校長室から

校長室から

芳賀郡市卓球団体リーグ戦大会の応援に行ってきました

12/3(日)真岡市体育館において芳賀郡市卓球団体リーグ戦大会が行われ、応援に行ってきました。女子団体2組だけの出場でした。男子2人が応援来てくれていました。1組は準優勝しました。1,2年生とも、6月の頃に比較して、とても上達していました。卓球に打ち込む姿を見て、うれしく思いました。
 
 
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2年生のマイ・チャレンジの意義

11月15日(水)~17日(金)の3日間、2年生がマイ・チャレンジ(社会
体験活動)を実施しています。ねらいは、
①地域における人とのかかわりを主とした社会体験活動を通して、生徒に生きる力や感謝の 心を育み、主体的に自己のあり方や生き方を見つめさせること。
②地域の人々と生徒の関係を持続化・深化させることにより、地域における教育力の掘り起こしを行う。
黙々と働くことも大切だが、体験場所の大人の人との会話がしっかりできるように、また、お世話なった方への感謝の気持ちを表せることが大切であると、指導しました。また、自分がこれから生きていく社会はどんな世界かを知り、どのように生きていくか考えてほしいと、課題を与えました。
  
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小中合同清掃活動の意義

11月13日(月)、物部小学校の3~6年生と物部中学校の全生徒が
合同で、物部地区5カ所(桜町陣屋跡・二宮神社・物部小学校・物部中
学校・専修寺)において、清掃活動を行いました。小中連携の目的は、
小中学校のつなぎによって中1ギャップ(中学校1年生に多い不登校)
をなくすことにありますが、それ以外の目的として、2つ考えています。
①小中学校教職員による授業参観や授業研究、教育についての話し合い
 によって、教職員の資質の向上を図ること。
②小中学生が合同で活動することによって、小学生は、「どんな中学生
 になりたいか」の目標づくり、中学生は、小学生に頼りにされること
 による自己肯定感・自己有用感の高まり。
  
12月7日(木)には、物部小学校の授業を物部中学校の先生が参観する
ことになっています。
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真岡市音楽祭に行ってきました

11月12日、真岡市音楽祭を見てきました。本校の吹奏楽部の2年生が
参加し、真岡東中、久下田中などの生徒と一緒に、臨時の合奏団を組みま
した。「アフリカンシンフォニー」など3曲を発表してくれました。
なじみの曲で楽しむことができました。
「吹奏楽部の2年生、大変すばらしかったです。」
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PTA研修旅行に行ってきました

11月11日、PTA研修旅行で、海ほたる→浜焼き食べ放題→木更津アウト
レットに行ってきました。参加者24名で、楽しい会話、会食、買い物に満喫しました。
PTA本部役員さんの企画で、バスの中も大変楽しい時間を過ごすことができました。PTA本部役員さん、ありがとうございました。
  
  海ほたる 風強く少雨          景色より食欲
 
  次は何食うべ~             アウトレットの大道芸
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11月朝会 表彰・講話

