校長室から

2022年5月の記事一覧

令和4年度入学式式辞

 花々は美しく咲き誇り、新入生の皆さんをお祝いしているかのようです。このような風光る良き日に、令和四年度物部中学校入学式を挙行できますことを、心から感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小しての実施となり本当に残念であり、新入生の皆さん、そして保護者の皆様には心よりお詫び申しあげます。

 さて、伝統ある物部中学校に入学された三十一名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんが入学されるのを在校生、職員一同心待ちにしていました。そして、保護者の皆様、お子様の大きく成長された姿に喜びもひとしおかと存じます。本当におめでとうございます。
 先ほどの新入生呼名の元気ある大きな返事に、これから始まる中学校生活三年間への意気込みが感じられ、たいへん嬉しく思いました。
  新入生の皆さんは、本日より物部中学校の生徒となりました。私たちは皆さんが充実した中学校生活が送れるよう、全力で応援しますのでどうぞ安心して中学校生活をスタートさせてください。
 さて、これから新しい生活を始める皆さんに、私から二つのお願いがあります。
  最初のお願いは、「早く中学校生活に慣れて欲しい」ということです。教科ごとに先生が変わりますが、基礎的・基本的な知識・技能を身に付け、自分自身の学力を向上させてください。また、部活動や生徒会活動、運動会や文化祭などいろいろな学校行事は生徒たちの力で行われます。三年生を中心に皆さんを導いてくれます。自分から進んで行事や部活動に参加し、自分のもてる力を大いに伸ばしてください。小学校に比べて学校が遠くなった人もいるかと思います。交通安全に気を付けて毎日元気に登校しましょう。

 二つめのお願いは、自分と周りの人の存在を大切にしてほしいということです。その第一歩として英語の言葉を紹介します。「リスペクトアザース」リスペクトとは「尊敬する」「大切に思う」「敬意を払う」という意味です。そして、アザースとは、
「自分以外の人、もの」という意味です。この二つを合わせて「自分以外の人やものを大切に思いましょう」ということになります。
 私たちの周りには、いろいろな人がいます。人によって興味も違うし、得意なことも違います。みんなが自分と同じとは限りません。様々な特性・特徴のある人たちで成り立っているのが社会であり学校です。相手の立場を理解しようとせず自分の都合で判断してしまうことはないでしょうか。これでは、自分の周りの人や物を乱暴に扱う自分勝手な人になってしまいます。大事なことは、自分との違いに気づき、その人の立場になって考えることがリスペクトアザースの第一歩につながります。周囲の人を大切に思うことは、自分が周りの人から大切な存在として認められることにつながります。リスペクトアザースを心にとめて学校生活を送りましょう。

 保護者の皆様に一言ご挨拶を申し上げます。改めてお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より物部中学校の職員全員で責任をもってお預かりします。そして、未来を担う子供たちのために、一丸となって指導に当たって参ります。保護者の皆様方におかれましては、本校の教育にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 結びに、新入生の皆さんが二宮尊徳先生の「積小為大」の言葉を胸に、中学校三年間で大きく成長することを期待して、式辞といたします。

                                            2022.04.08

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令和4年度始業式あいさつ

 おはようございます。いよいよ今日から令和4年度第1学期がスタートします。新2・3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
 昨年度は、ウイズコロナ「新型コロナウイルスとの共存」という中で、皆さんは、しっかりと予防策を守ってくれました。4月に入り、新型コロナウイルス感染症の第7波の兆候が全国各地に見られており、本県でも感染陽性者が高止まりの傾向にあります。今年度も引き続き学校生活においては、予防対策の徹底をお願いします。

 さて、3年生皆さん。いよいよ物部中の最高学年になりました。「一人は一校を代表する」という言葉があります。学校の代表は3年生です。昨年同様、最高学年の皆さんにこの白いキャンバスを贈ります。自身の学力向上、生徒会や部活動、運動会や桜町祭などの学校行事での活躍を期待しています。後輩から頼りにされる3年生、自己実現に向けて努力する姿を後輩に是非見せてください。そして来年の3月、この白いキャンバスに一人一人が、どんな絵が描けたかを振り返ってください。「どんな絵が描けたか」とは、「自分でどんなことができ、何が達成できたのか」また、「学級で何ができたのか」です。それが、物部中学校の新たな伝統となります。よろしくお願いします。
 2年生の皆さんには、新3年生の立志式で話した言葉を贈ります。江戸時代の幕末に福井藩(現在の福井県)で活躍した橋本左内という人が15歳の時に書いた「啓発録」です。
 一、「稚心を去る」幼い心や甘えを捨てる。
 二、「気を振るう」負けることを恥と考え、油断なく頑張る。
 三、「志を立てる」目標を定めそれに向かって努力する。
 四、「学に勉める」学問を学ぶことは大切である。それを、世の中のために正しく生かすことも大切である。
 五、「交友を択ぶ」互いに切磋琢磨できる良き友を選ぶこと。
             何かあった時、真剣に心配してくれる友達こそ何よりも大切にすべきである。
 来年2月に立志を迎えるにあたり、この1年間の成長の指標にしてください。
 この後の入学式で31名の新1年生を迎え、いよいよ先輩と言われる立場です。新1年生の手本となり、安心して中学校生活のスタートが切ることができるのは、2年生の行動にかかっています。よろしくお願いします。

 次に、物中メモリーに3つの約束「時を守る 場を清める 礼を正す」が記載されています。この約束は、人として一生涯のものです。これからも継続し、目指す生徒像「未来を切り拓く学力・人間力を身に付け、ふるさと物部に貢献できる生徒」の実現に向けて成長していくことを期待します。

 最後に、生徒・教職員が一枚岩となり、「チーム物部」で邁進していくことを願い校長のことばといたします。

                                                                                                                                                                             2022.04.08

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