校長室から

校長室から

【校長室よりNo.53】一体感

10月21日に令和5年度牧が丘祭を開催しました。午前中の各種発表、合唱コンクールに続いて、午後は生徒会主催のスター誕生、中村中チャンピオンシップが行われました。秋晴れの元、多くの保護者の方々に見守られながら、笑いと感動の牧が丘祭となりました。後片付けも、NFA(父親の会)の皆様にご協力いただき、生徒たちはそれぞれの学級で感動を分かち合う時間を確保できました。何よりも、生徒と教師、そして保護者が一体となった温かみを感じる牧が丘祭でした。

【校長室よりNo.52】明日への期待

いよいよ明日は牧が丘祭です。メインイベントでもある合唱コンクールに向けて、全てのクラスが練習に励んでいました。歌うことを苦手とする仲間もいたことでしょう。時には、学級が分裂してしまうこともあったでしょう。それらを乗り越えて奏でる歌声は、聞く人の心を揺れ動かしてくれることと思います。明日の合唱コンクール。涙なしでは聞けない予感がします。(写真は、3年生の最後の練習の様子です)

 

【校長室よりNo.51】多角的な目線と配慮で行われる体育の授業(授業参観から)

本日は、2年生男子の体育の授業(柔道)を参観しました。体育の授業では、体調不良やけがで実際の活動ができない生徒もいます。本時では、組み手を行う生徒の間に立って安全確保をしたり、タブレットを使って感想等を入力し、間接的ですが授業に主体的に参加していました。また、体育の授業では運動量の確保と安全の確保が求められます。運動量の確保を優先しすぎて生徒に自由に活動させれば、けがのリスクが高まります。本時では、適切な指示のもと、見学の生徒や生徒同士で安全確保するなど、細かな配慮がなされていました。その上で、息を切らすほど一生懸命に柔道に取り組む2年生男子の姿が印象的でした。これも、体育教師の多角的な目線と配慮があってのことなのだろうと思います。

【校長室よりNo.50】後身を育てる

9月25日から10月20日までの4週間、本校を卒業した笠倉さんが教育実習に来ており、本日、集大成としての研究授業を実施しました。笠倉さんは、中村中時代に野球部に所属しており、放課後は野球部の指導にもあたってくれました。今日の研究授業は、「柔道」。生徒の安全な活動に細心の注意を必要とする単元でしたが、生徒たちに丁寧に説明する姿が印象的でした。将来は是非とも教師になりたいという意思があるようです。中村中での教育実習が笠倉先生の誕生に役立つことを祈っています

【校長室よりNo.49】辛さを乗り越えてこその達成感(郡市駅伝に向けて)

7月から毎朝、厳しい練習を積み重ねてきた特設駅伝部の活動も、いよいよ集大成の時期を迎えました。夏の暑い中のロングジョグ、朝早くからのスピードトレーニングなど、ただ走るだけの練習は過酷であり、逃げ出したくなったことも多々あったことと思います。それでも、約4ヶ月、ここまでやり遂げた生徒たちは、辛さを乗り越えた達成感を知っており、主体的に取り組んでいます。昨日は、選手選考を兼ねた最後の試走を行いました。大会は、10月24日、井頭公園で行われます。是非とも応援していただければと思います。

【校長室よりNo.48】豊かな知識と経験に基づく授業(授業参観より)

今日は3年生の社会科の授業を参観しました。「行政の役割はどのように変化したか。」を考えていく授業でした。行政の仕組みや考え方が変化していく過程を、身近な例を挙げて一つ一つの変化について、生徒と一緒に考えながら授業を進めていました。時には笑いもある授業でしたが、何よりも生徒たちが真剣に考え、自分の考えをきちんと発表するメリハリのある授業でした。改めて、これまで積み重ねてきた豊かな知識と経験が、素晴らしい授業を作り上げているのだと感じました。

【校長室よりNo.47】体験に勝る学びはない(授業参観から)

すでにご存じの通り、中村中は真岡市教育委員会指定の学力向上推進校として、生徒たちの学力向上に向けた取り組みを行っております。各教科全ての教員が、生徒の実態に合わせた授業を工夫し、展開しております。校長も全ての教員の授業を参観し、生徒の学びの様子や教員の指導の工夫などを見取っております。その様子を、何回かに分けてお知らせします。第一弾は、3年生の理科の授業。理科で言う「仕事」についての学びでした。10kgのおもりを準備し、まずは手で持ち上げる。その後、天井に設置した滑車を使って持ち上げる。最後には、滑車を2つ使った「動滑車」を使って持ち上げる。全ての生徒が体験し、重さや動かす距離などについて、「仕事量は変化するのか」という観点で考察していました。実体験を通した学びは、まさしく「教えられる」ものではなく「考え、学ぶ」ものでした。自分が考えたことを、友達と共有して、熱心に議論する姿が印象的でした。

【校長室よりNo.46】県新人大会

10月13日・14日にかけて、栃木県新人各種大会が開催され、中村中からは、ソフトテニス部女子、陸上部、卓球部が出場しました。県内広域での開催であり、短い時間しか応援することができませんでしたが、芳賀地区予選を勝ち抜いた生徒たちは、自信に満ちあふれているように見えました。女子ソフトテニスは、大接戦の末惜しくも初戦で敗退となりました。卓球部女子団体は、三回戦に駒を進めて5・6位になり、3月に開催される関東選抜大会への出場権を獲得しました。陸上部は、多くの生徒が入賞し、男子団体が3位に輝きました。来年も春季大会はなく、次の大会は総体となります。約7ヶ月の間、しっかりと課題を克服し、総体はより多くの部が県大会に出場してくれることを期待します。

【校長室よりNo.45】爽やかな秋の日の朝

今朝は肌寒ささえ感じる、本格的な秋の朝でした。毎朝、東側で鶴見さん・杉山さんと生徒たちを出迎えていますが、笑顔で手を振ってくれる生徒たちとの朝は、とても清々しく、一日の希望を与えてくれる時間です。今朝は、ある女子生徒が、鶴見さんに「いつもありがとうございます。」と声をかけてくれたそうです。鶴見さんは、「涙が出そうです。」と喜んでおられました。爽やかな秋の日の朝をさらに彩るような、中村中生徒の素敵な言葉かけ。心からありがとうを伝えたいと思いました。(下の写真は、休み時間の3年生の様子。本当に大きな声で、笑顔であいさつをしてくれます。)

【校長室よりNo.44】郡市新人各種大会を終えて

9月22日から24日にかけて、郡市新人各種大会が開催されました。限られた時間の中で、生徒たちの活躍の様子を十分に見ることはできませんでしたが、全ての会場を回り、中村中生徒の活躍の様子を見ることができました。とても礼儀正しく、対戦相手にも尊敬の意を持って競技する中村中生徒の姿は、まさしく「スポーツマンシップ」を体現してくれるものでした。陸上部、卓球部、ソフトテニス部女子が県大会出場権を獲得しましたが、全て部で純粋な青春の汗と涙を流してくれました。生徒たちに温かい声援を送って下さった保護者の皆様にも、心からの感謝の意を表します。