校長室より

校長室より

【校長室より No.44】温かさに包まれて

2021年を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も、本校教育へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。1月8日、コロナ感染症の特定警戒が出されている中ではありましたが、第3学期の始業式を実施することができました。いつも通り?、ZOOM配信での始業式でしたが、生徒たちはいつものように、真剣に耳を傾けてくれていたようです。各学年ごとの合言葉を伝えた後、「こんなコロナ渦の中だからこそ、温かさに包まれた真岡東中にしましょう。友との、先生との出逢いに感謝する2021年にしましょう。」と話しました。様々な制限が加わる今こそ、互いの違いを認め合い、生徒も保護者の方々も、そして教員も安心して支えあえる、温かい東中になればと思います。始業式の後には、ア-ト文化部が作成してくれたシトラスリボンを各クラスで配布し、胸につけあっていました。

【校長室より No.43】思いやりの心を込めて~シトラスリボン~

本日の第2学期終業式に際して、ア-ト文化部の生徒たちが一生懸命に作成した全生徒分の「シトラスリボン」が、生徒会長に手渡されました。「このリボンをつけて、コロナに感染しても、みんなで温かく迎え入れることのできる温かい東中学校にしていきましょう。」とのメッセ-ジが贈られました。3学期から、東中学校のすべての生徒の胸にシトラスリボンがつけられることになります。教職員はもちろんのこと、保護者の皆様にも生徒たちと同じ気持ちで、コロナによる差別や偏見をなくしていければと願います。

【校長室より No.42】3年社会科特別講座「ハンセン病から人権を学ぶ」

12月18日の5校時に、社会科の特別講座として、「ハンセン病から人権を学ぶ」と題して、特別講座をZOOMで実施しました。私が、県教委に勤務していたとき、人権教育を担当しており、全国のハンセン病療養所を訪問した時の様子などから、同和問題を含む様々な人権問題について、生徒と一緒に考えました。講座の最後に、『違いを認められる力』『真実を見極める力』『人をいとおしむ力』を身につけて欲しいと伝えました。生徒たちは、真剣に話を聞き、少ない紙面にたくさんの思いを書き綴ってくれました。その一部を紹介します。「差別におびえながら生きていくのはつらいと思いました。」「様々な人権問題に関して、正確な知識を得て、優しい心で伝えていける大人になりたいです。」「差別のことを理解して行動しようとしても、実際の行動とは矛盾していることだけはないようにしていきたいです。」(下の詩は、私が実際にお会いした元ハンセン病患者さんが、下さった絵葉書に書かれていたものです。)

【校長室より No.41】認めることで育てる

真岡東中の教室や廊下には、生徒の頑張りを認めたり、友達同士で認め合う掲示物で溢れています。教育には、「叱咤」も時には必要です。しかし、誰もが「認められた時」はエネルギ-がみなぎるものです。そんな取り組みの一部を紹介します。

 

国語の週末課題の提出に対して、国語担当教員がクラスに配布・掲示しています。

養護教諭と保健委員会が協力して、毎月の衛生検査の結果を表彰しています。

自分なりの工夫をして自主学習に取り組んでいる生徒のノートのコピ-を掲示し、働きかけをしています。

字が小さくて読めないかと思いますが、学校行事に際して、友達の頑張りへの感謝の言葉などが廊下中に掲示してあります。

【校長室より No.40】学校公開日

11月20日、本校にとって初めての学校公開日でした。今年度は、授業参観もなく、保護者の皆様にお子様の授業の様子をご覧いただく機会もなかったわけですが、本日は、多くの保護者の皆様にご来校いただき、普段の授業の様子をご覧いただきました。ご来校下さった保護者の方からは、「授業参観と違って、空いた時間に参観できるので、とてもありがたい。」「参観したい教科の授業を選ぶことができてよかった。」などのお声をいただきました。次回の学校公開日は、2月を予定しておりましたが、好評であったことを受け、12月または1月の公開日を検討いたします。決定しましたら、追ってご連絡いたします。