令和7年度 校長室より
校長室より No109「誰の願いも」
(株)明治の方を講師に「成長期の体づくり」と題して、オンラインにて学校保健委員会を行いました。スポーツ選手の食事メニューの紹介や発育期に必要な栄養素の説明、食事・睡眠・運動と健康の関わりについて、専門的なお話をいただきました。学校三師の先生や学校運営協議会員の方々にもお出でいただきました。さらに、希望された保護者の方には、Web配信にて視聴してもらいました。講演の前から「健康に関することだから、今日は楽しみにしていました」という声も聞かれました。生徒たちの明るく健やかな成長をねらいとする学校保健委員会。立場を問わず、健やかな成長を願う気持ちはきっと同じなのだと感じました。
校長室より No108「恵まれたこと」
まず、天候に恵まれました。そして、人に恵まれました。山前地区公民館まつりと共催の形で開催された山前地区防災キャンプ2025は、地域の人たちの笑顔が会場いっぱいに広がった時間でした。芸能発表の部で地域に伝わる伝統文化に触れ、美味しいカレーライスや売店の焼きそばにお腹が満たされ、カッコいい消防車に目を引かれ…。「毎年、吹奏楽部の演奏に元気をもらっています。また、楽しみにしています。」「ボランティアの中学生が、本当にまじめに手伝ってくれてありがたいですね。」「何かやることありますか?と、生徒さんが声をかけてくれたんですよ。」地域の方々や参加された方々から、私の耳に入ってきた言葉です。中学生が主体となって考え、進行した交流クイズ活動には、予想した人数を超える方々に参加していただき、急遽椅子の数を増やすほどでした。公民館まつり実行委員さん、防災キャンプ実行委員さんとともに会場の片付けを終えた後の中学生の笑顔も印象的でした。
たくさんのことに恵まれた「山前地区らしい」一日は、きっと忘れることはないでしょう。 今回の開催に関してお世話になりました全ての方々に、心よりお礼と感謝を申し上げます。ありがとうございました。
校長室より No107「学びのスペース」
今週は、昼休みの時間を期末テストに向けた質問タイムとしています。授業で分かりづらかったところなどを自由に質問できます。担当教科の先生を見つけたときには、廊下も学習スペースですね。
校長室より No106「笑顔がつなぐもの」
1年生の家庭科の授業で調理実習を行いました。本校では家庭科専科の教員がいないため、実習の時に「地域ボランティア」の方々にご協力をいただくことで、生徒たちに細かく丁寧な指導が行き渡ります。お帰りの際に「また来ますね!」と笑顔で玄関を後にされる姿に、つながることで広がっていく感動を味わうことができました。ありがとうございます。
校長室より No105「つながりと広がり」
11月30日(日)山前地区公民館まつりと共催で、山前地区防災キャンプ2025が開催されます。本校の学校運営協議会が主体となった実行委員会を設立し、当日に向けた準備を進めています。学校運営協議会や防災キャンプ実行委員会、山前地区区長会や公民館まつり実行委員会等において「地域住民同士のつながり」、そして「学校教育が地域に貢献できること」を様々な視点から、一緒に考えさせていただきました。「地域の宝」でもある子どもたちは、これからの未来を担う大切な存在です。「子育て」は、家庭だけ学校だけでできるものではないと考えています。地域の皆さんから温かく見守られているからこそ、健全な成長ができると信じています。公民館まつり・防災キャンプが地域づくり人づくりの一助となり、人のつながり広がりとなることができたら幸いです。どうぞ、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
校長室より No104「広い視野を」
