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2021年9月の記事一覧

読書の秋(おすすめの30冊)

季節は秋本番、過ごしやすく何をするにもよい季節となりました。
そのため、秋には「スポーツの秋」、「芸術の秋」など様々な言葉があてられていますが、今回は「読書の秋」に注目してみたいと思います。
読書は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。

本校でも、学校図書館司書さんが中心となって、図書室に季節や時の話題に応じた特設コーナーを設けたり、定期的に新刊図書を紹介したりするなど、読書活動の推進に努めています。
現在の特設コーナーは、「中学生に読んでほしい30冊」です。
某出版社の企画ですが、良書が多いため、本校でも生徒に勧めています。
以下にその30冊を示しますので、是非「読書の秋」を満喫してみてください。
思春期で多感な中学生の今だからこそ、感じ取れることがあるはずです。

夏の庭 ーThe Friends-  湯本香樹実
海辺のカフカ(上・下)  村上春樹
十五少年漂流記  ジュール・ヴェルヌ(訳 波多野完治)
赤毛のアン  L・M・モンゴメリ(訳 村岡花子)
博士の愛した数式  小川洋子
潮騒  三島由紀夫
さがしもの  角田光代
車輪の下  ヘルマン・ヘッセ(訳 高橋健二)
ペスト  アルベール・カミュ(訳 宮崎嶺雄)
伊豆の踊子  川端康成

楽隊のうさぎ  中沢けい
吾輩も猫である  赤川次郎ほか
あしながおじさん  ジーン・ウェブスター(訳 岩本正恵)
坊っちゃん  夏目漱石
きみの友だち  重松清
今夜、もし僕が死ななければ  浅原ナオト
あと少し、もう少し  瀬尾まいこ
夜のピクニック  恩田陸
注文の多い料理店  宮沢賢治
精霊の守り人  上橋菜穂子

ツナグ  辻村深月
風が強く吹いている  三浦しをん
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。  川上和人
世界のへんな肉  白石あづさ
悪魔のいる天国  星新一
アメリカひじき・火垂るの墓  野坂昭如
蜘蛛の糸・杜子春  芥川龍之介
走れメロス  太宰治
西の魔女が死んだ  梨木香歩
星の王子様  サン=テグジュペリ(訳 河野万里子)

 

 

中秋の名月(写真付き)

昨日、9月21日は、「中秋の名月」でした。
中秋の名月とは、旧暦(太陰太陽暦)の8月15日の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月は、必ず満月になるわけではなく、今年は8年ぶりに満月になりました。

古来、日本では「春は花、秋は月」を愛で、季節を楽しんできました。
月見は「中秋の名月」を鑑賞する伝統的な行事です。
澄み渡る秋の夜空に昇る月に、人々は収穫の感謝を込めて祈り、来年の豊作を願いました。

生徒の皆さんの中にも、きれいな満月を見た人が多いと思います。
空気の散乱により、月は低いところでは赤やオレンジ色、高くなるにつれて黄色っぽくなり、やがて白っぽく見えるようになります。
確かに昨日、仕事を終えて帰宅途中に見た月は、東の空の低いところにあり、オレンジ色に輝いていました。

一時、雲に隠れたましたが、22時ごろ確認したところ、澄んだ夜空にきれいな満月が輝いていました。
あまりにきれいだったため、写真に収めました。
昨日、見逃した人はこちらでお楽しみください。

 

敬老の日に寄せて

昨日、9月20日(月)は、敬老の日でした。
敬老の日の由来となったのは、兵庫県多可郡野間谷村で行われていた「としよりの日」だととされています。
「としよりの日」は、お年寄りを敬い、その知恵を借りて村を作るために提唱されたのだそうです。
1947年に始まった「としよりの日」という行事は、兵庫県全体に広まったのち、次第に全国で行われるようになりました。
その後「としより」という表現を改めて、1963年に老人福祉法で「老人の日」として制定されました。
そして1966年には、現在の「敬老の日」として国民の休日に制定され、お年寄りを敬愛し長寿をお祝いする日となりました。
敬老の日は、2002年までは毎年9月15日でした。
「ハッピーマンデー制度」の導入により、9月15日だった敬老の日は「9月の第3月曜日」に変更されました。

昨日は、生徒の皆さんの中でも、おじいちゃんやおばあちゃんのお祝いを一緒に行った人が多いと思います。
総務省の統計によると、65歳以上の高齢者は3640万人で、日本の全人口の約3割に当たります。
敬老の日がスタートした1966年当時の高齢者は600万人台でしたので、短期間で一気に増加したことが分かります。
今後、ますます高齢化は進んでいくことでしょう。
高齢者が住みよい世の中にしていくためには、どうすればよいか。
これからの日本を支える中学生だからこそ、真剣に考えてほしいと思います。

動物との共生(動物愛護週間)

来週の9月20日から、動物愛護週間(9/20~26)が始まります。
動物愛護週間は、法律によって、「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼育についての関心と理解を深めるようにするため」に設けるよう、定められているものです。

ペットとして飼われている犬や猫の多くは、家族として愛情を注がれ大切にされています。
しかし、中には心ない人もいて、新しく生まれた小さな命を含め、「捨て猫、捨て犬」が見られます。
自然教育センターに勤務していたときにも、敷地内に子猫が捨てられていたことが何度かありました。
飼い主が見つからない犬や猫は、動物愛護センターで一時保護されます。
そして、一定期間新しい飼い主を探しますが、どうしても見つからなければ、最後は殺処分となります。
殺処分の件数は、年々減ってきてるとはいえ、昨年度だけで3万匹以上の犬や猫が殺処分されています。

殺処分に関わっているある獣医さんは、「動物の命を助けたくて獣医になったのに、動物の命を奪うことになるなんて…」と悲痛な胸の内を吐露しています。

ドイツは、殺処分ゼロを実現してると言われています。
「日本に生まれなければよかった」
動物たちにそう言われないよう、人も動物も幸せに暮らせる社会を実現していきましょう!

合唱コンクールに向けて(合唱曲一覧)

コロナ禍による分散登校が先週で終了し、少しずつ日常が戻ってきました。
しかし、油断は禁物です。
緊急事態宣言の事実を重く受け止め、感染防止対策については、引き続き最大限の注意を払って取り組んで参ります。

さて、日課である1校時の授業参観を行っていると、CDの歌声が聞こえてきました。
曲は、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓  十五の君へ~」でした。
3年4組の合唱曲です。

現在、「西輝が丘祭」の実施方法を検討しているところですが、合唱コンクールは実施する予定です。
もちろん、緊急事態宣言下では通常の合唱練習はできませんが、CDを聴いて自分なりに音程を取ったりしています。
今後、感染状況が落ち着けば、本番に向けて少しずつペースを上げていく予定です。

合唱コンクールは、学級の結束が試される、西輝が丘祭最大の見せ場です。
各クラスの仕上がりを期待しつつ、10月23日の本番を楽しみに待ちたいと思います。
頑張ってください。
なお、各クラスの合唱曲は以下のとおりです。

1-1 HEIWAの鐘          
1-2 大切なもの
1-3 絆
2-1 心の瞳
2-2 輝くために
2-3 次の空へ
3-1 証
3-2 結
3-3 虹
3-4 手紙