校長室から

お知らせ

朝会②「くつをそろえて 亀山小の心をそろえよう」

本校の靴箱にはこんな詩が掲示されています。

 

~「はきものをそろえる」~ 

はきものをそろえると 心もそろう

心がそろうと はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと

はくときに 心がみだれない

だれかが みだしておいたら

だまって そろえておいてあげよう

そうすれば きっと 世の中の

人の心も そろうでしょう

 

この詩をもとに、今回の朝会では「くつをそろえる」ことについて話をしました。

以下、その内容です。

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「さて、皆さんはくつを揃えていますか?」

この問いに多くの子が元気に、「揃えている」と答えてくれました。

つぎに、4枚の写真を見せて、どの写真が本当に靴がそろっている状態かな?と再度質問をしました。

すると、「この写真はどの靴もみんなばらばらだから絶対に違う」「これはいくつかばらばらだから違う」「これは奥に入りすぎているから違う」等、色々な意見を出し合い、最終的に1枚の写真を選択しました。

「この写真が正解でいいかな?」という問いに、ほとんどの子が「OK」と。

でも、中には納得できない表情の子も・・・。

その一人に聞いてみると、「あの写真、ほとんどはそろっているけど、一足だけかかとの場所がずれている」と。

どうやら、この子にはほとんどそろっているように見えても、まだ完全ではなかったようです。

周りの子も「たしかに・・・・」と。

そこでそのわずかなずれを修正した新たな写真を見せると

「これ。これが本当の正解」と、すべての子どもたちが納得してくれました。

そこで、再度質問をしました。

「さて、皆さんはくつを揃えていますか?」

「揃えている・・・・・・」

おや?最初の質問の時よりも、だいぶ返事が弱々しくなっていました。

 

くつを揃えることは簡単なことです。正しくそろえることもさほど難しくはありません。でもクラス全員が納得できるように正しく揃えるということは、そう簡単ではありません。

ただ、これができたとき、クラスの心が、そして亀山小の心がそろうための大きな一歩を踏み出すことができたことになります。

くつをそろえて、亀山小の心をそろえましょう。

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御家庭でも、是非「くつをそろえる」ことについて話題にし、実践させてみてください。

亀山小の心をそろえるため、「くつをそろえる」ことについて、今後も継続して指導をしていきたいと思います。