校長室より

校長室より

【校長室よりNo.134】全ての方々に感謝して(2022年を終えるにあたり)

本日、無事に令和4年度第二学期を終了することができました。この2学期は、ひがし野祭と駅伝フェスティバルがあり、学級の団結を確認する機会が多くありました。思春期を向かえた中学生ですから、トラブル等が全くなかったわけではありません。しかし、人は成功体験と失敗体験を繰り返し、その双方から多くのことを学びます。東中学校の全ての生徒たちが、一回り大きく成長してくれたと確信します。そして、こうして無事に終えることができたのも、生徒たちはもちろんのこと、保護者の皆様の温かいご支援と地域の方々の見守りがあったからに他なりません。2022年を終えるにあたり、全ての方々に心からの感謝の意をお伝えしたいと思います。 

【校長室よりNo.133】心のゆとりが生み出すもの

11月30日(水)は、朝から霧が濃く、生徒の登校に危険が伴うことが予想されたので、いつもは7:30から立哨指導するところですが、7:10から立哨指導を始めました。早めに登校する生徒はちらほらでしたが、それでも生徒の安全が守れるだろうと思って立っていると、たくさんの生徒が、「校長先生、いつもありがとうございます。」と声をかけてくれました。生徒を送ってきた保護者の方も、ありがとうと言わんばかりに、深々と頭を下げていって下さいました。一方、横断歩道を渡ろうとする生徒がいるにも関わらず、スピードさえも緩めることなく止まらずに通り過ぎる一般の車も後を絶ちません。何が違うのかと自問自答しました。「心のゆとり」なのだろうと思います。忙しいのは誰でも同じです。その忙しさの中でも、周りの人への配慮を忘れない言動は、人を幸せにしてくれます。そして、その幸せは連鎖して、さらに多くの人を幸せにしてくれます。何気ない朝の立哨でしたが、東中の生徒たちや保護者の方々が、心のゆとりの大切さを教えてくれた、素敵な朝となりました。

【校長室よりNo.132】辛いことを乗り越える(郡市駅伝大会)

10月25日(火)に、芳賀郡市中学校駅伝大会が開催されました。長距離走は、一長一短に速くなるものではなく、地道な練習が必要です。多くの選手たちが、夏休みからの厳しい練習を乗り越えて大会に臨みました。結果は、女子が準優勝、男子が第五位でした。女子は、11月5日に開催される県中学校駅伝大会に出場し、県3連覇に挑むこととなります。便利さや安易さが求められがちな現代社会において、辛く厳しい長距離に挑み、乗り越えた選手たちに、心からの敬意を表します。この経験は、必ずや、大人になったときに試練を乗り越える術となることと信じています。

【校長室よりNo.131】自ら考え、自ら行動する力

真岡東中学校の令和4年度の目指す生徒像に、「自走する生徒」をスローガンとして掲げています。自らが判断し、自らが考え、自らが行動できる生徒の育成を目指したもので、教師主導の学校教育活動からの脱却を目指したものです。10月21日の午後は、明日に控えた「ひがし野祭」の準備を行いました。1年生は、主に体育館の準備でしたが、ゼッケンをつけた生徒がリーダーとなって、会場図などを手にして、他の生徒に指示をしながら、生徒たちだけでの会場づくりを行っていました。これ以外にも、生徒会を中心として、それぞれがそれぞれの役割を認識し、まさに「生徒主導」で準備等に取り組んでおりました。失敗することもあるでしょう。その失敗も貴重な経験です。生徒たちの手で創り上げた「ひがし野祭」が楽しみです。

【校長室よりNo.130】世界で通用するコミュニケーション力

10月20日に、芳賀地区英語スピーチコンテストが開催され、本校からも各学年代表の生徒が出場しました。いずれの生徒のスピーチも、内容が濃く、発音もネイティブと遜色なく、素晴らしい発表でした。今や英語は、世界における共通語です。この3名のような英語力・英会話力は、世界で通用すること間違いなしです。毎日毎日、学校でも家でも練習してきたことと思います。その努力に改めて敬意を表します。