校長室から
芳賀地区児童生徒作品展を見てきました
12月1日(土)~2日(日)「道の駅はが」において、芳賀地区
児童生徒作品展が行われました。本校からも6人の生徒の
作品を出品しました。粘土を使って、好みのキャラクター等を
作製しました。一生懸命造ったと感じられる作品でした。
児童生徒作品展が行われました。本校からも6人の生徒の
作品を出品しました。粘土を使って、好みのキャラクター等を
作製しました。一生懸命造ったと感じられる作品でした。
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11月 校長講話〈確かな学力〉
講話資料
11月7日(水)の朝会で、「知を磨く2」〈夢実現に向けて〉と題して、脳科学による「10代の
壁」の乗り越え方のヒントについて話をしました。
「10代の壁」とは、人には、7歳~15歳の子ども時代に、勉強や運動でつまずきやすくなる
壁があるということです。10代では、自分の性格や能力などを周りの友だちと客観的に比較
して「自分はそれほどできるわけではない」などと感じ、自信を失ったり、劣等感をもつように
なったりします。また、具体的思考が中心だったのが抽象的思考ができるようになる年齢で
もありますが、そこについていけず、落ちこぼれてしまうこともあります。例えば、算数では、
おはじきなどの具体物を使って習っていたものが、分数や分数同士の割り算が入ってきた
り、記号を使った数式が入ってきたりして、抽象的な思考が必要になってきます。
「10代の壁」を乗り越えるには、脳の中の「前頭前野」の発達が必要です。前頭前野が弱い
と、行動に対する結果がうまく予想できなくなります。前頭前野は大脳から送られてきた情報を
もとにして、よい結果をもたらすための行動を決定しています。前頭前野が弱いと、どんな行動
がよい結果につながるか、わからなくなります。自分が今している行動がどのような結果につな
がるか、わからなくなるということです。例えば、テスト前にゲームを少しやろうと思ってやりだし
たところ、長時間やってしまった経験はないだろうか。このような行動も前頭前野の未発達から
くるものです。
「10代の壁」を崩すには・・・
☆ 脳は「ことば」と「数」が好き!
黙読より音読 英語も音読する方が効果抜群 書く作業で脳は大いに活性化
コミュニケーションは脳全体が活性化
計算すると脳が活性化 ちょっと難しいを速く性格にするのも効果的(100マス計算)
※授業や学年で取り組んでいる「復習確認小テスト」「尊徳テスト」「基礎学力向上テスト」
に向けてしっかり家庭学習をして備え、結果を出そう!
☆ 家庭学習の習慣化が脳にリズムをつくる
脳を鍛える3要素
① 勉強・・・「学び」に強く勉める。
② 栄養・・・脳は大量にエネルギーを消費(1回の食事で4~5時間しかもたない)するの
で、朝食をしっかりとる。
③ 睡眠・・・脳は眠っている間に復習したり、記憶を整理する。夜更かしをしない。
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10月朝会 校長の話〈健やかな体〉
「なぜ、睡眠が大切なのか?」というテーマで話をしました。
7月実施の保護者アンケートと9月実施の睡眠・朝食調査票の結果より
保護者アンケートでは、全学年とも睡眠や朝食がとれていると、肯定回答し
ている割合は90%を越えていました。睡眠・朝食調査票では、睡眠時間が
7時間以上の生徒の割合は、学年が上がるにつれて低くなっていました。
1年生:87% 2年生:75% 3年生:63%
朝食を毎日とっていると回答している割合は、1,2年生は90%を超えてい
ましたが、3年生は金曜日、土曜日に夜更かしをして、翌朝遅くまで寝てい
て朝食をとっていない人が7人いました。部活動がなくなり、土日に早く起
きる必要がなくなって、そのような生活になっていると推測できます。勉強
して寝るのが遅くなっているのとは違うようです。睡眠は一般的に7時間以
上と言われています(必要な睡眠時間には個人差があるとも言われている)。
睡眠不足によって成長ホルモンのメラトニンの分泌が減って、体の成長や
精神的な弱さ(辛いことから逃げる、イライラ等)にも影響しています。また、
朝食抜きは脳の発達を妨げ、記憶力や思考力が弱くなると言われていま
す。よりよい眠りのために次の3点をあげました。
①夜の過ごし方 就寝1時間前に部屋の明かるさを落とす。
就寝30分~1時間前になったらスマホ等の強い光は浴び
ない。
②朝食 メラトニンの原料となるアミノ酸「トリプトファン」を多く含む卵、
乳製品、大豆製品、肉類などを意識して食べる。
③短時間の昼寝 午後2時頃眠くなるのは自然なこと。机に突っ伏して15分く
らい眠るのがコツ。
睡眠時間をしっかりとった人の方が学習効率が上がり、学力が向上する。
効果的な学習法は、考える内容の教科を先にやって、次に暗記の必要な
内容の教科をやり、すぐに寝ることがよい。例えば、漢字を覚えることをや
って、次にテレビを見てしまうと、覚えたことが消えてしまう。それは、脳の
『海馬』という部分が物を覚える作業をつかさどっていて、寝ている間に覚え
た知識を整理する作業をしているからだそうです。『海馬』は寝ることによって
大きくなるそうです。睡眠不足は、『海馬』を縮めることになるそうです。
認知症の人の『海馬』は縮んでいるそうです。この勉強の組み立て法を実践し
てみてください。