国際理解教育活動として、アメリカ合衆国カリフォルニア州ガダードミドルスクールを訪問させていただきました。真岡市教育委員会をはじめ関係各機関、真岡東中学校の皆様、そして保護者のご理解とご協力により、充実した7日間となりました。事前準備を含めた、10月30日の出発から11月5日の夜に真岡東中学校で解散式を行うまで、たくさんの方々のサポートをいただきました。参加した生徒たちは「もう終わっちゃう…。楽しかった、また行きたいね」という声。英語が得意な生徒でも、会話の内容を全て分かっていたかどうか。それでも、なんとかコミュニケーションをとり、バディの生徒と少しずつ近くなっていった距離感。ホストファミリーとのお別れの時には、溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。たった1週間で、ものの見方や考え方が変わるのかどうかを言い切ることはできません。しかし、今までとは違った景色と初めて会った人とのつながりから、心の奥底で感じたものがきっとあったはずです。渡航費用には替えられない貴重な体験は、これからの人生に大きな影響を与えてくれるであろうと信じています。広い視野をもって、明るい未来に突き進む生徒たちを応援しています。
海外派遣に関してお世話になりました全ての方々に、心より感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。
校長室より No103「走りきった駅伝大会」
晴天の下、郡市中学校駅伝大会が行われました。山前中からは、男子2チーム(A・B)と女子2チーム(A・B)が参加しました。男女とも2チームずつ参加していたのは、芳賀郡市内15校中4校のみです。結果として県大会への出場や表彰台には手が届きませんでしたが、多くの生徒が練習に取り組んだこと。そして、澄み切った青空の中で声援を受けながら、自分の記録に挑戦できたことが何よりの体験でした。朝練や放課後をとおして培った財産を、これからの生活に生かしてほしいと思います。頑張り抜いた生徒の皆さんに最大限の拍手をおくります。お疲れ様でした。
校長室より No102「得たもの」
令和7年度「りんどう祭」。あいにくの雨空でしたが、たくさんの保護者や地域の方々、そして招待させていただいた学区内各小学校6年生も会場に足を運んでいただき、たいへんありがとうございました。以前、学校敷地周辺に群生していたとの「りんどう」から称される山前中の学校祭は、実行委員や生徒会役員を中心に諸準備・運営がなされ、まさに自分たちでやり遂げた行事となりました。12月の生徒会役員選挙により実質上のバトンタッチとなる3年生から、「次は1・2年生の番です。やってみたいという強い意志をもって、生徒会活動に挑戦してください」とメッセージが送られました。一つの大きな行事を終えて、きっと、一言では伝えきれない何かを得ることができたと信じています。やりきった生徒の皆さん、お疲れ様でした。
校長室より No101「あったかい風景」
天気予報では「12月中旬並み」と伝えられた今日、自転車で登校する生徒たちも寒そうな様子でした。先日、地区内にお住まいの方から『何かお手伝いできることがあれば…』とご連絡をいただき、環境整備に来てくださいました。冬のような気温の中、そこだけポッとあたたかい空気を感じます。
地域の方々の思いに感謝申し上げます。ありがとうございます。
校長室より No100「リーダーの声」
今週は、りんどう祭に向けた会場づくりなど諸準備を行っています。体育館では、リーダーの指揮でみんなが動き、協力しながらシートを敷いています。「白い線に揃えてください」「右側をもっと引っ張って…」と、リーダーの声のもと少しずつ作業が進んでいました。先生のアドバイスを受けながら「自分たちでやること」がとても大切で、成長の一歩となるはずです。協力している生徒たちも立派でした。
校長室より No99「経験」
10月28日(火)の郡市中学校駅伝競走大会。今年度は会場の都合により、真岡市ハイトラ運動公園にて行われます。特設駅伝部として練習が始まって約1ヶ月。今日は本番のコースを試走です。当日と同じようにW-UPの仕方からスタート時刻までのコンディションづくりなど、「自分が走るんだ」という自覚をもって頑張っていました。駅伝はチームとして参加しますが、選手補欠を問わず自分がやるべきことを全うすることが求められます。「One for all.All for one」とても貴重な経験を積んでいますね。
