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校長室より

郡市新人陸上競技大会ー更なる高みを目指してー(校長室より)

先週、9月22日(木)、台風で延期となった郡市新人陸上競技大会が晴天の下で行われました。

3年生が抜け、新たに多くのメンバーが加わった新生西中特設陸上部、選手一人一人が自己ベスト更新を目指して躍動しました。
結果は、男子総合8位、女子総合7位 男女総合7位と、総体陸上よりはやや成績を落としましたが、練習時間が十分でない中、大健闘だったと思います。
個人でも、2年男子走り高跳び1位、1年女子砲丸投げ1・3位、2年女子砲丸投げ2位を初めとして好成績を収め、県大会にも複数名の選手が出場予定です。
また、成績だけでなく、応援や係の仕事にも一生懸命にも取り組む姿は、大変立派でした。

まさに、西中のスローガン「挑戦 ~夢を志に~」を体現してくれました。
しかし、西中生の底力はこんなものではありません。10月には各部の新人大会や郡市駅伝競走大会が控えています。
「西中魂」を胸に、更なる高みを目指して飛躍してほしいと思います。

朝練のために早起きして準備をしてくださった保護者の皆様、大会当日応援に駆けつけてくれた保護者の皆様、本当にありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

なお、大会での奮闘の様子は、後日保護者向けのページにアップさせていただきます。楽しみにお待ちください。

千葉に響いた「繭の夢」銀賞おめでとう!(校長室より)

本日、東関東吹奏楽コンクールが千葉県文化会館で行われました。念願の初出場を果たした西中吹奏楽部。その応援に学校を代表して行ってきました。

後半の部(午後)の5番目の演奏でしたが、とても勢いのあるすばらしい演奏でした。
「繭の夢 龍の舞う空」の曲名どおり、千葉の天空を舞う龍が見えるようで感動しました。

特に3年生の堂々とした気迫あふれる態度に「西中魂」を感じるとともに、新たな伝統の始まりを予感しました。
本校のスローガン「挑戦ー夢を志にー」を体現した吹奏楽部の皆さんに心から拍手を送りたいと思います。

追伸 18:30表彰式終了の連絡がありました。見事銀賞獲得です!おめでとうございます!

中秋の名月(校長室より)

9月12日 中秋の名月(校長室より)
一昨日9月10日(土)は、「中秋の名月」でした。
中秋の名月とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。
中秋の名月を愛でる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

今年の中秋の名月は満月と同じ日ですが、実は、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。
今年と来年は満月ですが、2年後の2024年は、中秋の名月が9月17日、満月が9月18日と日付がずれます。
来年以降だと中秋の名月が満月になるのは、2030年になります。
これは、中秋の名月は太陰太陽暦の日付(新月からの日数)で決まるのに対して、満月は、太陽、地球、月の位置関係で決まるからです。
月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するためです。

ところで、月は季節にかかわらずいつでも見られるのに、なぜ昔から秋の月は美しいといわれるのでしょうか。
それは、秋の空気と月の適度な高さが関係しています。
秋の空気は、水分量が春や夏に比べて少なく乾燥しているため、澄んだ空気が月をくっきりと夜空に映し出します。
また、月は冬に近づくほど空の高い位置を通り、夏は低い位置を通ります。
近い方がよく見えますが、春は地上の埃などで月本来の明るさが霞んでしまいます。
そのため、空気の水分量、大気の状況や月の高さなど、月が最も美しく見える条件が揃う秋こそ、月見にふさわしいと言われてきたました。

いずれにしても、天候にも恵まれ、見事な「中秋の名月」を満喫することができました。
見逃した生徒の皆さんのために、写真を撮っておきました。

2022年9月10日 21時 真岡市東前公園にて

風はすべて追い風(校長室より)

2学期がスタートして1週間が経ちました。
順風満帆に好スタートが切れた人は、その調子で頑張りましょう。
でも中には、「あれ?こんなはずじゃ…」と悩んでいる人もいるかもしれません。
そんなあなたに、次の言葉を贈ります。

「風はすべて追い風。わたしがどこを向くかだ。」
これは、2014年の某ファッションビルのキャッチコピーです。
人生の中で、ときには「向かい風」を強く感じることがあると思います。
でも、少し向きを変えるだけでずいぶん進みやすくなりますし、180度向きを変えれば、完全な追い風です。

「初志貫徹」とは相いれない言葉かもしれませんが、本当につらいときは、視点を変えて「追い風」を探してみるのもいいかもしれません。
何かうまくいかないときは、他のことを試してみる、そんな柔軟性も必要です。
自分を変えてみれば、また違った景色が見えてくることもあるでしょう。

「風はすべて追い風。わたしがどこを向くかだ。」
がんばれ西中生!

「防災の日」常に備えを(校長室より)

昨日、9月1日は「防災の日」でした。
防災の日とは、「台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するため」の啓発日です。
政府の南海トラフ地震を想定した総合防災訓練をはじめ、全国各地で防災に関する様々な取組が行われました。

9月1日の日付は、1923年(大正12年)に発生した「関東大震災」に由来しています。
99年前の9月1日(土)11時58分に発生した関東大震災では、相模湾一帯を震源とするマグニチュード7.9の巨大地震により、死者・行方不明者は約10万5千人、建物の全半壊・焼失は約37万棟と関東一円に大災害がもたらされました。

日本はプレートの境目に位置しており、ひずみのエネルギーがたまれば必ず巨大地震が起きます。
政府の地震調査委員会は、関東大震災と同様の首都直下地震が、今後30年以内に70%の確率で起きると予測しており、今後も油断は禁物です。

加えて、近年全国各地で起きているの豪雨被害も心配されるところですが、地震と違い台風や豪雨はある程度予測できます。
自治体の避難情報を受けて迅速に行動することが重要となります。

いずれにしても、災害発生時には「的確な判断」と「迅速な行動」により自らの命を守ることが何より大切です。
本校でも、避難訓練の充実等により災害発生時に自らの命を守る力を身に付けさせたいと思います。

【関東大震災のときにも発生したと思われる火災旋風】