話の前に表彰を行いました。

いつも真剣に話を聞いてくれています。
7月実施の保護者アンケートと9月実施の睡眠・朝食調査票の結果より
保護者アンケートでは、全学年とも睡眠や朝食がとれていると、肯定回答し
ている割合は90%を越えていました。睡眠・朝食調査票では、睡眠時間が
7時間以上の生徒の割合は、学年が上がるにつれて低くなっていました。
1年生:87% 2年生:75% 3年生:63%
朝食を毎日とっていると回答している割合は、1,2年生は90%を超えてい
ましたが、3年生は金曜日、土曜日に夜更かしをして、翌朝遅くまで寝てい
て朝食をとっていない人が7人いました。部活動がなくなり、土日に早く起
きる必要がなくなって、そのような生活になっていると推測できます。勉強
して寝るのが遅くなっているのとは違うようです。睡眠は一般的に7時間以
上と言われています(必要な睡眠時間には個人差があるとも言われている)。
睡眠不足によって成長ホルモンのメラトニンの分泌が減って、体の成長や
精神的な弱さ(辛いことから逃げる、イライラ等)にも影響しています。また、
朝食抜きは脳の発達を妨げ、記憶力や思考力が弱くなると言われていま
す。よりよい眠りのために次の3点をあげました。
①夜の過ごし方 就寝1時間前に部屋の明かるさを落とす。
就寝30分~1時間前になったらスマホ等の強い光は浴び
ない。
②朝食 メラトニンの原料となるアミノ酸「トリプトファン」を多く含む卵、
乳製品、大豆製品、肉類などを意識して食べる。
③短時間の昼寝 午後2時頃眠くなるのは自然なこと。机に突っ伏して15分く
らい眠るのがコツ。
睡眠時間をしっかりとった人の方が学習効率が上がり、学力が向上する。
効果的な学習法は、考える内容の教科を先にやって、次に暗記の必要な
内容の教科をやり、すぐに寝ることがよい。例えば、漢字を覚えることをや
って、次にテレビを見てしまうと、覚えたことが消えてしまう。それは、脳の
『海馬』という部分が物を覚える作業をつかさどっていて、寝ている間に覚え
た知識を整理する作業をしているからだそうです。『海馬』は寝ることによって
大きくなるそうです。睡眠不足は、『海馬』を縮めることになるそうです。
認知症の人の『海馬』は縮んでいるそうです。この勉強の組み立て法を実践し
てみてください。
話の前に表彰を行いました。
いつも真剣に話を聞いてくれています。
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学力向上専門員訪問研修会〈確かな学力〉
第8回(昨年度から2年間の取り組み)学力向上専門員訪問研修会を実施しました。
今回の研修のねらいは、「とちぎっ子学力学習状況調査」(2年生実施)等の結果を
もとに分析した本校の学力面の課題を解決するために、授業をどのように改善して
いくかを学び合うことです。




3年2組の社会科の授業を、髙橋先生に公開してもらい、その授業をもとに次の2項目
について話し合いました。
①生徒の興味・関心を高め、主体的に学習に取り組む姿勢を育むために、ねらいを生
徒と一緒に決めていく方法について
②協働して学ぶ力の育成のために、問題文や相手の発表を理解することや考えを相
手にわかりやすく伝えるために書く力をつける方法について
今後も、自分の授業でそれらのことを意図して実践していくことを確認しました。
次回の学力向上専門員訪問研修会は12月12日に、保体と理科の授業を参観し合っ
て、授業改善、授業力向上を目指していきます。
今回の研修のねらいは、「とちぎっ子学力学習状況調査」(2年生実施)等の結果を
もとに分析した本校の学力面の課題を解決するために、授業をどのように改善して
いくかを学び合うことです。
3年2組の社会科の授業を、髙橋先生に公開してもらい、その授業をもとに次の2項目
について話し合いました。
①生徒の興味・関心を高め、主体的に学習に取り組む姿勢を育むために、ねらいを生
徒と一緒に決めていく方法について
②協働して学ぶ力の育成のために、問題文や相手の発表を理解することや考えを相
手にわかりやすく伝えるために書く力をつける方法について
今後も、自分の授業でそれらのことを意図して実践していくことを確認しました。
次回の学力向上専門員訪問研修会は12月12日に、保体と理科の授業を参観し合っ
て、授業改善、授業力向上を目指していきます。
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9月の朝会 校長の話「私は今を、生きていく」
『私は今を、生きていく』と題して、命の大切さについて話をしま
した。夏休み明け前後に未成年者の自殺は多く発生しています。栃
木県の未成年者の自殺者数は、2008年から2017年の10年間、
年間6人から14人で推移しています。今年の夏休み明け前後にも、
栃木県で3件の自殺とみられる事故が起こっています。
子どもは国の宝と言われています。君たち一人一人は本当に大切
な一人です。君たちはこれから結婚し、子どもをつくります。しかし、も
し君たちが自分の命をなくしたならば、その子は生まれてきません。
私の祖父も戦争で今の中国 満州に行き、戦後ロシア兵に捕らえら
れ、シベリア抑留になりました。しかし、戦争から生きて帰ってきたので、
今の自分がいます。もし戦死していたら、今の自分はいません。君たち
もそうかもしれません。君たちの先祖 父母、祖父母、曾祖父母、その
人たちが命を繋いできたから君たちがいるのです。
沖縄県主催の沖縄全戦没者追悼式にて、 中学校3年生が朗読した
詩の一節を読みました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、今を生きている。
みんなと一緒に。
そして、これからも生きていく。
一日一日を大切に。
平和を願って、平和を祈って。
なぜなら、未来は、
この瞬間の延長線上にあるからだ。
つまり、未来は、今なんだ。
大好きな、私の島。
誇り高き、みんなの島。
そして、この島に生きる、すべての命。
私と共に今を生きる、私の友。私の家族。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後に、山本有三の「路傍の石」の有名な一節を紹介しました。
たったひとりしかいない自分を、たった一度しかない人生を、
ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがない
じゃないか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
与えられた命を大切にして、命を活かしてほしい。
命を大切にして、いのちを繋いでいってほしい。
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