校長室より No98「感動の時間」
10月の秋空の下「勇猛果敢 ~古今無双の紫子(しし)となれ~」のスローガンを掲げ、運動会を実施しました。1学期から準備を進めてきた実行委員が中心となって、生徒全員が自分の役割と責任を果たし、会場全体が盛り上がった素晴らしい運動会でした。クラス対抗でしたが、勝敗や着順にとらわれることなく、最後まであきらめず一生懸命に演技する仲間を称え合うあたたかい拍手が自然と沸き起こりました。「我慢すること」を続けながら、自分一人ではできない「集団行動」は、多くの観客に感動を与えてくれました。きっと、生徒一人ひとりにとって、中学校生活の素敵な思い出の1ページになっとことと信じています。
半日ではありましたが、ご協力をいただきたくさんの声援を送ってくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
生徒たちの笑顔の様子は、改めてのHPにて掲載いたします。どうぞご覧ください。
校長室より No97「裏方」
今日は運動会の予行を行っています。昨日は雨の影響で前日準備ができませんでしたが、早朝から運動会実行委員がライン引きや用具の準備を整えています。1校時目に各係ごとの準備時間を設定していますが、その前に「裏方」として動いている人がいるお陰で次の活動がスムーズになります。多くの声援や拍手を浴びない仕事こそ、大切なのだと思います。ありがとう。
校長室より No96「同じ思い」
運動会(10/4予定)を目前に、校内の環境整備を進めています。山前中の歴史とともに育ってきた樹木も大きくなり、その手入れも容易ではありません。PTA役員さんに相談したところ、快くお手伝いをして下さいました。『生徒たちのために…』と思う願いは同じなのだと、胸が熱くなりました。ご理解とご協力、大変ありがとうございました。
校長室より No95「連携・協力」
9/19(金)に第3回PTA評議員会を行いました。ある報道によると、昨今の学校教育における「PTA活動の縮減や保護者による協力体制の衰え」などが懸念されています。時代とともに子どもの数が減少し、人口の年齢構成割合や働き手不足の問題など、社会全体が大きく変わりつつある今日ですが、子育てや教育に対する思いは変わらないものだと信じています。本校は全校生徒数が137名ですが、保護者や地域との連携・協力は強固なものであると感じます。どの家庭でも忙しい夕刻時間に集まってただいた、たくさんの保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
校長室より No94「個と集団」
今年度の運動会は10月4日(土)を予定しています。昨年も披露しましたが、体育の授業の発表として「集団行動」を行います。「立つ、座る、歩く、走る、止まる」といった単純な個の動きを組み合わせることで、集団として生命が宿ったような動きへと変化していきます。集団の形成を崩さずに進路を変更するには、内側と外側の距離感や歩幅、スピードの調整力が不可欠です。自分一人ではないからこそ生じる思考や感覚を研ぎ澄ます絶好の機会です。時には、少しの「我慢」も経験しながら…。
〇昨年度の一部より ↓
保護者や地域の皆様、当日はぜひ足をお運びください。
校長室より No93「チャレンジ精神」
9月18日(木)に芳賀郡市中学校新人陸上競技大会が行われます。特設陸上部として参加する本校は、希望者を募って大会に向けた練習を行っています。体育科や担任の先生から連絡を受けた生徒たちは、自らの意志で競技に挑戦します。得手不得手にかかわらず、記録そして自分自身へのチャレンジ精神を胸に、限られた練習時間ですが精一杯励んでほしいと思います。周りの人と比べることなく、自分で選択したことがとても素晴らしい!
