校長室から

校長室から

【校長室から】教員を目指して

5月12日(月)から、本校卒業生の大学生が4週間の教育実習を行いました。緊張感の中で始まった実習も、今日の最終日には別れを惜しむ生徒たちに囲まれ、とても充実した表情で実習を終えました。とても前向きでどんなことも吸収しようと頑張る姿勢は私たちも見習わなければと思わせるほどでした。養護教諭になりたいという強い思いを持っており、運動会での救護係、保健体育の授業など、どの実習にも熱意を持って頑張っていました。

教員採用試験の倍率が下がり続け、教員を目指す学生が少なくなってきたといわれる昨今。こんなにも一生懸命に「教員になりたい」と目標を持って頑張っている学生もいることに強く心を打たれます。

学校を去る前に最後の挨拶に来てくれた時、「一緒に働こう!」という言葉しか出てきませんでした。あと1ヶ月で採用試験が行われます。がんばれ!がんばれ!

 

【校長室から】令和7年度 運動会

令和7年度の運動会が開催されました。

昨日の天候不良のため、本日に順延となりましたが、生徒、職員そして保護者や地域の方々のt大なる協力のもと、無事開に催することができました。準備に時間がかかったため、種目についてはすべて消化できませんでした。残りの種目につきましては、4日(水)に実施します。御都合がつく保護者の皆様は、ぜひ御来校いただき、応援を送っていただければと思います。

本日の運動会では、

生徒たちの演技を通しての喜びや悔しさは、これからの生活の大きな糧になったことと思います。すべての競技、種目に一喜一憂し、まぶしい笑顔と声がかれるほどの応援はすばらしいものでした。そして、その応援には生徒のみならず先生たちも夢中で加わり、中村中全体の一体感が一層増したように感じました。
生徒一人一人が主役の運動会。全員が本当によく頑張りました。生徒たちの全力でのプレー、本気の取組は多くの人に感動を与え、勇気づけてくれました。ありがとう!

運動会終了後にはNFAの皆様、そして中村八幡宮神輿愛好会の皆様の御協力をいただき、「かき氷」「綿あめ」の配布を行っていただきました。生徒たちが楽しみにしているものの一つであり、緊張から解き放たれた優しい笑顔で食べている生徒たちを見ると心が安らぐ気持ちにとなりました。地域の皆様の力はとても素晴らしく、心強く感じたひと時でした。これが中村地区の強さだと改めて感じました。心より感謝いたしたします。

保護者の皆様には、生徒たちに対して熱い御声援をたくさんいただき、ありがとうございました。中村中の生徒たちは、元気一杯、スポーツはもちろん、文化面でも、そして、勉強もがんばっているすばらしい生徒たちです。そんな生徒たちのために、職員も一丸となって頑張っていきますので、今後とも御支援と御協力をよろしくお願いいたします。

【校長室から】人をつなぐ「あいさつ」

朝、可能な限り東門に立って、生徒たちを迎えています。大きな声で「おはようございます」と答える生徒、恥ずかしそうにうなずいてくれる生徒、朝から疲れた表情で笑顔を一生懸命に作る生徒など、日によって表情は全く違います。

その生徒たちからのうれしいあいさつが私の原動力にもなっています。

先日の朝会では、あいさつについてお話をしました

私が大切にしていることをお話しします。
「あいさつ」についてです。朝、東門で立ってると皆、様々な方法で挨拶を返してくれます。校長室のドアを開けていると、通りすがりに「こんにちは」と声をかけてくれる人もいます。ありがとう。
「あいさつ」はされなくて不快感を抱くことはあっても、「あいさつ」をされて嫌な思いをすることは少ないと思っています。
 あいさつは、相手の存在を認めることだと思います。相手がそこに「いる」ことを認めたからこそ、「私たちは仲間だ!」ということを知らせるのです。あいさつをしたけど反応がなかった時、多くの人が不快感を抱くのも、自分の存在を認めてもらえなかったことに腹が立つのかもしれません。
私はあいさつをします。嫌な思いで教室に入って欲しくない。そんな気持ちです。

今週末は運動会が開催されます。元気に活躍する中村中学校の生徒たちへ、応援をよろしくお願いいたします。

【校長室から】よろしくお願いいたします

令和7年度がスタートし、2週間が過ぎました。毎朝、東門の前で明るいあいさつとともに笑顔で登校する生徒たちから、毎朝元気パワーをもらっています。
今年度、中村中学校に赴任いたしました川口と申します。新年度が無事安全にスタートできたのも、保護者の皆さまや地域の方々の温かな見守りと励ましがあってのことであり、深く感謝申し上げます。
今後とも、引き続き御支援のほどよろしくお願いいたします。

【校長室よりNo.190】永遠に・・・

本日、退職辞令をいただき、離任式で最後の挨拶をさせていただきました。本来であれば、保護者の皆様や地域の皆様に直接お礼を述べさせていただきたいところですが、HPでのご挨拶になることお許し下さい。たったの2年間でしたが、成長著しい生徒たちとの日々は、躍動感溢れ、魅力的な毎日でした。気分が優れない日もありましたが、東門で生徒たちと手を振って挨拶をすると、やる気がみなぎり、幸せで有意義な一日のスタートとなりました。37年の教師人生を終えるにあたり、教師の役割を考えました。答えは一つでした。【生徒を幸せにすること】です。その役割を果たせたか否かはわかりません。しかし、教職を離れても、出会った全ての生徒の幸せを願い、見守るつもりでいます。この出会いは永遠です。必ずや中村中の生徒が幸せを実感する日が来ると信じ、いつまでもいつまでも見守っています。校長室よりを190号で閉じさせていただきます。いつもご覧下さりありがとうございました。