表彰を行いました。県新人陸上競技大会、芳賀教育美術展、芳賀地区英語
スピーチコンテスト、芳賀地区駅伝競走大会の賞状を授与しました。
 
       県新人陸上競技大会表彰       芳賀教育美術展表彰
 
芳賀地区英語スピーチコンテスト表彰  芳賀地区駅伝競走大会表彰

 今月は、2年生マイ・チャレンジ、3年生進路決定の時期ということで、
「夢を育む」と題して、「進路」「生き方」について話をしました。
日本人の平均寿命はどんどん延びていて、今の人の平均寿命は80歳代
ですが、40歳くらいの人の平均寿命は90歳代、中学生くらいの人の
平均寿命は100歳以上になると言っている学者もいます。人生はとて
も長くなるということですから、どんな職業に就くかは人生がよいもの
になるかどうかに大きく影響します。長い人生を生き抜くためにも、一
生に一度の人生を伸び伸びと生きると共に、たくましさを身に付け自ら
進んで社会のことを考え、多様な人と協働して問題を解決していく力を
身に付けてほしいと思います。そのために、人生の目標、志をもってほ
しい。
 4月の質問紙調査では、
「将来の夢や目標をもっていますか?」
  3年-物部中:87.1% 栃木県:75.2% 全国:70.5%
  2年-物部中:61.9% 真岡市:70.4% 栃木県:74.4%
  1年-物部中:91.7% 真岡市:87.8% 全国:83.7%
 ニューヨークヤンキース田中将大選手の高校選択理由を紹介、
 精神的に弱くて負けた中学時代、「自分を一番伸ばしてくれる高校」と思い、駒澤大学附属苫小牧高校を選んだ。普通の中学生は、甲子園に行ける学校と考えるが、田中選手は違っていた。自分をよく知っていたからでしょう。
 元広島カープ 鉄人と言われた衣笠祥雄選手のプロ球団選択理由を紹介、ドラフトがなかったので、「いろいろな球団のキャッチャーを調べ、一番弱いキャッチャーのいる広島を選んだ」と講演会で話をしていました。自分を生かせる場を真剣に考え選択。
 サッカー日本代表 イタリア セリエA インテレ・ミラノ 長友佑都選手の中学校時代の恩師が語った新聞記事を紹介、「『努力』の土台は中学時代にできたと自負している」  中学校3年間は自分の土台をつくる時期である。
自分の人生を決める貴重な3年間。
 万象具徳・・・二宮尊徳先生の教え  「どんなひとにも よさがある」
        (一部抜粋)       「もののとりえを ひきだそう」
                   「ひとのとりえを そだてよう」
                   「自分のとりえを ささげよう」
 夢をつかむためのポイント3
  1.目標をもってコツコツ努力できること〈積小為大〉
  2.自分のよさをみつけられること〈分度〉➔たくさんの人とかかわ
              り、授業・部活動・行事に真剣に取り組むこと
  3.世の中に貢献すること〈推譲〉
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10月朝会(校長講話・表彰)

今回は「睡眠と朝食」について話をしました。

  4月の各種テストの質問紙調査の結果より
 「朝食を毎日食べていますか。」の肯定回答の割合
  3年:物部中87.1% 栃木県94.0% 全  国83.2%
  2年:物部中90.5% 真岡市91.1% 栃木県93.5%
  1年:物部中100%  真岡市95.1% 全  国94.9%
 ※「朝食を食べないときがある生徒」は、3年:4人 2年:4人 1年:0人
   9月実施の「睡眠・朝食調査票」では、3年:7人 2年:5人 1年:4人
  と増えていました。

 「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」の肯定回答割合
  3年:物部中67.7% 栃木県77.3% 全  国75.6%
  2年:物部中52.4% 真岡市77.8% 栃木県75.6%
  1年:物部中63.9% 真岡市60.0% 全  国57.7%
   ※7月実施の「家庭学習についての保護者アンケート」の結果
   「お子さんに早寝・早起き・朝ご飯を実行させていますか(「自分ででき
   ている」を含む)」の肯定回答割合は、
    3年:78.1%(32人中25人)
    2年:82.1%(39人中32人)
    1年:77.5%(40人中31人)

      『朝食・睡眠に課題あり』と考えられる。
 
「平日、テレビ・DVD・ビデオを一日2時間以上」の回答割合
  3年:物部中45.2% 栃木県48.4% 全  国49.1%
  2年:物部中42.9% 栃木県50.5%
  1年:物部中52.3% 真岡市46.3% 全  国44.8%
   ※3時間以上の割合(人数)
    3年:22.6%(7人) 2年:26.2%(11人) 
    1年:22.2%(8人)
 「平日、テレビゲーム(コンピュータゲーム・携帯式ゲーム等)一日
 2時間以上」の肯定回答割合
  3年:物部中42.0% 栃木県33.7% 全  国:37.6%
  2年:物部中35.7% 栃木県35.7%
  1年:物部中13.9% 真岡市23.7% 全   国:21.9%
  「睡眠・朝食調査票」では、「朝すっきり」と感じる生徒は少数でした。
     『午前中の不快感(朝すっきりしない)の原因は睡眠不足にあり』
   
