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校長室より

県駅伝競走大会 -西中魂でつないだたすきー(校長室より)

先週5日(土)に、那須野が原公園で県駅伝競走大会が開催されました。
本校からは、厳しい予選を勝ち抜いた女子が万全の状態で出場しました。

結果は18位と入賞はなりませんでしたが、多くの選手が自己ベストを更新し、合計タイムも昨年を大きく上回りまわるなど、大健闘でした。
みんなの思いがこもったたすきをつなごうと、必死で前を追う姿に感動しました。
3年生だけで構成された5人のチームのまとまりは、参加30チームの中でNo.1だったと思います。

長距離の練習は本当にきついものがあり、今まで困難の連続だったと思いますが、よく頑張りました。
地区大会、県大会と「西中魂」で体現してくれた選手の皆さんに心から拍手を送りたいと思います。
そして、今回の経験を飛躍へのステップにしてください。

また、今回スタッフとしてチームを支えてくれた1・2年生、お疲れさまでした。
いよいよ来年は君たちの番です。
先輩からのたすきをしっかりと引継ぎ、更なる飛躍を期待しています。

 

誰もが輝ける未来へ(校長室より)

国内最大の障害者スポーツの祭典、第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」が、10月31日に幕を下ろしました。
私は、29・30日の2日間、卓球競技(STT含む)のお手伝いに行ってきました。

自身の競技経験や部活動指導などで長く卓球に関わってきましたが、障害者の方の卓球は拝見する機会がなく、今回が初めてとなりました。
競技は、表彰区分、障害区分、年齢区分によって細かく分けれており、おおむね3・4人のリーグ戦で優勝を争う形式でした。
視覚障害者のためのSTT(サウンドテーブルテニス)は、音が出るボールを転がして勝敗を競う競技ですが、余計な音が入らないよう1部屋に1台だけ台を置き、観客はモニターで観戦するという方法でした。

どの試合も健常者の大会と変わらない熱戦が繰り広げられるなど、今大会にかける選手の熱い意気込みを感じました。
応援にも相当熱が入っていましたが、1か月前に行われた国体会場との一番の違いは、応援する方々のまなざしに慈愛に満ちた温かさが感じられたことです。
障害に負けず必死のプレーを続ける選手たち、それを優しくも叱咤激励する家族・関係者等の応援、すばらしい光景でした。

障害の有無に関わらず誰もが活躍できる「共生社会」の実現を掲げた今大会ですが、その達成のためには障害者本人及び家族・支援団体等の関係者のみの努力では限界があります。
障害をもたない人を含め、全ての人々が共に生きる社会を本気で目指すことが何よりも重要となります。
そのために、まず何らかの行動を起こすことが大切です。
今大会では多くのボランティアの方々が運営を支えていましたが、その方々自身、きっと大きな気付きがあったことと思います。
私もその一人です。

「愛の反対は憎しみではない。無関心だ。」マザー・テレサ
子供たちの教育に携わる一人として、今後も共生社会・「誰もが輝ける未来」の実現に向けて、全力を尽くそうと思います。

 

西輝が丘祭 大団円(校長室より)

先週22日(土)に、令和4年度「西輝が丘祭」を実施しました。
コロナ禍の中での実施ということもあり、学年展示や売店、バザー等を中止し、入場者についても生徒1人につき保護者2名以内とさせていただきました。
代わりに、昨年同様オンライン配信を実施したところ、多くの保護者の皆様に御視聴いただき、大変うれしく思います。

制約が多い中での西輝が丘祭でしたが、生徒たちは例年にも増して熱心に取り組み、多くの感動を届けてくれました。
自分の思いを堂々と述べた個人発表、学級の団結力と1年分の成長を示した合唱コンクール、東関東出場を勝ち取った吹奏楽部の演奏、そして生徒全員が盛り上がった生徒会イベントなど、生徒会役員を中心に生徒の主体性が存分に発揮されたすばらしいイベントとなりました。

コロナ禍の中、「絆 ~ともに響かせよう 心のメロディ~」をメインテーマとした西輝が丘祭は、笑顔、涙、思いやり、感動、絆などが宝石のようにちりばめられ、生徒にとって貴重な成長の場になったと信じています。
西輝が丘祭で一回り大きくなった西中は、コロナ禍に負けずこれからも新たな歴史を刻み続けます。
応援、よろしくお願いいたします。

