校長室から

2018年3月の記事一覧

保護者会全体会 校長の話の補足

 校長の話で十分な時間がとれなかったために、また、欠席された保
護者の方のために、配布された資料をよく読んでいただくとともに、
補足させていただきます。
 昨年度の学校評価のための保護者アンケートにおいて、「1学期の
家庭訪問で担任の先生と話をした後、話をする機会が3学期では時間
が空きすぎる」という意見がありました。そこで、2学期に二者(1,
2年生)・三者(3年生)懇談を行い、3学期に保護者会(授業参観・全体
会・学年懇談)としました。
 今年度、本校では、現在の生徒が大人になったときに必要となる資
質・能力を育むために、授業の中で学び方を教えています。そのため
に、自ら進んで学びたくなる(本校の合い言葉『「わかる授業」から
「できる授業、もっとやってみたいと言わせる授業」への転換』)授
業方法、友だちと協力して対話の中から学ぶ授業方法(今年度は主に
自分の考えを文章で表現することを重点化しました)を追究してきま
した。そこで、授業者には、生徒同士の学び合いの学習を展開する
ようにお願いしました。1年生は「総合的な学習の時間の研究の発
表」、2年生は「英語」「社会」の授業を参観していただきました。
保護者の方が受けてきた授業(話を聞いて、知識を身に付け、問題を
解く等)とは変わってきていることが感じられましたでしょうか。 
※学ぶ土台は知識ですので、知識を身に付けるために、小テスト等も重要視して
います。

 今年度、4月と12月(一部11月)に実施した真岡市総合学力調査、
とちぎっ子学力・学習状況調査結果の達成率(配付資料に説明あり)の
推移について、各学年の結果を示させていただきました。全体として
の結果を示しましたが、大切なことは、個々の学力ですので、テスト
返却といっしょに配布した個票を用いて弱点を分析し、勉強方法を親
子で検討してみてください。もちろん、学校側でも分析し、授業にい
かしていきます。
 今年度の課題として掲げてきた『自己肯定感を高め、覇気のある生
徒の育成』について、上記の学力調査といっしょに行った質問紙や学
校評価のための生徒・保護者アンケートの結果について話をしました。
2年生の自己肯定感があまり高くない結果となってしまいました。ま
た、2年生の「学校が楽しいか」という質問の回答で、肯定回答が目
標の90%を超えませんでした。今後、学校として重点課題にし、誰
もが自分にはよいところがあると感じ、学校が楽しいと思える学校づ
くりに、全職員で取り組んでまいります。家庭でも親子の関わりで、
お子さんをプラス思考で見ていただいて、自己肯定感が高まるように
お願いします。
 3年後に新学習指導要領が完全実施され、この3年間は移行期間に
なります。最初に話をした授業改善(主体的・対話的で深い学び)、学
校の学びが社会で生かせる学びになること、またそのことを社会と共
有すること(社会に開かれた教育課程)が求められてきます。道徳も再
来年度からは教科になるので、通知表での評価方法について説明しま
した。本校では、来年度から通知表に道徳の評価を加える予定である
ことを伝えました。
 12月に実施した学校評価のための保護者アンケートのお礼と、本
校への要望とともに本校のよさにについても記入していただくように
お願いしました。学校の頑張りも認めていただくと先生方の勤務意欲
も高まりますので、プラス思考の見方もよろしくお願いします。
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第71回卒業式 校長式辞より

    前文省略
 あなたがたは、物部中学校の「最高学年」として、よりよい校風を築
き、下級生にすばらしい模範を示してくれました。自己肯定感が高く、
覇気のある3年生」と称賛できる言動をたくさん見せてくれました。
「ありがとう」と感謝したいと思います。
 学習面では、学び合い学習の時、お互いの考えを述べ合い、協力して
課題に取り組み、より深い、新たな考えを導こうとする、意欲的な態度
が見られ、めざす学校像の「学び合い、高め合う学校」の模範でした。
 部活動では、物部中学校の「積小為大」の精神で、目標をめざし、放
課後や休日に、仲間と共に、一生懸命努力している姿をたくさん見せて
もらいました。・・・・・・・・・・・応援に来てくれていた保護者の
方は、熱い気持ちになったことでしょう。
 修学旅行では、・・・・集合時間5分前行動、礼儀正しいあいつがし
っかりでき、・・・・本校の3つの約束「時を守り、場を清め、礼を正
す」をしっかり身に付け、社会に出て信頼される人に成長してくれまし
た。・・・・誇れる3年生でした。
 運動会では、下級生をリードして、全校生徒の明るさ、たくましさ、
そして絆の深さを感じさせられました。・・・・・小規模校ならではの
仲のよさ、温かな雰囲気を感じさせてくれました。これらは見ていた人
すべてに感動を与えていました。・・・・・・・・・・・・・  
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ここで、卒業する皆さんへ、昨年引退した、フィギュアスケート選手
浅田真央さんについて、話をしたいと思います。8年前のバンクーバー
オリンピックで惜しくも銀メダルに終わり、次のソチオリンピックでは
金メダル間違いなしと期待されていました。しかし、ソチオリンピック
では、ショートプログラムで失敗し、16位。 翌日のフリーでどんな
すばらしい演技をしてもメダルは不可能となってしまいました。 普通
なら気落ちして、諦めた演技をしてしまいそうですが、彼女は違いまし
た。リンクに立ち、スタンドの観衆を見た瞬間に、応援してくれている
人、支えてくれている人のために、やることをやるとスイッチは入った
そうです。 そして、見た人の魂を振るわせるような完璧な演技をし、
本人も観衆も感動の涙を流しました。今でも伝説の演技と言われていま
す。彼女はメダルよりも価値のあるものに気づいたのではないでしょう
か。私は、人に感動を与え、勇気を与える生き方こそ尊いと思います。
 まさに、卒業生の皆さんの中学校生活をとおしての成長の姿も、周り
の人を感動させ、心を揺り動かし、勇気を与えたものだったのではない
でしょか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 それでは、卒業生がこれからの生活でも、周囲の人に感動を与え、勇
気を与え、よい社会を築いていく1人になることを心から願い、式辞
といたします。
 平成30年3月9日      真岡市立物部中学校長 清宮敏明
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