校長室から

校長室から

【校長室よりNo.17】教育を伝承する

5月15日から、本校の卒業生で白鴎大学教育学部で学んでいる、保坂青空(せいら)さんが教育自習生として学んでいます。担当は3年で、英語教育を担当しています。本校の卒業生が本気で教員を目指し、母校で指導法を学ぶ。こうして教育が伝承されていくことを、一人の教師としてうれしく思います。有意義な三週間を過ごしていただき、立派な教師になってくれることを期待しています。(初日に、タブレット越しに挨拶をする保坂教育実習生)

【校長室よりNo.16】響く歌声

中村中学校は、音楽室が1階にあり、音楽の授業や吹奏楽部が活動をしていると、いつも校長室や職員室まで音楽が流れます。今日は、夏を思わせる晴天でしたが、音楽室からは素敵な歌声が聞こえてきました。あまりにも素敵な歌声だったので、足を運んでみると3年生が心を込めて歌っていました。心か純粋だからこそ、純粋な歌声が出せるのだと思います。生徒たちの素敵な歌声が響く中村中学校。素敵です。

【校長室よりNo.15】一日の始まり

中村中学校の朝は、静寂に包まれて、とても落ち着いた一日の始まりです。今日は読書の日でしたが、どのクラスもどの生徒も集中して読書をしています。チャイムが鳴り、読書の時間が終わると、教師の指示なしで日直の生徒が前に立ち、朝の会を始めます。担任教師は、一人一人の名前を呼びながら、目と目を合わせ表情を確認しています。心の栄養となる読書、生徒が主体で行動する朝の会、生徒一人一人を大切にする担任教師。中村中の素敵な一日の始まりの様子に、心を打たれました。

【校長室よりNo.14】本当の幸せ

トップページにも投稿されておりますが、5/10の校長講話では、「本当の幸せ」というテーマで、お話をしました。人の深層心理にありがちな、「他人の優位に立つことで幸せを感じてしまう」ことから脱却して、自分も周囲の人も、誰もが幸せだと言える環境こそが本当の幸せだと感じられるようになって下さいと話しました。それぞれ育った環境も考え方も異なる多くの生徒たちが、ともに活動する学校です。意見の食い違いや、時には摩擦もあります。しかし、心のベースに、「みんな幸せになることが本当の幸せである」という概念が宿っていれば、少しぐらいの摩擦は、かえって成長の糧となるはずです。すべての生徒が本当の幸せを感じられるような環境作りを、保護者の皆様と手を取り合って作れたらと思っています。

【校長室よりNo.13】感謝します

本日は、今年度最初の授業参観でした。近年の多くの学校では授業参観や保護者会に参加する保護者の割合が減少傾向にある中、あまりにも多くの保護者の方々がご来校され、教室に入りきれなくて廊下で参観する保護者の方々が多く出てしまう状況でした。こんなにも中村中の教育への関心を高く持っていただけることに心より感謝します。

【校長室よりNo.12】心配り

下の写真は、来客・職員用トイレの入り口に飾られた花です。入学式で壇上に飾った花の中の元気なものを切り花にして飾ってありました。捨ててしまえばそれまでですが、本校:養護教諭の心配りです。学校は、大切な生徒たちのかけがえのない3年間の学びの場です。このようなちょっとした心配りのある中村中学校職員室に、校長として感謝です。

 

【校長室よりNo.11】心温まる雨の日の朝

4月26日、春雨というには強い雨の朝でした。カッパを着て、生徒たちを出迎えていました。「雨の中、大変だったね。」と生徒たちに声をかけたところ、数名の生徒が、「校長先生こそ、雨の中ありがとうございます。」と言ってくれました。春にしてはちょっぴり冷たい雨の朝でしたが、心温まる朝となりました。

【校長室よりNo.10】心の挨拶

先日の校長講話は、【心の挨拶】をテーマに話しました。アイヌの方々の、「イランかラテ」という挨拶の意味は諸説ありますが、「あなたの心にそっと触れさせて下さい」という意味もあることを伝えました。つまり挨拶は、自分を取り巻くすべての人を大切にし、それ故、自分のことも大切にして下さいというメッセージであると考えています。生徒たちには、具体的に、【相手の目を見て、ちょっぴり笑顔で】【相手と状況に応じて】【心を込めて】の3つのキーワードを伝えました。その翌日、東門で生徒たちを迎えていると、気のせいか、これまで以上に多くの生徒が会釈をして、笑顔で挨拶をしてくれているように感じました。それは、これまで毎朝立哨指導をして下さる方も感じて下さったようです。たったの数分間の校長講話でしたが、これほど生徒たちの心に染み入っていることに感激しました。

【校長室よりNo.9】地域とともにある学校

今年度の学校経営方針の柱にもなっているように、【地域とともにある学校づくり】を大きな目標の一つに掲げています。中村中学校は、歴史と伝統に彩られ、保護者や地域の方々に長きにわたって支えていただきながら発展してきた学校です。そして、地域の学校としての期待に応えるべく、さらに発展させるためにも地域の皆様と手を取り合って、生徒たちの教育を進めていきたいと考えております。その一つとして、「クリーン修学旅行」で寄贈する雑巾つくりに際して、保護者や地域の方々を「学校支援ボランティア」としてお迎えし、生徒たちへのご指導をしていただきました。特に、1年生とっては、雑巾を手縫いで作るのは初めての経験かと思われます。一人一人丁寧にご指導下さるボランティアの方々、そのご指導を素直に受け止める中村中の生徒たち。まさに、地域と一体となった活動が展開されました。

【校長室よりNo.8】お弁当の日

4月18日は、今年度最初のお弁当の日でした。三年生の教室に行くと、生徒たちは前を向いて、静かにお弁当を食べていましたが、保護者の皆様が心を込めて作って下さったお弁当を、感謝の気持ちを込めて味わっているように感じました。お仕事等でただでさえ、朝の時間はお忙しい中、生徒が登校する前にお弁当を作ることは容易なことではないはずです。お子様のために、早起きをしてお弁当を作って下さっている保護者の皆様に敬意を表します。