合唱コンクールに向けて-指揮者の熱い思い-(校長室より)

西輝が丘祭まで一週間を切り、合唱コンクールの練習にも一層熱が入ってきました。
当初、不安定だった音程も徐々にそろいはじめ、日増しにハーモニーも美しくなってきています。
本番まで残り僅かですが、最後の頑張りがきっと勝敗を左右します。
指揮者やパートリーダーを中心に一致団結していきましょう。
各学級の指揮者の合唱コンクールにかける熱い思いは、以下のとおりです。


1年1組 指揮者:S.M  合唱曲:大切なもの
クラス一丸となって、ソプラノもアルトも元気よく声を出し。最高の合唱にしたいです。ピアノともテンポを合わせられるように努力したいです。指揮者として責任をもち、クラスをまとめられるようにします。

1年2組 指揮者:K.I  合唱曲:旅立ちの時
この合唱コンクールの抱負は、“失敗を恐れない、勝利にこだわらない”ということです。失敗を恐れて本気を出さないことは、一番つまらないことです。それに達成感もありません。合唱は勝利が全てではありません。たとえ負けてしまったとしても、全員が本気で一心になって取り組めば、それは良い合唱と言えると思います。

1年3組 指揮者:H.M&R.U  合唱曲:HEIWAの鐘
この曲に対して、明るく元気に歌いたいです。また、クラスで三冠を取り、完全優勝を目指したいです。このイベントを通して、クラスの団結力を高めていきたいです。

2年1組 指揮者:S.K  合唱曲:時を越えて
私が指揮者に選ばれたとき、頭に浮かんだのは昨年指揮をしていた生徒です。その指揮者全員が、体で表現し、合唱の中心となって指揮を振っていました。「私もそのようになりたい。」と思いました。毎日しっかり練習をし、クラスをまとめて、中心となれるように頑張りたいです。そして、2年1組を優勝に導くような指揮をしたいです。

2年2組 指揮者:Y.F  合唱曲:心の瞳
指揮者として、本番までしっかりとクラスをまとめ、引っ張っていき、この2-2で優勝したいです。西輝が丘祭を2-2で一番の思い出にしたいです。そして、会場の皆さんに感動を与えられるように頑張ります。

2年3組 指揮者:K.F  合唱曲:輝くために
私は、2年連続で指揮者になりました。去年は、初めてでしたが、クラスのみんなやピアノ伴奏者と協力して、優勝することができました。今年は、去年と変わる拍子があるので、そこに注意しながら振りたいと思います。思い出に残るようなコンクールにしたいです。

3年1組 指揮者:M.I  合唱曲:証
中学校生活最後の合唱コンクール。泣いても笑ってもこれが最後なので悔いが残らないような楽しい合唱にしたいです。そして、クラス一丸となって最優秀賞を目指して頑張ります。

3年2組 指揮者:S.K  合唱曲:あなたへ
私は3年連続でクラス合唱の指揮者を担当することになりました。3年2組というクラスは、とても元気が良いクラスなので、それを合唱にも生かして、最高の合唱をつくっていきたいと思います。

3年3組 指揮者:T.F  合唱曲:ヒカリ
クラスのみんなと一致団結して、曲の表現などを工夫してきました。中学校生活最後の合唱コンクールとなるので、クラス全員が一心一体となって頑張りたいです。

西輝が丘祭まで3週間(校長室より)

いよいよ10月になり、西輝が丘祭まで3週間となりました。
新型コロナウイルスの影響で、昨年同様規模を縮小して行うことになりますが、生徒たちは当日のメインイベントとなる合唱コンクールに向けて、練習も熱を帯びてきました。

各学級の進み具合はいかがでしょうか。
自分のパートの音取りから始まって、最後に合唱の醍醐味である「他のパートとの音の重なりや響きの美しさ」にまで到達るるのは容易ではないと思います。
しかし、「西中魂」を胸に「挑戦」する気持ちを忘れず、学級が団結できれば、きっと昨年以上の合唱になるはずです。

心を一つに、最も団結した学級がナンバーワンとなるでしょう。
来週からは、昼休みや放課後(西中タイム)の練習も始まります。
果たして、今年栄冠を手にするのはどの学級でしょうか。
合唱コンクール本番までの間、生徒の皆さんの成長を大いに期待しています。
なお、合唱曲は以下のとおりです。また、図書室前には合唱の特設コナーがあります。ぜひ利用してください。