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2023年1月の記事一覧

おめでとう!芳賀地区理科展上位入賞!!(校長室より)

先週木曜日から今週月曜日にかけて、茂木町の「ふみの森もてぎ」にて、「第76回芳賀地区理科研究展覧会並びに発表会」が開催されました。
本校では、特設理科部の研究を中心に、3作品が優秀賞(金賞)を受賞し、そのうち1年生と3年生の作品は地区1位となって県展覧会出品となりました。
本当におめでとうございます。
今の子供たちが成人して社会で活躍する頃には、「Society5.0」の実現に向けて将来の予測が困難な変化の激しい時代になっていることが予想されます。
中でも、AI(人工知能)が飛躍的な進化を遂げ、自ら知識を概念的に理解し、思考し始めているとも言われています。
しかし、AIがどれだけ進化し思考できるようになったとしても、その思考の目的を与えたり、目的のよさ・正しさ・美しさを判断したりできるのは、人間の最も大きな強みとして残ることでしょう。
そういった意味において、身近な自然現象から課題を見付け、探求的な手法を駆使し、試行錯誤しながらも真理を明らかにしていく理科研究の果たす役割は、非常に大きいと思います。
論理的思考力も大いに鍛えられるこはずです。
変化の激しいこれからの時代を、科学を武器にたくましく生きていけるよう、本校はこれからも理科教育の充実を図って参ります。
なお、本校の入賞作品は以下のとおりです。


中学1年:優秀賞(金賞・県出)「スターリングエンジンによる発電」
中学2年:優秀賞(金賞)「波紋の不思議」、優良賞(銀賞)「2枚貝の生態」
中学3年:優秀賞(金賞・県出)「水の抵抗の大きさと速さの関係」

今日は大寒(校長室より)

本日、1月20日(金)は、二十四節気の一つ「大寒」です。
「大寒」とは、冷気が極まって最も寒さがつのる頃を指します。
今日は、そこまで寒くはありませんでしたが、来週は寒波が襲来し、凍えるような寒さになりそうです。

二十四節気は、季節を表す言葉であり、古代中国で誕生しました。
二十四節気は、1年を24分割するのですが、その分け方は、日照時間が最も長い「夏至」と最も短い「冬至」で2分割。昼夜の時間が同じ長さになる「春分」と「秋分」で4分割。
それらの間に「立春」「立夏」「立秋」「立冬」を入れて8分割、その8つをさらに3分割して24に分けます。
二十四節気は、全て漢字二文字で表され、大寒の次は2月3日の「立春」です。
二十四節気を更に3分割したものが、七十二候となります。

今も昔も、日本人は、季節に寄り添いながら暮らしています。
日本以外にも四季のある国はたくさんありますが、ことさら日本人の季節感は称賛されます。
それは、幼いころから自然に親しみ、繊細な感覚を身に付け、季節を愉しむすべを会得しているからだと思います。
生徒の皆さんも、是非、二十四節気を意識して生活してください。
国際化、グローバル化が加速するこれからの時代だからこそ、日本のよさを感じ、日本人としての自覚を深め、自己がよって立つ基盤にしっかりと根を下ろすことが重要になると思います。

中学校に入学するときに持ってきてほしいもの(校長室より)

本日、1月16日(月)、中学校入学準備説明会を実施しました。
やる気に満ちあふれた真岡西小学校と亀山小学校の6年生を迎え、安心して中学校に入学できるよう、校舎内や授業の様子を見学してもらったり、学習や生活についての説明を聞いてもらったりしました。
私からは、挨拶の中で、中学校に入学するときに持ってきてほしいものについて、話をしました。
主な内容は、以下のとおりです。


一つ目は、中学生になったら自分はこんなことを頑張りたいという「目標」や、将来こんな人になりたいという「夢」を持ってきてください。人は、目標や夢があれば、つらくても頑張ることができるものです。逆に、目標や夢がなければ、どうしても楽な方に流されてしまいます。目標や夢をもち、それに近づくための努力を惜しまない人であってほしいと思います。

 二つ目は、小学校6年間で身に付けたたくさんのすばらしい心、例えば、「挑戦する心」や「思いやりの心」、「感謝の心」、そして、「最上級生としてみんなを引っ張り責任を果たそうとした心」などを持ってきてください。中学校生活は、皆さんの6年間の小学校生活を土台として始まるものです。どうか、小学校での「学びや経験」を生かして、中学校で更に成長されることを期待しています。

 三つ目は、様々なことにチャレンジする「やる気」を持ってきてください。一人一人が成長するためのエンジンが、「やる気」です。どんなに才能があっても「やる気」がなければ人は伸びることはできません。今の皆さんの真剣な表情からは、中学校生活への期待が感じられます。勉強や部活動、毎日の挨拶や各種行事など、身近なところに、挑戦の機会がたくさんあります。「今日より明日へ」、自分を成長させるためにも、今の希望に満ちた「やる気」を是非持ってきて下さい。

 学校は、皆さんの夢の実現のための学びの場です。また、みんなで感動を共有し、絆を深めていく場でもあります。先ほどお話しした、「目標や夢」、「小学校で身に付けたすばらしい心」、「やる気」、この三つを中学校入学のときに、必ずもってきてください。そして、夢へと一歩一歩近づいていく、そんな毎日を一緒に創っていきましょう。皆さんの入学を生徒及び職員一同楽しみにしています。

あけましておめでとうございます。(校長室より)

保護者の皆様、地域の皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和5年1月10日(火)、いよいよ今日から3学期がスタートしました。
まずは、とてもうれしいお知らせがあります。
昨年末に最終審査が行われた日本学生科学賞において、本校の特設理科部の3年生2人の作品が、全国5位に相当する「全日本科学教育振興委員会賞」を受賞することができました。
全国6万7千余の応募作品の中からの上位入賞は、もちろん本校創立以来の快挙であり、輝かしい新たな歴史を刻んでくれました。
2人の頑張りに、心から拍手を送りたいと思います。本当におめでとうございました。

さて、本日、第3学期始業式を行いましたが、感染症対策のため、2学期終業式と同様にオンライン配信で実施しました。
主な話の内容は、以下のとおりです。


◇今年は卯年、その干支にあやかり、「飛躍の年」にしてほしい。

◇日本学生科学賞「全日本科学教育振興委員会賞」受賞の報告

◇新型コロナウイルス感染防止対策について、改めてこまめな手洗いや手指の消毒、3密の回避、教室等の換気、不用不急の外出自粛などの徹底をお願いする。
併せて、インフルエンザにも注意してほしい。

◇3学期を次のステージへ進むための準備と鍛錬の期間にしてほしい。
・3年生:4月から希望に満ちた第一歩を踏み出せるよう、入試に向けて3年間の総復習をしっかりと行い、まずは確かな学力を身に付けること、そしてそれを支える土台として、心身ともに健康な生活を心掛けてほしい。
・2年生:4月から本校の最高学年、全校生のリーダーになる。人として、リーダーとしてあるべき姿、理想像を思い描き、一歩でも近づけるように努力してほしい。
・1年生:2年生になり後輩である新1年生を迎える。新1年生にとって見本となる2年生になってほしい。また、中堅学年として、3年生をしっかりとサポートできる存在になってほしい。

◇終わりに、真岡市民としての自覚を深め、郷土愛を育んでほしいとの願いを込めて、1月3日付けの下野新聞に掲載された、石坂市長さんの新年の抱負を紹介した。

◇郷土にしっかりと根を張り、夢の実現のために全力で頑張る、そんな3学期になることを期待する。