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お知らせ
第2学期始業式
いよいよ2学期のスタートです。
あまりの暑さのため、始業式はオンラインでの実施となりましたが、その際、下記のことを子供たちに伝えました。
笑顔あふれる79日間になることを願っています。
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みなさん、おはようございます。
夏休みはどうでしたか?
一回りバージョンアップすることはできましたか?
それともあとひと月ぐらい、夏休みがほしいかな?
さて、「79」。この数字は何を意味しているか分かりますか?
そうです。2学期に学校に来る日にちです。
この2学期には、修学旅行や社会科見学、遠足や亀山マルシェ、ドッジボール大会など、たくさんの行事が予定されています。今から楽しみですね。
校長先生は、79日間の2学期の間、是非みんなに意識してもらいたいことが3つあります。
まず一つ目は「安全」です。
学校生活で大切なことはまずは安全に過ごすことです。けがや事故にあってはせっかくの楽しみも台無しになってしまいます。そうならないためにも、日々きまりを守った生活をすることが大切です。「これくらいいいだろう」「理由があるからきまりを破っても仕方がない」そんな弱い心に負けた時に、大きな事故は起こります。きまりをしっかりと守って生活しましょう。
二つ目は「安心」です。
学校生活を楽しむためには、クラスや学校全体が安心できる場所じゃないといけません。人が安心できるかどうかの大きなポイントとなるのが、実は言葉づかいなんです。荒れた言葉づかいの中では、人は不安でいっぱいになり、だれも安心できません。それほど、言葉が人に与える影響は大きいんです。人を傷つけないようなまあるい言葉をつかうことを、是非心がけてください。
最後に何事も「楽しむ」ということです。
ですがこの楽しむは、ただ面白おもしろければいいということではありません。行事だったら、何のためにその行事をやるのか、学習だったらなぜ今日はこのことを学ぶのかを意識して、行事や授業、学校生活を通して、是非いろいろなことを学んでいってほしいのです。楽しみながら学び続けることを忘れないでほしいと思います。
この3つを意識することで、亀山小は、ますます、みんなが顔晴る、笑顔あふれる学校に近づいていくと思います。
さあ、いよいよ今日から2学期が始まります。
みなさん、笑顔で顔晴りましょう。
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1学期終業式
いよいよ今日が1学期最終日です。
終業式では子供たちに、以下のようなことを話しました。
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「71」この数字は何を表しているか分かりますか?
そうです。1学期に学校に来た日になりますね。
それでは、「44」この数字は何を表しているか分かりますか?
そうです。夏休みの期間を表しています。
いよいよ明日から夏休みですね。ところで、夏休みはどうしてあるのでしょうか。
理由は三つあります。
一つ目は、1学期に顔晴った心と身体を休ませるためです。人はがんばり続けることは決してできません。
ゆっくりと休むことも大切なのです。
二つ目は、2学期に向けて顔晴る準備をするためです。
これから教室で通知表をもらうと思いますが、1学期を振り返ると、もっと勉強をがんばりたい、もっと運動をがんばりたい、もっと生活面でがんばりたい、いろいろなもっとが出てくると思います。夏休みはそのもっとをうめるために顔晴れる期間です。1学期にできなかったことができるようになるよう、チャレンジしてみてください。
三つ目は、生活のリズムを、自分でコントロールできるようになるためです。
夏休み中はチャイムはなりません。日課もありません。自分で時間を自由に使うことができます。
その気になれば1日中だらだら過ごすこともできるし、好きなだけ遊ぶこともできる。夜遅くまで起きていることもできます。でもそれじゃいけないことは皆さんは分かっていますよね。
こうならないように、自分自身でけじめをつけた生活ができるようにならないといけません。これは人が生きていくうえで大変重要な力になります。そのための練習期間が夏休みです。自由な時間をうまくコントロールできるようにチャレンジしてみましょう。
ですが、何よりも大切なのはみなさんの命です。命より大切なものはありません。2学期の始業式で、またみなさんの元気な笑顔を見れることを楽しみしています。
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44日間の夏休み、けがや大病なく、充実した夏休みになることを心から祈っています。
朝会①~靴をそろえよう~
今日の朝会では、学級委員の任命の後に、昨年度の引き続き、靴をそろえることについて話をしました。
以下がその内容です。
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「 ~はきものをそろえる~
はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら
だまって そろえておいてあげよう
そうすれば きっと 世の中の
人の心も そろうでしょう 」
みなさんは、この詩を見たことがありますか?
