校長室より

校長室より

【校長室よりNo.129】奏でる

9月17日(土)に、東関東吹奏楽コンクールが、千葉県文化会館で開催され、真岡東中学校吹奏楽部が栃木県代表として出場・演奏しました。「オフィーリアの悲しみ」という、とても情緒的な曲を演奏しました。35団体が出場する中、Ⅰ番目の演奏だったので、生徒たちの緊張はいかばかりだったかと推察しましたが、そんな不安を吹き飛ばすかのように、情景を見事に表現した素晴らしい演奏を創り上げました。そして、結果は、見事に金賞を獲得し、東日本吹奏楽コンクールへ出場する権利を獲得しました。毎日の練習の中で、丁寧に澄んだ音色を追求し、顧問とともに情緒溢れる曲を作り上げた生徒たちに、心から敬意を表します。

【校長室よりNo.128】心をかきまぜる~朝の読み聞かせ~

昨日から、朝の読み聞かせ活動が再開しました。ボランティアの方が、朝早くから来校して下さり、あらかじめ選んだ絵本等を準備して下さいました。昨日は3年生の読み聞かせでしたが、どのクラスも真剣に聞き入る生徒の姿に感心しました。下に、ある生徒の読み聞かせの感想を掲載します。たったの10分程度の読み聞かせですが、生徒の心をかき混ぜてくれていることを実感することができます。

【3年生の感想】

「今回、読んでいただいた本は戦争のお話でした。この話を聞く前に、ウクライナの戦争前の夕焼けを見せていただきました。戦争前はこんなにもきれいだったのに、今は戦争中なのだと考えると、複雑な気持ちになりました。その後に、小さい子が書いた本を読んでいただきました。佐藤さんの読み方がとてもきれいで、とても心地よかったです。この本を通して、平和の大切さを知ることができてよかったと感じています。」

【校長室より No.127】全ては生徒のために

メールでもお知らせしましたように、明日、9月1日は、夏休みを終え、様々な不安を持った生徒たちが笑顔で新学期を迎えられるように、東中パパさん学校応援隊の協力をいただき、全生徒にかき氷を配布します。前日となる今日は、会場となる職員室南側の芝刈りをしました。芝刈り機で芝刈りをしていると、職員室で明日の授業の準備をしていた数名の先生方が、自主的に刈り取った芝を集めに来てくれました。これまで、「全ては生徒のために」を合い言葉に学校経営を進めて参りましたが、手伝いに来てくれた先生方も、生徒たちの喜ぶ笑顔のために、限られた時間をかき氷パーティー?のために費やしてくれました。生徒のことを思う先生方との二学期がさらに楽しみになりました。

【校長室よりNo.126】命を守る活動

7月に入り、保健体育の授業でp-水泳の授業が始まりました。水泳は、自分自身の命を守る技術であり、時には大切な家族や他の人の命をも守ることのできる技術です。せめて、中学校を卒業するまでに、全員が25mは泳げるようにと取り組んでいます。教員による指導に加え、保護者の見守りボランティアと、現在は大学に通う卒業生による泳法指導も実施しています。安全な水泳の授業、そして確実な泳法の習得を目指して、皆さんの力をお借りして総力戦で取り組んでいます。

【校長室よりNo.125】教師が本気で!

本日は、職員会議ではなく、全職員で「学力向上」に向けた具体策を、教科ごとに真剣に話し合いました。生徒たちの学力は、教師の授業で決まると考えています。教師が本気になって授業に取り組んでこそ、生徒たちの学ぶ意欲に火をつけて、結果的には学力を向上させられるものと信じています。どの教科の話し合いも、白熱しており、アイデアに溢れる具体策を出し合っていました。