校長室より

校長室より

【校長室よりNo.104】伝統を引き継ぐ

明日、3月15日に実施される立志式を前に、今度は1年生が会場準備を行いました。2年生が、教師の指示を受けることなく、主体的に会場準備を行ったことを受け、今度は1年生が主体的に会場準備を行いました。会場見取り図を持ったリーダーは、ゼッケンをつけ、マイクを持って指示していました。2年生の反省点を受けてか、概ね2時間で会場準備を終えました。新たな伝統を引き継いでくれた1年生に心から拍手を送ります。

【校長室よりNo.103】幸せを願って

昨日、第41回目の卒業式を温かな日差しの中で無事に終えることができました。友との別れを惜しみながら、東中を巣立っていきました。何事にも一生懸命で、人に優しい卒業生でした。誰もいなくなった教室にいくと、今にも笑い声が聞こえてくるかのような錯覚をおぼえました。103名の生徒たちが、幸せな人生を歩んでくれることを教職員一同、心から祈っております。

【校長室よりNo.102】社会で役立つ資質を育てる

2月に発行した学校だよりでも掲載しましたが、本校では、生徒たちが社会で役立つ資質を育むための取り組みを進めております。本日の午後、2年生を中心に卒業式の会場準備を行いました。通常であれば、担当する教師が指揮を執りながら、生徒たちが準備に取り組みます。しかし、それでは、自ら考え・自ら行動する力は育成できないと考え、生徒たちに会場図を渡して、生徒たち自らが考えて会場づくりに取り組みました。正直、全ての生徒が主体的に取り組めたとは言えません。しかし、時間を追うごとに、自ら仕事を見つけ、自らの判断で取り組めるようになり、たったの数時間の間で、大きな成長を見ることができました。学校教育の本来の目的を、私たち教師も再認識して、「教える」「育つ」のバランスを考えた教育活動を進めていきます。

【校長室よりNo.101】支えていただいている

12月に実施した学校美化に際して、たくさんの保護者の方々が清掃活動のお手伝いにおいで下さいました。その中のお一人が、正門入り口のバラの剪定をしてくださいました。その方から、「この寒い時期に肥料をあげることを、寒肥といって、これをすると春にきれいなバラの花が咲きますよ。」とご助言いただき、なんと、自らが肥料をご持参され、寒肥をして下さいました。学校からお願いしたわけではない、バラの手入れをして下さったことに、真岡東中が多くの方々に支えていただいていることを改めて実感しました。

【校長室よりNo.100】全ての人の幸せを願う

令和2年4月からスタートした、この【校長室より】が、100号を迎えました。紙面ではなく、HPという形で、学校の様子や校長が考えること・感じたことなどをお伝えさせていただきました。これまで、多くの方から、「校長室より、とても楽しみにしています。」「校長先生の考えていることが分かって、安心して子どもを預けることができます。」などといったお言葉をいただいてきました。記念すべき100号は、『全ての人の幸せを願う』と題しました。学校の周辺を歩いていたときに見つけた、福寿草。花言葉は、「幸せを招く」「永久の幸福」です。東中の生徒、保護者、先生方、そして世界中の人たちが幸せな人生を歩めることを、福寿草に願いました。