校長室より No92「ありがたいご連絡」
昨日の午後から夕刻にかけて、前も見えないほどの大雨と強風、そして雷。小雨となった時間にご近所の方から「樹木の枝が折れて、道路に落ちていますよ」と、ご連絡をいただきました。数名の職員が現場に向かい片付けをしていると、一緒に作業に加わってくださいました。小中学生の登下校や通過する車のことを考えると、本当にありがたい限りです。『地域の力』に心より感謝申し上げます。
校長室より No91「暑い日のスタート」
9月になっても酷暑予報が出される中、予定どおり2学期が始まりました。生徒たちの「おはようございます」という元気な声に「2学期がスタートしたなあ…」と感じます。始業式では、夏の甲子園で初優勝した「沖縄尚学」の選手インタビューの一部を紹介し、『感謝の気持ちをもって』とのメッセージを伝えました。また、防災の日についても触れました。異常気象の影響か自然災害が頻発する昨今、命を守る行動や防災への意識を高めてほしいと願います。
2学期も生徒たちの健全育成を目指し、教育活動を推進してまいります。どうぞ、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
校長室より No90「2学期を迎える」
夏休みの最後の週はほとんどの部活動等が休みとなり、登校する生徒はあまり見られません。そんな中、2学期を迎える準備は着実に進んでいます。ある教職員は、朝の早い時間から環境整備(少しでも涼しい時間に…)。お陰で雑草一つない校庭や短く刈られた芝生、きちんと整えられた樹木。ある先生は生徒一人ひとりの机を、きれいに雑巾がけ。別の先生は、校舎内のトイレを隅々まで掃除していました。体育館の屋根補修作業も進んでいます。そして今年は、プール管理ボランティアの方々の協力により、透き通った水をたたえるプールで2学期も水泳の授業を行うことができそうです。本当にありがとうございます。誰しも足取りが重い9月1日ですが、生徒たちの明るく元気な「おはよう」というあいさつを楽しみにしています。
校長室より No89「一体感」
宇都宮市文化会館で開催された「第67回栃木県吹奏楽コンクール」。中学生B部門第1日目、演奏順は7番目でした。1週間前の演奏(7/21芳賀真岡支部吹奏楽祭)から、さらに磨きがかかった素晴らしい演奏でした。演奏した曲に秘められた背景や演奏技術など詳しいことは分かりませんが、ステージで演奏する生徒たちの表情や客席に響き渡る音から伝わる「一体感」を覚えました。まさに「思い」がしっかりと表現されていたのだと感じました。これまでたくさん練習した日々の積み重ねですね。一生懸命頑張ってステージを楽しんだ生徒たちと、いつも陰から支えていただいた保護者・関係者の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
校長室より No88「1学期を終えて」
47名の新入生を迎え、さくらの花とともにスタートした第1学期が、本日をもって終了となりました。3年生の修学旅行を始め、予定していた行事や諸活動が滞りなく実施することができましたのも、生徒たちの努力、保護者の方々のご理解とご協力、そして地域の皆様の応援があったからこそと、心より感謝申し上げます。
明日からの夏休みは、ご家族や地域の一員として過ごす時間が多くなります。暑さ厳しい中ですが、交通事故や水の事故、事件等に巻き込まれることなく安全で有意義な生活が送れるよう、あたたかく見守っていただけたらと思います。生徒に関することでお気づきの点がありましたら、ご連絡をいただけたら幸いです。
1学期間、大変お世話になりました。
校長室より No87「保護者の協力」
過日、eメッセージにて「夏休み中のプール管理に関するボランティア」の協力依頼をしたところ、8名もの保護者の方に『協力可能』とのお返事をいただきました。2学期も暑い日が予想されるため水泳の授業を予定していますが、学校休業中は水温が上昇し、藻が張ってしまい使用できなくなることもあります。もちろん、教職員が管理していますが、塩素の投入等のお手伝いをいただくと、とても助かります。安全面に十分注意しながら、作業を行っていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
校長室より No86「昔話に…」
本校では、年間を通して「学校支援ボランティア」を募っています。学校環境整備だけでなく、安全の見守りや地域活動の継承、そして学習面における補助的な部分まで…。教員数の関係で家庭科の専任教員がいない本校では、実習をともなう授業で地域の方々からサポートをいただいています。休み時間には、「私たちの頃は○○先生が…、校庭のあそこに△△があって…」と昔話にも花が咲きます。ボランティアでお越しいただく方たちにとっても、ちょっとした楽しみになっているのならうれしい限りです。他の教科でも、地域の教育力をどんどん取り入れていきたいと考えています。どうぞ、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