そうですね、昇降口に張ってありますね。
校長先生はこの詩が大好きです。
靴をそろえることは誰でもできることです。
その気になれば、亀山小の児童全員でそろえることができます。
でも、それがなかなか難しい。
だけどもしそれができたとしたら、その学校はきっといざという時に学校全体が心をひとつにできる、ものすごいパワーをもっている学校だと校長先生は思います。
さて、亀山小には275人の子どもたちがいますが、275人全員が心をそろえて、全員がきちんと靴をそろえることができるでしょうか?
ところで、きちんとそろえるのきちんとってどういうことでしょうか。
それはかかとをそろえるということです。
そして、自分の靴だけではなく、是非自分のお隣さんの靴もみてあげて、もしずれていたらそっと直してあげてください。
そうすることで、みんなで気を付け合い、275人の心がそろい、一つのことを完璧に成し遂げることができます。
靴をそろえて、亀山小の心をそろえましょう。
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体育館から教室に戻るとき、さっそく靴箱の靴を揃えている子どもたちの姿を見ることができました。
令和7年度 第1学期 始業式
いよいよ新年度、第1学期が始まりました。
校長のことばとして、以下のような話をしました。
子どもたちの、真剣なまなざしが非常に印象的な始業式でした。
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おはようございます。
いよいよ新年度が始まりました。
ところで、先ほど発表した担任の先生ですが、みなさんの予想は当たっていましたか?
どの先生も素晴らしい先生方です。1年間、がんばっていきましょう。
さて、皆さんは「かしこく」「やさしく」「たくましく」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉は、本校の学校教育目標です。
この言葉を元に、今まで40年間(今年で41年目)、亀山小学校は学校教育を行ってきました。
校長先生はこの言葉を元に、今年も亀山小学校を「笑顔であふれる学校」をにしていきたいと思います。
ですが、「笑顔であふれる学校」を作っていくためには、大きな力が必要です。
その一つがみなさんの力です。そしてもう一つが先生方の力です。
皆さんには、是非「顔晴れる子ども」になってほしいと思います。
そして先生方には、「顔晴れる先生」になってほしいと思います。
ところで、この「顔晴る」ってどういう意味でしょうか?
それは、晴れやかな笑顔になるためにがんばることです。
では晴れやかな笑顔ってどんな笑顔でしょうか?
笑顔にもたくさんの種類があります。
楽しいことをやっているときの笑顔、面白い時の笑顔、様々です。
その中でも特に大切にしてもらいたいのは、うまくいかなかったことや辛いことを乗り越えて得られた時の笑顔です。
そんな笑顔が、皆さんと先生方の力でこれからどんどん増えていくことを期待しています。
この1年間、「笑顔であふれる」学校を目指して、顔晴りましょう。
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朝会での話
いよいよ卒業式がまじかに迫ってきました。
6年生は卒業式を迎えるまで、あと12日の登校を残すのみとなりました。
今日の朝会では受け継がれる校風について話をしました。
以下がその内容です。
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皆さんは、校風って何だか分かりますか?
簡単に言うと、その学校のいいところ、それが続いていること、学校のイメージみたいなことです。
さて、道を作ることと学校の校風を作ることは、実はとても似ていると言われます。
ところで、皆さんは道がどのようにできるか知っていますか?
町中の道を作るということではなく、まだ誰も入ったことのない山の中や、一面の草原に道を作るイメージです。
まず、誰か一人が目的地を目指して歩き始めます。
そうすると、草を踏み潰した跡ができます。
でもそのまま放っておくと、またもとの草だらけの状態に戻ってしまします。
そうなる前に、次の人が前の人が歩いた場所を同じように歩きます。
そして次の人も、次の人も、同じように歩いて行きます。
気が付くとそこには草はなく、道ができています。
こうやって道はできるのです。
学校の校風づくりも同じです。
40年前、この学校は誕生しました。
少しでも良い学校にしようと、当時の亀山小の子どもたちは、挨拶をしっかりとやったり、人に優しくしたり、けじめをつけたり、日々亀山小の校風づくりに励みました。そして次の年も同じように亀山小の校風づくりに一生懸命取り組みました。そして次の年も、また次の年も・・・。
そして現在、今の6年生を先頭に、今年も亀山小学校の校風はしっかりと受け継がれ、道は踏み固められてきました。
でもそれもあとわずかです。後もう少しで6年生はその校風づくりから離れ、5年生が先頭となった校風づくりが始まります。
6年生は最後の最後まで在校生を引っ張っていき、在校生は5年生が先頭となって亀山小の道を作っていくことを強く意識して、残り12日を過ごしてもらいたいと思います。
そして12日後、素晴らしい卒業式を迎えましょう。
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第3学期 始業式
昨日、第3学期の始業式を行いました。
新年を迎え、以下のことを子どもたちに伝えました。
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新年明けましておめでとうございます。
ところで皆さん、今年は何どしか知っていますか?
