校長室から

2020年11月の記事一覧

避難訓練

本日、11月27日(金)、避難訓練を実施しました。
職員室から出火したとの想定で行いましたが、避難開始から避難完了まで、2分40秒と迅速に避難することができました。
その後、芳賀広域消防署二宮分署の方から、避難の仕方や消火器の使い方について御指導いただきました。
最後に、私から講評として、以下のことを話しました。

・迅速に、そして真剣に避難できて、大変よかった。
・避難誘導者がいる場合は、「あわてず、落ち着いて、指示どおり」に避難することが大切
・集団での避難は、パニックにならないように
・避難指示や誘導がない場合は、「正確な状況把握」、「的確な判断」、「迅速な行動」の3つが大切
・中学生として、もしものことを想定する必要がある。

災害は、いつ起きるか分かりません。備えを怠らず、「助けられる人」から「助ける人」になりましょう。

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感染厳重注意

新型コロナウイルス感染者が全国的に増加しており、1日の新規感染者数が一時2500人を超えるなど、心配な状況が続いています。

栃木県でも感染者が増加していることを受け、警戒度レベルを上から2番目の「感染厳重注意」に引き上げました。
それに伴い、県民には以下の協力要請が出ています。

・マスクの着用、換気をはじめ、3密の回避や手洗いなど、基本的な感染防止対策の徹底を要請
・感染リスクが高まる「5つの場面」での注意を要請 
 1 飲酒を伴う懇親会等
 2 大人数や長時間におよぶ飲食
 3 マスクなしでの会話
 4 狭い空間での共同生活
 5 居場所の切り替わり
・体調が悪い場合は、仕事は休み、旅行や外出を控えるよう要請
・施設に応じた感染防止対策の徹底が行われていない場所への外出を避けるよう要請
・ハイリスク者(高齢者、基礎疾患を有する方)は上記取組を特に徹底することを要請

本校でも、改めて感染予防対策を徹底し、生徒の健康・安全の保障に努めて参ります。
御家庭におきましても、御協力のほど、よろしくお願いいたします。

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ありがとう

一昨日、17日(火)の真岡市教育祭において、「第27回新聞配達に関するエッセーコンテスト」で審査員特別賞を受賞した真岡小2年の児童が、各種活動優秀児童生徒として表彰されました。
真岡新聞にも掲載されていますが、新聞配達員さんへ感謝の気持ちが伝わるすばらしい作品です。
以下が受賞作品全文となります。


   はいたついんさん、ありがとう

 私は、朝、いつもおじいちゃんに、新ぶんをわたしています。おじいちゃんは、いつも、ありがとうと言ってくれます。わたしは、ありがとうと言われると、とてもうれしくなります。
 おねえちゃんに、その話をしたら、新ぶんは、みんながねているときに、とどけてくれる人がいるんだよと教えてくれました。
 わたしが、ねているときに、新ぶんをとどけてくれる人がいることを、はじめて知りました。 はいたついんさんは、だれに、ありがとぅって言われるの?と、おねえちゃんにきいてみたら「みんなねているから、ありがとうって言われないよ」と教えてくれました。
 はいたついんさんは、ちょっとかわいそうと思います。だからわたしがかわりに、ありがとうって言いたいです。
 はいたついんさん、ありがとう


感謝の言葉、「ありがとう」の輪が広がると、みんなが住みやすい社会になるはずです。
物部中から物部地区へ、そして栃木県、全国、世界へと「ありがとう」の輪を広げていきましょう。

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真岡市教育祭&芳賀郡市教育祭

本日、11月17日(火)、真岡市教育祭に参加してきました。
本校からも2名の生徒が、日頃の努力が認められ、栄えある受賞となりました。

また、本日予定されていた芳賀郡市教育祭ですが、コロナ禍の影響で式典が中止となってしまいました。
こちらも本校生徒1名が、栄えある受賞となりました。

物部中の主役は、やっぱり3年生です。
卒業まで4か月を切りましたが、誉れ高き賞をいただいた3名を中心に物部中を大いに盛り上げてほしいと思います。
3年生の、更なる活躍を期待しています。

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世界寛容デー

本日、11月16日(月)は、「国際寛容デー」です。
あまり馴染みはありませんが、1995年、ユネスコ総会での「寛容原則宣言」と「国連寛容年のためのフォローアップ計画」の採択に由来して、1996年の国連総会で制定されました。

この日は、人類にとり最も重要な徳の一つの「寛容さ」に世界の関心を向け、互いに寛容な心であることが社会にとってどれだけ重要であるかを伝えることを目的としています。

グローバル化が一層進展するこれからの時代、外国人など文化の違う人たちが一緒に生活する際に、「寛容さ」は何よりも大切な資質となります。
学校においても、他人との関わりの中でどうすれば「寛容さ」が身に付くのか、教職員と生徒が一緒になって考えていきたいと思います。