英語の授業サポートです。
校長室より No85「準備」
例年9月に行っていた運動会、今年は10月4日(土)に実施する予定です。本校では様々な行事に関して生徒の実行委員会を立ち上げて、自分たちでつくりあげる経験を通して、教育理念である「がんばりの精神」をもって地域社会に参画できる人材の育成を目指しています。3ヶ月先の運動会に向けた「準備」がとても大切な時間なのです。自分の意見を他の人に伝え、周りの考えを受け入れながら調整し、次に進む話し合い活動をたくさん経験してほしいと思います。失敗を恐れず、まずはやってみることですね。
校長室より No84「今年も…」
夏の恒例行事である「真岡の夏祭り」に参加する中学生御輿。人数の関係があるため、本校では都合のつく限りの生徒が参加します。1年ぶりとなるため、地区内の若神会の皆さんから安全に渡御する担ぎ方を教えていただきました。また、保護者の代表であるPTA会長も、練習の様子を見に来てくださいました。おみこしの練習という活動をとおして、学校(生徒も先生も)と地域がつながることにとても大きな意義を感じます。子どもたちの健全な成長には、学校教育と保護者の理解、そして地域の支えが不可欠であると考えています。
次の練習日は、7/16(水)15:20頃の予定です。保護者の皆さんやご近所の方々、地域行事を精一杯楽しもうと取り組んでいる生徒たちの元気な様子を、どうぞ見学に来てください。
〈昨年度の記念写真より〉
校長室より No83「大切にしたいもの」
廊下に貼られた掲示物の写真です。長野県の円福寺のご住職が記されたとされる言葉を思い出しました。
『 はきものをそろえると心もそろう
心がそろうとはきものがそろう
ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと 世の中の人の心もそろうでしょう 』
自分自身を見つめ、振り返ることにつながるのではないでしょうか。大切にしたいものの一つですね。
校長室より No82「連携」
6/27(金)PTA運営委員会・評議員会を行いました。夕刻のお忙しいところ、37名の役員の方々にお集まりいただき、ありがとうございました。真岡の夏祭りに参加する中学生御輿への協力や運動会についての説明の後、専門委員会ごとに話し合いをしていただきました。奉仕作業やPTA研修行事等、詳細については改めてお知らせいたします。学校と保護者の皆様が、スムーズに連携できていること、重ねて感謝申し上げます。ありがとうございます。
校長室より No81「復習の本番」
今日と明日は、第1学期の学期末テスト。1年生にとっては定期テストの2回目となります。毎日の授業で学んだことを家に帰って復習するのが、中学生の勉強パターンでもあります。きっとどの生徒も「テストで良い点を取りたい」と考えるのは同じはず。だから、テスト前はいつもより多くの時間を復習に費やしていることでしょう。言うなれば、定期テストは「復習したことを試す本番」なのです。試験時間(50分)いっぱい、解答用紙に向かってほしいと思います。
校長室より No80「気にかけていただいて」
地区内にお住まいの方から、たくさんのアルミ缶(大袋で3袋)を届けていただきました。「今回は中学校の回収日に合わせて…」と、普段からご自宅でためておられたとのことです。「○月は△△協議会へ」「冬の時期は◇◇団体へ」と、年間を通じてある程度予定を立てているそうです。日頃から、山前中学校の活動や中学生のことを気にかけていただいていること、本当にうれしい限りです。心より、感謝申し上げます。
校長室より No79「あきらめない心」
6/13(金)から芳賀郡市総体各種大会があり、本校の生徒たちが出場する試合会場に応援に行きました。試合時間や各会場への移動時間の関係で、全ての試合を観戦することができなかったことは残念でした。野球やサッカー、バレーボールなど団体チームスポーツ、団体戦と個人戦があるソフトテニスや剣道。試合のレギュレーションは異なりますが、私が目にした試合では、どの選手も必死に挑み終了するまで決してあきらめることなく頑張っていました。「あと1点、あと1ゲーム、あと1ポイント…」そんな勝敗の分かれ目に自分の全力を出し切ることは、これからの生き方にどれほど大きな影響を与えるのか。生徒たち自身にとって貴重な体験となったはずです。県大会という次のステージへの切符を手にした者、この大会をもって中学校の公式戦から退く者と結果は分かれますが、何かを感じ学んだ事実は同じです。生徒たちのためにご理解とご協力をいただいた全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。野球部は6/21(土)、決勝戦に臨みます。ファイト!