そう、今年は巳年、へびどしですね。
蛇は昔から、知恵と再生の象徴とされていました。
ところで、知恵とはどういうことでしょうか?
それは、考えたり、新しい知識を得たりすることです。
では再生とはどういうことでしょうか?
再生とは、もう一度元気に(よく)なること、今よりも、もっと元気に(よく)なること、 生まれ変わったように元気に(よく)なること、と考えたら分かりやすいかもしれません。
蛇は脱皮をしながら成長していきます。人間は残念ながら脱皮はできませんが、皆さんにとって今年は、いろいろなことを考えて・知って、古い自分から新しい自分に生まれ変わる年になってもらいたいと願っています。
そのためにも、
1年生の皆さんは、自分のことは自分でできるようになりましょう。4月から新しい1年生が入ってきて、いろいろなことを教える立場になります。そのためにも、まずは自分のことをしっかりとできるようにしましょう。
2年生の皆さんは、話を最後まで聞けるようになりましょう。話を聞いていて、途中でいろいろと質問したくなることが出てくるかもしれません。ですがぐっと我慢。最後まで話を聞けば、最後には全部わかることがたくさんあります。最後まで話はしっかりと聞けるようにしましょう。
3年生の皆さんは、ルールを必ず守れるようにしましょう。「だって、今日は○○という理由があるからできないよ」「これぐらいだったら大丈夫でしょ?」いろいろ理由はあると思います。ですがそれを言っていたら何も始まりません。ルールはルールです。自分たちの作ったルールもあると思います。しっかり守れるようにしましょう。
4年生の皆さんは、自分たちが正しいと思うことをやり抜く力を身に付けましょう。今学級や学年でやっていること、これが正しいと思ってやっていることがたくさんあると思います。是非そのことを、クラスや学年以外の場でも発揮できるようにしていってください。
5年生の皆さんは、自分たちが学校の看板になることを自覚して行動しましょう。4月からはいよいよ最上級生です。自分たちの行動の一つ一つが、亀山小のやっていることにつながり、下級生はそれを真似ていきます。自分たちの行動=亀山小の行動とみられる立場になることを自覚して、日々の生活を送るようにしましょう。
最後に6年生。あと3か月でいよいよ卒業です。亀山小学校6年間の学びの集大成が君たちです。その姿を、後輩たちに、言葉ではなく行動で示してあげてください。亀山小とはこういう学校だということを、背中で語ってあげてください。
50日と言う短い期間ですが、皆さんが、それぞれの目標に向かって、顔晴る姿を楽しみにしています。
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今学期も職員一同、子どもたちの健やかな成長のために、全力で子どもたちと向き合っていきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
朝会⑥~人権週間~
12月4日の朝会で、人権週間について話をしました。
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みなさんは「人権」という言葉を知っていますか?
人権とは、
みんなが幸せに生きるために誰にでもある大切な権利
のことを言います。
「権利」とは、「~したい」とか「~されたくない」と言えること、と考えたら分かりやすいかもしれません。
人にはたくさんの「~したい」があります。
例えば、勉強したい、運動したい、大きくなったら○○になりたい、自分の考えや気持ちを伝えたい・・・。
みんなは「そんなのあたり前じゃん」と思うかもしれませんが、昔は許されなかったことがたくさんあったんです。
「~したい」だけではなく、「~したくない」もたくさんあります。
悪口をいわれたくない、叩かれたり蹴られたり暴力を振るわれたくない、脅されたくない、仲間外れにされたくない・・。
ちょっとしたことで暴力を振るわれたり、大きな声で文句や悪口を言われたり、嫌なあだ名で呼ばれたり、ひそひそ話をされたり、SNSで自分の悪口を書き込まれたり、そんなの嫌だよね。
人権のポイントは、自分も相手も「安心」「笑顔」でいられること。
自分がやってもらいたいことは人にやってあげて、自分がやられたくないことはやらないことが大切です。
人権週間は、みんなが楽しく笑顔でいられるためにはどうすればいいかを考える週間です。
是非クラスでも、みんなが今よりもさらに楽しく笑顔でいられるためにはどうしたらいいかを考えてみてください。
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朝会⑤ ~「だけ星人ではなく」「も星人」になろう~
11月21日の朝会で、いろいろなことに取り組むことの大切さについて話をしました。
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突然ですが、皆さんは宇宙人はいると思いますか?