年々改良(悪)され、おもしろくなっているので、親子で制限の約束が
   必要
です。

  2時間以上ゲームやネットをやっている人は「ゲーム依存症」とか「イン
  ターネット依存症」(やらないといられない症状)となっています。中高
  生に多く、大きな問題となっています。中学生になってスマホを買ってか
  ら急に成績が落ちたという生徒がたくさんいます。このことは小学生のう
  ちに何とかしなければと言われています。4月の3年生の生徒質問紙によ
  る調査では
  「携帯電話・スマートフォンを持っていない生徒」の割合は約20%、6
  人でした。栃木県では約30% 全国では約20%でした。
   午前10時から11時に眠くなる、あくびをしている場合には睡眠が足
  りていません。
   それでは中学生は何時間寝ればよいか。ある研究グループの発表では、
  中学生は8時間と言っています。ぎりぎり短くても7時間です。
   睡眠を科学すると、子どもの睡眠は、深くかつ長いことが特徴です。浅
  いレム睡眠によって 脳を発達させ、深いノンレム睡眠によって、成長ホル
  モン(メラトニン)がでて、体を成長させます。このレム睡眠とノンレム
  睡眠が約90分間あり、繰り返します。つまり、9時間寝る人 は、このく
  り返しが3時間で2回だから6回繰り返されます。成長ホルモンの分泌量
  が減ってしまうと、体の発育に支障がでるだけでなく、我慢ができなくな
  ったり、イライラしたりして、切れやすい子になってしまうと言われてい
  ます。また、記憶力、思考力も減退して、授業中あたまにはいってこない
  し、成績も落ちてしまう可能性があります。
   朝、家の人に起こしてもらう習慣が付いている人が多くいます。自分で
  何でもやる主体性 が身に付かなくなります。
  「睡眠・朝食調査票」は、2週間、自分の睡眠時間、朝食、起床、朝すっ
  きりしているかどうかについて、自分を振り返ってもらいたく、記入して
  もらいました。自分のことが分かったでしょうか。

  「睡眠・朝食調査票」からの良い点は、
  ・7時間以上の睡眠、毎日朝食をとっている生徒が多くいました。
  ・振り返りをみると、睡眠時間の大切さについて前向きに考えている生徒
   が多くいました。   
  改善しなければならない点は、
  ・少数ですが、1週間の中で睡眠時間がばらばらだったり、極端に睡眠時
   間が少ない日があって、3~4時間しか寝ていない生徒もいました。
   0時間という日がある生徒もいました。
 睡眠時間と自尊感情にも関係があり、『自分を大切に思っている人は睡眠
時間も長い』結果になっています。