校長室より No78「コミュニティスクールがスタート」
本年度から、学校と保護者及び地域住民等との相互の信頼関係を深め、学校運営の改善や生徒の健全育成に取り組むことを目的とした「学校運営協議会」が設置されました。真岡市教育委員会から委員の任命の後、校長より学校経営方針について説明させていただきました。委員の皆様から承認をいただき、将来を担う人材育成のため精一杯努力してまいります。これからも、子どもたちを真ん中にした人づくり、地域づくりにご理解とご協力をお願いいたします。
校長室より No77「見守られています」
先日、小林地区内にお住まいの方から「中学校で使ってください」と、手縫いの雑巾をいただきました。実は昨年も頂戴しております。その上、学校支援ボランティアとして、学校敷地内の落ち葉掃きを何度も行ってくださいました。山前中学校にご家族の方が通っているわけでもありません。
『中学校のために…』という本当に温かいご支援をいただきながら、地域の皆様に見守られていることに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
校長室より No76「思い出の3日間」
5/28(水)~30(金)の3日間、3年生の修学旅行でした。十数回目となる修学旅行の引率ですが、校長としては最後の京都・奈良。初日は快晴の奈良市内、教科書に載っている「国宝」に目を輝かせる生徒たち。2日目は自分たちで計画した班別研修、宿舎に戻ってきた生徒たちの両手にはお土産がいっぱいでした。名残惜しくも最終日はクラス別の見学。バスの中で行った帰校式では、「思い出に残る3日間を過ごせたのは、自分たちの自覚ある行動と周りの人たちのお陰です。家に着いたら、少し照れくさいかもしれないけれど、『ただいま、ありがとう』と大切な家族に言葉で伝えましょう」と話しました。
お世話になりました全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
校長室より No75「楽しい準備」
いよいよ明日から3年生の修学旅行。私が担任をしていた初めの頃は、出発当日に大きな荷物を持って、ぞろぞろとバスに乗り込みました。東北新幹線は上野駅まで、山手線で通勤ラッシュの中を東京駅まで移動し、やっと関西方面へ向かいました。今は、宿泊用の大きな荷物は事前に宿舎へ送ってしまい、安全面と効率性を考えるとはるかに違います。数日前から始まったであろう楽しい準備、一足先に京都に向けて出発しました。修学旅行が有意義な時間となることを願います。
校長室より No74「協力体制」
5月16日の第1回PTA評議員会では、夕方のお忙しい時間にもかかわらず38名もの役員の方々にご参集いただき、大変ありがとうございました。所属する専門委員会の決定や活動内容の検討等でしたが、予定された終了時刻より早めに終わることができました。ある委員会では「私がやります!」と積極的に声が上がり、話し合いがよりスムーズに進んでいました。まさに「子どもを真ん中に」した学校との協力体制に、深く感謝申し上げます。ありがとうございます。
校長室より No73「自治の力」
「この会は、会員の自発的・自治的な意志によって運営し、明るく楽しい学校生活を送ることができるようにする」本校生徒会会則の目的です。生徒会本部役員や各種専門委員会から、昨年度の活動報告や今年度の活動計画が発表されました。今年度の生徒会スローガン『 We are challengers ~がんばりの精神 山中から日本へ~ 』を胸に、全校生徒の皆さんが活躍できることを願います。
校長室より No72「自由と責任」
今朝の新聞で、ネット社会に共存するリスクについての記事を目にしました。2024年のあるデータによると「誹謗中傷、暴言、いじめなどをされた」「見知らぬ人に会って被害に遭いそうになった」高校生が数パーセントいるとのこと。私たちの周りには、自分以外の人とつながる様々なアプリなどがあり、それらは生活の一部と言えるかもしれません。海外では、子どものSNS利用を制限する動きもあります。学校では、コミュニケーションの一つのツールを安全に使うことについて常時指導してまいります。ご家庭でも、子どもと一緒にルールを考えるなど、自由に表現できることとその裏側にある責任やリスクについて、しっかりと話し合いをしていただきたいと考えています。子どもたちの健全育成を願って・・・。
