校長室から

校長室から

【校長室よりNo.180】語りかける瞳

3月10日、春の訪れを感じさせてくれる穏やかなぬくもりに包まれ、第78回中村中学校卒業式を挙行いたしました。多くの保護者の方々のご参列を賜り、厳粛な卒業式となりました。卒業証書授与、そして校長式辞。厳粛に執り行わなければなりません。しかし、目の前にいる卒業生をみると、つぶらな瞳で涙を浮かべてじっと見つめています。不覚にも、式辞を述べながら声を詰まらせてしまいました。そうです。中村中学校の生徒の魅力は、「瞳で語りかける」ことだったのです。「目は口ほどに物を言う」とも言いますが。むしろ目は言葉などいらないくらい心を映しだしてくれます。「ありがとう。」「別れが悲しい。」そんな複雑な気持ちを語りかけてくれた卒業生の瞳。一生忘れません。

【校長室よりNo.179】なんて素敵な日なのでしょう

今日の卒業式の予行に続いて、同窓会入会式を行いました。その後、3年生が用事があるからと迎えに来ました。体育館に行くと、卒業を控えた3年生から私への「卒業証書授与式」を執り行って下さいました。生徒会長手書きの卒業証書を手渡され、そのあと各クラスからのお手紙を代表の方からいただきました。思いもよらぬサプライズでした。このHPでも常々、中村中学校生徒の心の温かさについて触れてきました。ただ辞めていくだけの他人にここまでしてくれる心優しき生徒たち。本当に幸せな教員人生だったと自信を持って言えます。「なんて素敵な日なのでしょう。」

【校長室よりNo.178】陽だまりの中で

本日は卒業式の予行練習を行いました。いよいよ来週の月曜日は卒業式です。卒業式の式辞の中でも述べますが、中村中の生徒たちは、昼休みに本当によく遊びます。多くの生徒がどんなに寒くても校庭に出て、スポーツや語らいの中で級友との時間を楽しんでいます。そんな「陽だまりの中」で遊ぶ生徒たちの姿を見る時間は、私たち教師にとっても至福の時間でした。月曜日の卒業式は、今のところの天気予報では、晴れで暖かい日になりそうです。

【校長室よりNo.177】五感を研ぎ澄ます

先日、雪の日にご紹介した正門前のしだれ梅の花。木の下に行くと、なんとも言えない、甘酸っぱい香りが漂っています。情報化や効率化が進み、誰もが「忙しい」日々を過ごしています。しかし、その忙しさの中でも、五感を研ぎ澄ませて、様々なものを感じる「心のゆとり」は持ち続けたいものだと感じます。学校においでの際は、ちょっとだけ「心のゆとり」をもって、梅の花の香りを味わってみて下さい。

【校長室よりNo.176】季節は巡る

下の写真は正面玄関前にある「かしわ」の木です。昨年も同様の時期にこのHPで紹介させていただきました。このかしわの木は、冬のこの時期、一見枯れてしまったように見えますが、実は新芽が出てから古い葉が落ちるようです。この性質から、「家系繁栄」や「子孫繁栄」を願って五月の節句に柏餅を食べるとも言われています。昨年の同時期のHPを見返して、季節が巡っていることを実感するとともに、かしわの葉のように、中村中の歴史と伝統が一時も途絶えることなく、確実に引き継がれていくことを願います。