  たくさんの人が表彰されました。
    
 吹奏楽部・合唱部 銀賞   芳賀芸術祭 入選・佳作   

          
  郡市新人剣道大会 3位     800m・1500m 1位              






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朝会の校長講話より

  9月の校長講話は「自己肯定感を高めよう」というテーマで話をしました。
   自己肯定感とは、「自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている」と
 いう、自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいう。前向きな感情と
 もいえる。
  なぜ「自己肯定感」が大切なのか? 自己肯定感が高い子どもは、自分に
 自信があり、何事にも挑戦していく強い心をもっているから大切です。
  いろいろな調査で、日本の若者の自己肯定感は低いという結果が出てい
 ます。日本は、国際比較をしても、数学や理科の学力は世界でも上位になっ
 ていますが、学んだことを社会で生かすための土台になる「自己肯定感」は
 世界の中でも下位の方です。
  本校の実態調査の結果より(真岡市総合学力調査〈1年〉とちぎっ子学力
 学習状況調査〈2年〉全国学力・学習状況調査〈3年〉の生徒質問紙より)
  【1年】「自分には、先生や友だちからほめられるような得意なことがある。」
   本校:77.8%  全国:75.5%  真岡市:74.3%
    *全国、栃木県と同程度 
  【2年】「自分はクラスの人の役に立っていると思う。」
    本校:33.3%  栃木県:55.0%  
      「自分には、よいところがあると思う。」
    本校:47.5%  栃木県:71.1%
      「自分の行動や発言に自信をもっている。」
    本校:28.6%  栃木県:51.3%
     *栃木県と比べて低い
      2年生は教科の得点は県や全国の点数を大きく上回ります。
      だから、自己肯定感が、高まればもっと大きく上がります。
  【3年】「自分には、よいところがあると思う。」
    本校:80.6%  全国:70.7%  栃木県:74.7%
     *全国や栃木県と比べてとても高い
      だから、行事等で3年生が下級生をひっぱて、生き生きとした
      活動になっていると思います。
  自己肯定感を高める方法は、
   ① 将来の夢をもつ。
     ・夢に向かって進むことで、周りの目が気にならなくなる。
     ・夢をもつことで、自分の基準で行動できるようになる。
   ② 自分をほめる。
     ・完璧主義を避け、よく頑張っている自分をほめる。
   ③ 分かち合える仲間を見つけ大切にする。
     ・自分のことを認めてくれる仲間がいれば安心する。
   ④ 成功体験を重ねる。
     ・些細なことでもよいから、成功体験を繰り返す。
     ・成功したときに、思いっきり自分をほめるようにする。
  運動会に続いて、10月の文化祭(桜町祭)でも自己肯定感が
 高められる行事にしたい。主体的に取り組んで、みんなのために
 活動し、一人一人のよいところをみせてほしい。また、友だち同士
 よいところを認め合ってほしい。君たちがもっている表現力の豊か
 さを披露してください。

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2学期始業式の校長式辞より

  夏休み中、大きな事故もなく安全に生活できたことを嬉しく思います。
  夏休みに入ってすぐの総合体育大会では、「県大会出場」や「勝利す
る」という目標は達成できなかった部が多かったですが、大切なことは部
活動の目的が達成できたかどうかです。部員間の人間関係を通して人
間性を高めること、学校生活を充実させること、将来に向けてスポーツを
愛する土台をつくることなどは、君たちの部活動に取り組む姿勢から十
分達成できたと思います。この部活動の経験を、3年生は進路実現の過
程において、1,2年生は新チームづくりや学級づくりの過程において活
かしてください。試合の負けは人としての負けではありません。私は準優
勝が一番よいと思っています。負ける経験を知っている人は人の痛みが
わかり、そこから立ち上がる生き方ができるからです。昔、甲子園3連覇
を目前にして達成できなかった、四国の池田高校という学校がありまし
た。この学校の蔦監督さんは、「この子たちにとって負けたことはよかっ
た」と言いました。勝つ経験しか知らないで終わってしまったら、人生にと
ってマイナスと考えたそうです。昨日のワールドカップ予選、対オーストラ
リア戦で得点に絡んだ、長友選手は、前回のワールドカップブラジル大会
で全敗し、これで引退も考えていたそうです。しかし、これでは終われない
と4年後をめざしたそうです。また、点を取った浅野選手、井手口選手はリ
オデジャネイロ五輪の1次予選敗退を経験しているそうです。負けの経験
が今に生きていると言うことです。
  さて、2学期は、運動会、文化祭、2つの大きな行事があります。行事で
自分のよさを発揮し、覇気のあるところをみせてください。主体性、自分か
ら進んで取り組む姿勢、創造力、人を感動させる企画力、協調性、みんな
と協力して集団のために尽くせること、このような力をつけ、自分を成長さ
せてください。
  そこで、校訓の「分度」「推譲」を確認します。
 1つめの「分度」は見通しを立てて計画的に行うことです。行事を成功させ
るためには用意周到な準備が大切です。自分たちでこのような運動会、文
化祭にしたいという構想をもって取り組んでください。
  2つめの「推譲」は人のために自分の力を尽くすことです。行事を成功さ
せるためには、人を喜ばして上げよう、人と共に喜び合おうという、尽くす
心が大切です。
  2学期は、「分度」「推譲」を心にとどめ、みんなで頑張っていきましょう。

 

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