とてもうれしく思いました。ご協力頂きました各事業所の皆様に、心から感謝いたします。

【校長室よりNo.66】できる限りのサポート(3年生の受験に向けて)

いよいよ今週から12月に入ります。3年生にとっては、受験勉強に本腰を入れる時期となりました。生徒たちの頑張りが一番必要ですが、私たち教職員としてもできる限りのサポートをと考え、11月27日から昼休みに「数学友の会」(根本学年主任が命名しました。)をスタートさせました。これまでに蓄積してきた数学の入試問題を、カテゴリーごとにやっていこうというものです。昨日も今日も、約20名ほどの3年生が参加してくれ、一生懸命数学の問題を取り組んでいました。昼休みは友達と遊びたい時間でもあります。毎日ではなくとも、時々一緒に勉強して、数学の点数を上げてもらえたらと思っています。

 

【校長室よりNo.65】楽しい給食

本日から、3年生徒との会食を始めました。コロナ禍から学級でも黙食を推進してきました。インフルエンザも含めて感染のリスクがなくなったわけではありませんが、卒業までに全ての生徒といろいろな話ができればと思い、スタートしました。日頃、校長は生徒よりも30分ほど早く給食を食べます。「験食」といい、生徒たちが食べる給食の安全を確認するために、いつも一人で食べています。会食の期間は、教頭先生に験食をお願いし、3年生4人ずつと一緒に給食を食べました。最初だったこともあり、緊張気味の3年生は言葉少なでしたが、それでも日常のたわいもない会話を楽しみながら給食を食べました。ひとりぼっちではない、3年生との楽しい給食。毎日が楽しみです。