校長室より

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【校長室より No.49】9年間の感謝を込めて

いよいよ明日が卒業式。三年生にとって、今日が最後の給食となりました。教員にでもならない限り、生涯、給食を食べることはないことと思います。家族の方、給食センタ-の方などに感謝の気持ちをもって、最後の給食を口にしたことと思います。先日、三年生の生徒と給食担当の岩渕教諭、そして校長から、9年間の温かい給食に対して、給食センタ-にお礼の手紙を送りました。心も体も大きく成長できたのは、日々のおいしい給食のおかげでもあります。心から感謝いたします。

【校長室より No.48】生徒たちが教えてくれるもの

3月10日の卒業式に向けて、昼休みに歌の練習を行っています。コロナ感染予防ののため、例年同様の全校生徒による合唱は実施しませんが、音楽科を中心とした先生方のアイデアで、録画映像などと組み合わせて歌う予定で進めております。本日の昼休みは、初めて全校生徒で合わせる日でした。3年生は、教員の指示もない中でも、主体的に機材を準備し、整列を始めました。このような、「素直に感謝する心」「思いを行動にうつす力」は、大人になると薄れてしまうことがあります。きれいな心を持ち、清純な気持ちで行動する3年生は、私たち大人にも多くのことを教えてくれています。

【校長室より No.47】立志式に思う

2月4日に、新型コロナウイルス感染予防を講じたうえで、立志式を挙行いたしました。保護者の皆様には、各家庭1名という制限をお願いすることになり、申し訳なく思っております。このような式における校長式辞は、あらかじめ原稿を用意して、それを読むのが通例です。今年度も同様の準備をしておりました。しかし、立志者の決意発表があまりにも素晴らしく、思わず用意された式辞原稿にアドリブを加えさせていただき、2年生の立派な決意発表に触れさせていただきました。14歳は子どもか?大人か?判断が難しいところではありますが、立志式の様子を見る限りでは、大人への階段を確実に上っていることを確信させてくれました。心身ともに立派に成長している2年生の姿をみて、これまでありったけの愛情を注いで育ててこられた保護者の皆様に心からの敬意を表するとともに、こんな素敵な生徒たちと学校生活を送れる自分自身がいかに幸せであるかを嚙み締めた立志式でした。

【校長室より No.46】コロナ渦の中の学校生活(安藤教諭の四コマ漫画)

本校には、様々な特技を持った教職員がおります。3年1組担任の安藤教諭は、「向日葵プラス」という題名の学級通信を発行しており、その中に、学級の何気ない様子を描いた、とても微笑ましい四コマ漫画が掲載されています。このコロナ渦の学校の様子を、【校長室より】の中で漫画で伝えたい旨を伝えたところ、早速、とても微笑ましくも現実である漫画を描いてきてくれました。学校が感染予防に取り組みつつも、温かな雰囲気であることをお判りいただけるかと思います。

【校長室より No.45】学びあい

1年生から3年生までのすべての教科の授業を参観していると、ほとんどの教科・授業で、「学びあい」活動が取り入れられています。例えば、練習問題などを解く際に、『早く終わった生徒が解けずに悩んでいる生徒に教える』『自分の解答と友達の解答とを比較し話し合う』などの取り組みが行われています。特に、人に教えるということは、自分の考えがしっかりと整理されていないと難しく、人に教えることで自分の知識を確認することができると言われています。写真は3年生の数学の授業ですが、主体的に学びあいが行われており、「わかったよ!」「ありがとう。」という声があちらこちらから聞こえていました。