校長室から
【校長室よりNo.174】雪に耐えて梅花麗し
週末の温かさから一変して、今日は雪景色となりました。正面玄関の梅の花を見て、西郷隆盛の言葉である「雪に耐えて梅花麗し」という言葉を思い出し、シャッターを切りました。梅の花は、厳しい寒さの後の春の訪れを感じさせてくれる花です。厳しい冬の寒さに耐えてこそ、より美しい梅の花が咲く。故に人間も多くの困難を乗り越えてこそ、美しく輝くと解することができるでしょうか。今週はいよいよ栃木県立高校入試です。厳しい時間を乗り越えた3年生が、見事な花を咲かせることを祈るばかりです。
【校長室よりNo.173】温かい言葉で始まる朝
週末の温かさから一変して、今朝は冷たい雨の降る朝でした。それでも、中村中の生徒たちは手を冷たい雨にさらしながらでも、一生懸命に自転車を漕いで登校してくれていました。「寒い中大変だったね。」と生徒たちに声をかけると、「ありがとうございます。」「校長先生こそ、寒くないですか?」と温かいお返事を返してくれます。どんなに冷たい雨が降っていても、温かい言葉で心が温まる朝でした。
【校長室よりNo.172】支えられていることを実感します
本日、今年度最後の授業参観として、1年生は通常の授業を公開し、2年生は先に実施したマイチャレンジの報告会を行いました。教室に入りきれないほどの多くの保護者の方々がご来校下さり、生徒の様子を見守って下さいました。保護者の方々もお仕事等でお忙しい中、こうして多くの方がご来校下さると言うことは、学校教育に対して高い関心を持って下さっており、それ故に多くの場面で支えていただいていることを実感します。
【校長室よりNo.171】PDCAサイクルによる学校教育の検証
PDCAサイクルという言葉は、様々な場所で耳にします。Plan(計画)Do(実践)(確認・振り返り)Action(行動・実践)を意味します。これを学校に当てはめると、今年度の学校行事を含めた様々な教育活動を振り返り、成果と課題を明確にします。成果となった部分は更なる高めへと導きます。課題となった部分は、来年度の教育活動に反映させます。下の写真は、そのための会議(作業)の様子です。それぞれの教員が持つ教育観念を出し合い、来年度、よりよい教育活動になるよう真剣に話し合いました。
【校長室よりNo.170】地域の宝
2月17日に、真岡市役所において中村中学校10名の生徒が、石坂市長様より感謝状をいただきました。12月24日に発生しました中村地域における枯れ草火災に際し、学校帰りの生徒10名が協力して自主的かつ迅速に消火活動をしたことへの感謝状でした。10名の生徒それぞれが市長様から感謝状を手渡されました。火災を発見したとき、119番通報をするだけで終わらせることもできたはずです。それでも、危険を顧みず、バケツや鍋までも持ち出し、全員で協力して鎮火させたことには大きな意義があると感じます。子どもたちは、家族や地域の方々の愛情に包まれて育つ。こうして育った子どもたちは、地域への愛情を持って、地域に貢献しようとする。そんな素敵な人の流れがこの中村地区にはあるということなのだろうと思います。子どもたちは地域の宝です。誤った行動をしているときは、愛情を持って注意してあげて下さい。そして、日頃から温かい言葉をかけてあげて下さい。こうして育った子どもたちが、今回のような「善行」をする人に育つのだろうと思います。
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