世界中の全ての人々が「寛容さ」を身に付け、争いのない社会が実現できることを信じて。

(エミレーツ航空が、昨年度の世界寛容デーに合わせて運航した、機体デザイン)

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SOS

本日、11月13日(金)、生徒会主催による、「いじめ防止サミット」を実施しました。
全体会で問題を提起したあと、縦割り班を10班作り、いじめにつながる「いじり」について、考えてもらいました。
今後、各学級や学校で「いじめ防止原則」を作成するなど、いじめ防止に取り組んでいく予定です。
生徒の主体的な活動により、いじめ防止が推進できることをうれしく思います。

さて、いじめの現状についてですが、最新の調査によると、昨年度、県内で認知されたいじめの件数は6003件で、過去10年で最多となっています。
全国に至っては、約61万件ものいじめがあり、やはり過去最多を更新しています。
そして、非常に残念ことに、物部中でもいじめがありました。
いじめを未然に防げなかったことに対し、校長として責任を痛感しています。

いじめは、他人の人権を踏みにじる絶対に許されない行為です。
加害者側にいじめたつもりがなくても、被害者側がいじめられたと思えば、それはいじめなのです。「ふざけていただけ」、「軽い気持ちで」などの言い訳は通用しません。
いじめ防止は、本校の最重要課題です。生徒と職員が一緒になって、「いじめゼロ」を目指します。

しかし、いじめは目の届かないところで行われます。
SNSなどによるいじめも考えられます。
もし、いじめられたら、先生、保護者、友人、電話相談などに必ず助けを求めてください。
ためらわずにSOSを発信してください。
学校は全力で被害者を守り抜きます。

本校は、生徒全員が笑顔で、安心して、のびのびと生活できるよう、「いじめゼロ」を目指し取り組んで参ります。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、御協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

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成長

長い階段を上るとき、その階段のすべてが見えてなくてもよいのです。
大事なのは、目の前にある一段を上ることです。

これは、「I have a dream.」と人種差別の終焉を呼び掛けた演説で有名な、キング牧師の言葉です。
黒人の公民権回復に生涯を捧げ、39歳の若さで銃弾に倒れたキング牧師。あまりに短い人生ではありますが、私たちに困難に立ち向かう勇気と行動力の大切さを教えてくました。
成し遂げたいことがあるとき、それが大きなことであるほど、進むことが怖いと感じることがあるでしょう。そういうときは、目の前のできることからはじめましょう。
未来に花が咲くことを信じて、初めの一歩を踏み出すことが大切です。

本日、11月10日(火)、感謝の思いを込めて、特設駅伝部活動報告会を実施しました。
勇気を持って特設駅伝部の活動に参加した部員の皆さんは、確かに成長への階段を一段上りました。
そして、その報告を聞いた生徒全員が、自分も成長への階段を一段上ろうと、思いを新たにしたはずです。

物部中の大いなる成長への一歩を導いてくれた、特設駅伝部の皆さんには、心から感謝します。
ありがとう。

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新型コロナウイルス感染症に関す差別や偏見をなくすために

昨日、11月4日(水)の全校朝会では、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見をなくすために、自分には何ができるかを考えてもらいました。
その際、参考になる動画をお見せしましたが、その主な内容は、以下のとおりです。

・人は、目に見えないウイルスに対して、不安や恐れを膨らませてしまう。
・人は、目に見えるものを自分の敵として、すり替えることで安心しようとする。
・目に見えるものとは、感染症にかかってしまった人やその家族、学校、地域などである。
・それらを自分から遠ざけることで、自分を安心させようとする。それが、偏見や差別の正体である。
・新型コロナウイルスは、「病気」、「不安」、「差別」の三つの感染症を広げている。
・ウイルスをなくすことは難しいが、「ウイルス」の感染、「不安」という気持ちの感染、「差別や偏見」という意識の感染は、一人一人の心掛けや行動でその拡大を防ぐことができる。
・優しさや思いやりは、ウイルスと戦う力になる。

このあと、各学級で改めて考えてもらう時間を設ける予定です。
新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見をなくすために、自分には何ができるか。しっかりと考えていきましょう。

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木枯らし1号 感染症に注意!

今日、11月4日、気象庁から東京で「木枯らし1号」が観測されたとの発表がありました。
そもそも「木枯らし」とは、「日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風のことで、冬型の気圧配置になったことを示す現象」のことです。

そして、その年の最初の木枯らしである「木枯らし1号」は、東京地方と近畿地方でのみ発表されます。
東京の木枯らし1号の条件は、以下のとおりで、この条件を満たさない年は発表されません。

1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8 m/s)以上である。

冬の訪れが間近に迫ったことを知らせる「木枯らし1号」
感染症の流行が始まる知らせでもあります。
今年は、例年のインフルエンザに加え、新型コロナウイルス感染症にも最大限の注意が必要です。
うがい・手洗い・換気などはもちろん、インフルエンザの予防接種など、万全の対策で臨みましょう。
私も11月9日(月)に予防接種に行ってきます。

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