校長室より No71「チャレンジする気持ち」
本校では陸上競技部がないため、5月22日(木)郡市総体陸上競技大会に向けて特設陸上部を設けています。体育授業等における記録を参考にメンバーを募っています。全てのスポーツの基本とも言われる「走る・跳ぶ・投げる」運動。学校行事の関係で、数日しかない限られた練習時間ですが、自己記録の更新と自分自身に挑戦する機会がある生徒たちには、まずやってみることを逃さないでほしいと願います。
校長室 No70「歴史に思う」
本校は、栃木県芳賀郡山前村立山前中学校として、昭和22年(1947年)4月に開校しました。その後、町村合併や市制の施行により昭和29年に「真岡市立山前中学校」が誕生しました。体育館やプールの竣工とともに環境緑化活動を推進し、昭和53年全国学校環境緑化コンクール中学校の部において「特選」を受賞しました。現在の校舎は昭和54年に建てられ、昭和から平成初めにかけ武道館や技術室・多目的室が整備されました。平成9年には創立50周年を迎え、記念碑やりんどう園が造成されました。部活動では、女子ソフトテニス部、陸上競技部、弓道部、野球部、駅伝部、水泳競技など多くの生徒が関東大会や全国大会に出場し活躍しました。また、平成18年にはアメリカのサドブルック・マグネット・ミドルスクール訪問団が始めて訪れました。令和となり、新型コロナ感染症による様々な制限がありましたが、今年度は47名の入学生を迎え、未来を担う人材育成のため地域や保護者の皆様と一緒に教育活動を推進しております。
これまでの歴史があるからこそ、今日の山前中学校が成立していることに深く感謝し、今という時間を大切にしていこうと思います。
※昭和50年ごろの写真より。木造校舎で中庭があり、きれいに整備されていました。私は「第26代」校長となります。正面入り口の松の木は、現存する本校のシンボルでもあります。
校長室より No69「話し合い」
生徒会保健生活委員会で、学校生活のきまりについて話し合いがもたれました。学校は集団で生活するところなので、いくつかのきまりが存在します。頭髪や服装、持ち物に関するきまり等がありますが、その意義や現状について考えようとするものでした。何故○○があるのか?△△がないとどうなってしまうのか?将来に向けて必要な学びは何なのか?自分の意見や考え、その根拠を明確にして話し合うことはとても素晴らしいことです。ぜひ、活発な話し合いが進むことを期待しています。
校長室より No68「興味をもつこと」
理科の授業で身のまわりの生物や植物に関する学習として、敷地内の植物の観察を行っていました。花壇のところで「あれ、何かなあ」と声を上げ、興味深く視線を送っていました。学びのスタートは、興味をもつことや疑問に思うこと。それが、様々な情報を収集し自分なりに調べ、結論づけることへと繋がっていきます。
「時には奥深く…時には幅広く…」知りたいと思うことが自分を成長させるのですね。
校長室より No67「55万件を突破」
本校のHP閲覧カウンターに目をやると、55万件を突破していました。たくさんの方々が山前中の様子を気にかけて下さっている証であると、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。生徒たちから『山前中でよかった』、保護者から『山前中で学ばせてよかった』、地域の方から『山前中で学びたい、学ばせたい』と言われるような学校を目指し、教育活動を推進してまいります。今後も、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
校長室より No66「先輩として」
年度始めの身体測定のため、新入生が体育館に集合しました。その時、前方に立って整列を促しているのは3年生でした。先生が号令をかけなくとも、生徒自身が自ら判断し行動できるようになること。「やらされる」のではなく、「自分の意志」で行動することの大切さを、この中学生時代にたくさん経験してほしいと願います。「先輩として」を見せてくれた3年生、ありがとう。
校長室より No65「令和7年度、よろしくお願いします」
山前中学校にて2年目となります、校長の大平秀明です。地域・保護者の皆様とともに、将来を担う生徒たちの健全育成に向け、教職員が一丸となって教育活動を推進してまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。