恐竜はこの世界のどこかに実は存在していると思いますか?
この世界には、そういったことを真剣に考えている科学者の人たちがいます。
福井大学には恐竜学部が開設されるとか。
では宇宙人について研究している人は、宇宙人のことだけを勉強しているのでしょうか?
恐竜について研究している人は、恐竜のことだけ勉強しているのでしょうか?
それは違います。宇宙人について研究している人は宇宙物理学や生物学を
恐竜について研究する人は気象学や地質学を
宇宙人のことだけ、恐竜のことだけ、勉強しているわけではなく、そのほかのことも勉強しているのです。
何かを突き詰めてやろうとするときは、そのことだけではなく、それ以外のこともやらないといけないんですね。
みなさんも、「~だけ」ではなく「~も」やるようにしてみましょう。
きっと自分のやりたいことが、もっともっと、うまくやれるようになります。
目指せ、「だけ星人」ではなく「も星人」!!
朝会④ ~1日10回「ありがとう」~
10月9日の朝会で、「ありがとう」について話をしました。
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突然ですが、「反対言葉ゲーム」です。
「上」の反対は?そう、「下」ですね。
「縦」の反対は?そう、「横」ですね。
「うれしい」の反対は?そう、「悲しい」ですね。
では「ありがとう」の反対は?「・・・・・」
実は「当たり前」なんです。何かをしてあげて「当たり前」と思われるのって、やっぱり悲しいですね。
この「ありがとう」という言葉、実は大人も子供も外国の人も、言われてうれしい言葉ナンバー1なんです。
では どうしてでしょうか?
この言葉をいわれると自分のことを認めてくれるように感じたり、自分を必要としてくれているように感じるから、この言葉は言っても言われてもうれしいから、こんな理由が多いそうです。
「ありがとう」いい言葉ですね。
実は、ありがとうには三つのレベルがあります。
①いいことがあったら「ありがとう」
②当たり前のことにも「ありがとう」
③大変なことにも「ありがとう」
です。
①はもう皆さんできているようですね。では②はどうでしょうか?例えば学校に来れること、朝ごはんの準備をしてもらえること、落とした鉛筆をひろってもらえたこと・・・普段つい「そんなことあたりまえじゃん」と思っていることに対して「ありがとう」が言えていますか?
「ありがとう」といえる場面は、生活のいたるところにあります。
まずは、②の「ありがとう」のレベルに向かって
1日10回「ありがとう」を実践していきましょう。
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さて、子どもたちは今日、「ありがとう」を10回言えたでしょうか?
「亀山小に「ありがとう」の言葉があふれるよう、教職員力を合わせて顔晴っていきたいと思います。
2学期スタート
長い夏休みが過ぎ、今日からいよいよ2学期がスタートしました。子どもたちは、それぞれに充実した夏休みを過ごしたようです。2学期は1年の中で最も長い学期です。その2学期を迎えるにあたって、始業式で以下のようなことを子どもたちに伝えました。
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みなさん、おはようございます。 今日から二学期が始まりますね。夏休みを終えて、みなさんの元気な顔を見られてとても嬉しいです。今回の夏休みを、1学期の終業式で約束した「顔晴る夏休み」「命を大切にする夏休み」にすることはできましたか?
さて、今日は「なぜ勉強するのか」についてお話ししたいと思います。みなさんも、「どうして毎日勉強しなければいけないの?」と思うことがあるかもしれません。勉強する理由は、たくさんあります。
まず、勉強することで、みなさんの「知る力」がどんどん育ちます。知ることが増えると、できることがどんどん増えます。また、目の前にある世界がもっと広がります。そして、物事を正しく判断することができるようになります。
次に、勉強を通して「考える力」が身につきます。何か問題にぶつかったとき、どうやって解決するかを考えることができるようになります。勉強は、みなさんが自分の力で考え、答えを見つける練習でもあるんです。
最後に、勉強を続けることで「努力する力」が身につきます。何かをコツコツと続けることは、簡単ではありません。でも、勉強することで、つらくても続けることができる力が身に付き、成功したりできるようになったりするためのコツをつかめるようにもなります。
この「知る力」「考える力」「努力する力」は皆さんが生きていく上で大切な力になります。その力を育むために勉強するのです。この二学期も、みんなで一緒に楽しく勉強しながら成長していきましょう。みなさんの顔晴り(がんばり)を、先生たちはいつも応援しています。
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本校の子どもたちが、この2学期にすくすくと成長し、多くのことを学んでいく姿をご期待ください。