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令和7年度 校長室より

校長室 No70「歴史に思う」

 本校は、栃木県芳賀郡山前村立山前中学校として、昭和22年(1947年)4月に開校しました。その後、町村合併や市制の施行により昭和29年に「真岡市立山前中学校」が誕生しました。体育館やプールの竣工とともに環境緑化活動を推進し、昭和53年全国学校環境緑化コンクール中学校の部において「特選」を受賞しました。現在の校舎は昭和54年に建てられ、昭和から平成初めにかけ武道館や技術室・多目的室が整備されました。平成9年には創立50周年を迎え、記念碑やりんどう園が造成されました。部活動では、女子ソフトテニス部、陸上競技部、弓道部、野球部、駅伝部、水泳競技など多くの生徒が関東大会や全国大会に出場し活躍しました。また、平成18年にはアメリカのサドブルック・マグネット・ミドルスクール訪問団が始めて訪れました。令和となり、新型コロナ感染症による様々な制限がありましたが、今年度は47名の入学生を迎え、未来を担う人材育成のため地域や保護者の皆様と一緒に教育活動を推進しております。

 これまでの歴史があるからこそ、今日の山前中学校が成立していることに深く感謝し、今という時間を大切にしていこうと思います。

 

 

※昭和50年ごろの写真より。木造校舎で中庭があり、きれいに整備されていました。私は「第26代」校長となります。正面入り口の松の木は、現存する本校のシンボルでもあります。